自分のルパパトスピンオフ希望記事を振り返る(1): 下手な鉄砲数撃って
■応援してくれた方たちへ
1年前のブログ「ルパパト: ダブルレッドの足の下 ~ノエルが人間ではないこと…」などを振り返りませんか?
4月に、はてなブログからこんなメールが来ていた。
1年以上の長きにわたってブログを継続いただいているユーザー様を対象に、 過去の同じ時期に投稿した記事を振り返るメールをお送りします。
ということらしい。
実は私も、この記事というよりこの頃から「ルパパトのノエルのスピンオフを願う記事」を書き続けていた活動について、1度振り返ってみようか、でもな・・・と迷ったりしていた。だから背中を押されてる気がしつつ、でもずるずる1ヶ月以上放置していたら、今月に入ってもう一度同様のメールが来た。
なんだか急かされてるみたい。
ならばこの機会に、特に当時から応援して下さっている人達に向けて、あの頃や今の状況と気持ちを書いておきたいと思う。
逆に言うと完全に自分語りなので、きっとその頃私がやってた事を知らない人にはなんじゃこりゃ?だし、知っている人でもついて来れる人をかなり選ぶだろうからご容赦を(汗)。
しかもダラダラ書いていたらまた長くなったので前後編にした。何やってんだ(汗)
■願いは変わっていないのに
去年の4月・・・
ルパパト終盤で「あれもノエルが悪い、これもノエルのせい」が炸裂、最終回ではノエルのドラマも彼への労いも願いの結末もぶん投げられて終わり、どうにか気持ちを抑えていたつもりだったけど、時が経つにつれダメージ蓄積量が限界に達してしまった。
だったらもう、終盤にノエルがどういう扱いを受けたのかとことん向き合ってみようか(怖)、と怨念満載で書いたのが、メールタイトルにもあったこれ↓。
ルパパト: ダブルレッドの足の下 ~ノエルが人間ではないことの意味~(長文)
https://kiuix.hatenablog.com/entry/2019/04/13/210155
約1年経って、先輩戦隊や後輩戦隊との2回のVSがあり、最新のリュウソウジャーVSルパパトでは、後輩戦隊とのVSという舞台を借りて、ノエルの描写についてはある程度埋め合わせして貰えたと思う。
その時の気持ちをダラダラ書いた記事がこれ↓。
リュウソウジャーVSルパパト 感想2: (ノエル限定で本編の愚痴多め・ネタバレあり長文)
https://kiuix.hatenablog.com/entry/2020/02/29/224022
だけど読み返してみると、1年近く間の空いたこの2つの記事で、願っていることはあんまり変わっていない。というかほぼ一緒だった(汗)。
・警察官としてのノエルの名誉回復
・パトレンとの関係の深掘り、特にパトレンがノエルの出自や願いを知るというドラマ
・ノエルの願いの結末
「ダブルレッド~」を書いた後にルパパトキュウで、ノエルは警察の装備を奪おうとするという、キャラの核の半分をねじ曲げる小芝居をさせられた。
そのために、ノエルから番組への「貸し」が増えて埋め合わせが相殺されたせいもあるんだろうか?
願いは変わっていないのに、新型コロナの影響による全面的な撮影中止等、戦隊も含めたドラマ制作を取り巻く環境は、いちファンが見ても1年前には思いもよらなかったような厳しいものになってしまった。スピンオフどころかレギュラー放送の撮影すら厳しい状況。
そんな時によりによってこんな記事を振り返れとか、はてなブログさん鬼畜?
わざと会員の傷になる時期と記事狙ってない?
と正直思った(汗)。
■書いて良かった探し
ニチアサは今月に入ってやっと本編の撮影を再開したけど、キャスト、スタッフとも密にならないような取り決めが出来て、特撮ならではの至近距離で熱い思いを唾と一緒に飛ばし合うドラマや、呼吸量の多い激しいアクションのシーンにも影響はきっと避けられない。
例年なら夏休み公開の劇場版だっていつ公開出来るか現時点では未定。
私がルパパト最終回後に書いた、何がテーマでも結局ノエルのスピンオフ希望で終わる記事は塵も積もればで30数本あるけど(笑)、こんな状況じゃ、結局徒労、何にもならなかったのかな?なんてつい気弱になったりもする。
でも私は意固地なので、自分がこれまでしてきたことは全部無駄だった、とかとても受け入れられない(泣)。
せっかく応援してくださった人達もいるから、今更だけど「お蔭様で」って何か差し出せる物も欲しい。貰ってばっかなんだから。そして自分への気休め材料も。
だから振り返ると言うより書いて良かったこと捜しをしてみた。
ぶっちゃけ自己満足で無理やりな自慢だ、ごめん(汗)。
■検索上位を狙う
かろうじての慰めは、これがブログという、ストック型のツールだってこと。
ある時ツールにはフロー型とストック型があると知った。
フロー型はSNS。ツイッターとかインスタグラム等、瞬発力があり一度に大勢に見て貰え、双方向のコミュニケーションにも向いてる。
だけど、時間が経てば流れて埋もれ、後から見つけにくくなってしまうという難点もある。
ブログのようなストック型はフロー型みたいな瞬発力拡散力はない。だけど記事を後からでも探して読みに行きやすいのは強み。
そしてもし検索上位を取れれば、ワードによってはそれだけ読んで貰える可能性も高くなる。
実は「ダブルレッド~」をアップ後しばらくして、この記事が「ルパパト ダブルレッド」での検索結果2ページ目に来ていたのを見た時、その可能性に賭けてみようかと思い始めた。
■声の大きいファンに
