キウイXのつぶやき

今はルパパト関連の呟きその他をまとめたり売上のこととか不定期に考察したりしてます

ルパパト42話: ドグラニオ主従の切なさとノエルのあれこれ

ルパパトの怪人の金庫に入ったコレクションを盗るって設定、つくづく発明だと思う。

怪人を倒すのとは別のコレクションを盗るための凝ったアクション

倒される前に間一髪で盗るスリル

金庫を開けるのが難しい強敵を攻略するための頭脳戦とそこから生まれるドラマ

特にライモン実験体それと今回のデストラ戦はコレクション奪取の要素がなかったら、VSとは言えここまで熱い物語が作れたかな?って思う。凄く良かった。

 

圭一郎の魂の変遷

25話→つかさのレッド援護の提案をもの凄く渋々了承

 32話→ノエルの快盗への協力依頼を拒否し決闘で勝ちを譲りコレクション奪取に参加「今回だけだ!」

 42話→自ら快盗の利用を提案し、レッドのピンチに自発的にビークル二つ握って金庫解錠

 

お世辞にも柔軟性があるとは言い難く、理想と現実が食い違う度にガツンガツン躓きながらついにここまで来たって感じで感慨深い。前回無理やりにでも1度コレクション回収に参戦しておいたことで免疫が出来たというか抵抗が薄れていたのもあるのかな。

 

24話では危険なペンダントを使いツタに取り込まれてしまった魁利を横目に果敢にコレクションを奪取した透真は、今は魁利の身を案じる気持ちの方が先行し過ぎてしまって動けなくなってしまったんだろうか。

一方、魁利と圭一郎は根底では相手の身を案じる気持ちもありつつ敵でもあるため、これまでの戦いでどちらも自分同様いわゆるブレーキに不具合があることも知り尽くし、そんな相手を互いにギリギリまで冷徹に見極められ呼応できる部分が二人だけにあったことで打開できた

ってことなのかな。

  

今回文字通りというか、これ以上ないくらい華々しく散ったデストラさん。

ルパンパトレンとX全員の必殺技喰らっても倒れなかったそれだけでギャングラー最強だよ。あのまま前回と同じように撤退しても、きっとボスなら責めずに対策を考えようと言ってくれたと思う。そうなったらもう戦隊側は打つ手がなさそうで、むしろ巨大化してくれて助かったかも。

でもデストラさんは「ボスが見込んでくれた自分」をこれ以上負けさせて絶望させることも「ボスの眼力」をこれ以上貶めることも自分に許さず、自ら戻れない巨大化を選んで散った。

なお別の方のブログで

デストラはゴーシュに手を借りると言ってもコレクションはあくまでドグラニオに命じられて1度は失敗した仕事をやりおおせる事で手に入れた 

との解説を読んで、私の中でとっくにストップ高だったデストラさん株が天井をぶち抜いたよ。

 

自分のためにそこまでするデストラだからこそドグラニオは誰よりも失いたくはなかったんだろうな。これまでと全然違う喪失感。

ゴーシュを下がらせ、暗い広間に一人きりで献杯。1