たぶんその前後だったと思う。私はFLTは見に行ってないけど、ノエル役の役者さんが舞台の上で
「ノエルの願いを叶えてあげたい」
と語ったというレポを見かけたときに
「役者さんよりスピンオフを望む声の大きいファンになれんもんかな」
とうっかり思ってしまった。
でもじゃあどうすればそうなれるか、って考えた時に、私に出来そうなのは、ブログに書き続けることくらいかなと。
で、当面毎週1本、最後をスピンオフ希望で締めるルパパトの記事を書き続けて、その中のどれかでも検索上位に来れればと思うようになってた。
下手な鉄砲数撃ちゃ当たる作戦(笑)。
まあ、傍から見れば痛々しいだろなとは思う。仕方ない。
このベクトルが正しいかどうかわからなかったし、正直今でもわからない。
■現時点の状況
検索上位狙いは比較的上手く行くこともあればかすりもしないこともあった。
書いた直後は上がってきても2週間後くらいに見てみたら消えていたり、逆に書いた直後は全然ダメで数か月後に気が付いたら浮上していたこともあったりで、法則みたいなものは今もよくわからない。
とりあえず現時点で調べたところでは、感想記事なら検索ワードで
「ルパパトキュウ 感想」
「ルパパト ファイナルライブツアー 感想」「ルパパト FLT 感想」
「ルパパト 公式(完全)読本 感想」
「リュウソウジャーVSルパパト 感想」、
でそれぞれなんとか1ページ目に引っかかっている記事があった。
感想以外なら「ルパパト」+
「東雲悟」「陽川咲也」「早見初美花」「TTFC(大賞)」「ギャラクシー(賞)」「テコ入れ」「スピンオフ」
ノエルを足すと「ルパパト ノエル」+
「コレクション」「ビークル」「追加戦士」「ダブルレッド」「ぬいぐるみ」「警察」「考察」
あたりかな?記事タイトルに入っているワードだと見つけやすい。
というか、途中からそういうワードをタイトルに使って行こうと思うようになったんだっけ。
■儚い願い
その中で「ルパパト スピンオフ」は、望んでいるそのものだったからなんだか象徴みたいに思えて、きっと検索数は少ないだろうけど、せめてこれくらいはと凄く欲しかった。
でも闇雲にスピンオフスピンオフ連呼してもなかなか取れなくて(涙)。だからもうタイトルからしてドンズバの↓の記事を書いてみた。
ルパパト: スピンオフで見たいもの、作って欲しい理由おさらい
https://kiuix.hatenablog.com/entry/2019/07/15/222620
なかなか上がってこなかったけど、2ヶ月くらいした頃に、いつの間にか検索1ページ目に浮上してるのを見かけた時にはちょっと泣いた(笑)。いい年して何やってんだか。
まあでも検索はある日急に上がってくるものなら、ある日急に消えてしまうものでもあるし、効果としてどうなのよってのはずっと頭にある。
本当は同じファン同士で楽しく語ったりイラストをアップして盛り上がっている方がずっと効果的で健全だと思う。労力だってイラストの方がかかってるはず。
だけど私にはそれらのことが出来なくて、公式やアンケートに意見送るのを除けば他に思いつく方法もなく、そんなアテにならない儚いものにわりとムキになって願いを込めてしまっていたのがあの時期(笑)。だんだんルパパト関連で検索する人自体が減っているのにね。
■要望があるという証に
それでもそういう位置にあると、ワードによってはちょこちょこアクセスがあって、何かイベントがあると影響受けて上がったりもする。
例えば先日のルパパトキュウのTTFC追加直後は感想記事のアクセスが久しぶりに増えた。
ルパパトキュウ感想 (ネタバレあり: ノエルについては辛口)
https://kiuix.hatenablog.com/entry/2019/05/06/224653
この記事はアップのタイミングが良かったのか早めに「ルパパトキュウ 感想」の検索1位に来ちゃって今に至ってる。たぶん通算のアクセス数は私の全記事の中で1位か2位で、検索上位狙いだと一番上手く行ったケースだと思う。
ただ、正直後ろめたさもある。タイトルからして「ノエルについては辛口」で内容も
「劇中で警察の装備を奪おうと小芝居をするあのノエルは解釈違いでパラレルって事にするけど、展開の為にキャラが踏み台にされること多いんでノエルから番組への貸しだと考えとくからスピンオフで返して欲しい」
なんて主張で締めている記事(怖)が一番上に居座り続けてて好きな人ごめんなさい(汗)という気持ち。
でも同時に、このままそこにしがみついて誰かに届いてくれんかなとも強く思う。(公式にも意見は送ったけど)
他の記事についても似たような気持ち。ただ、今みたいに番組制作が厳しくて、正直スピンオフどころじゃないはずの時期だと、以前書いた記事でもとりあえず出来るだけそこに居座って、そういう要望があるんだという証だけは細々とでも残し続けておきたい、という気持ちでいる。
その状態は私にとっては気休めでも希望でもあるんだけど、果たして応援してくれた人たちに「お蔭様で」と差し出していいものかはわからない。
そんなの、お前のブログのアクセスがちょっと増えるだけだろと言われても仕方ないかも。
また、検索する人も限られて少ないアクセス数からは、声の大きなファンになったとはとてもじゃないけど言えない。
けど、いったんこの活動を終えて数ヶ月経った現在、検索1ページ目にこれだけ残れていること、そもそもこれを続けられてたことは、読んでくれた人、ツイッターに上げた時にリツイートやいいねをくれた人のお陰だから、改めてお礼を言いたかった。
本当にありがとうございます。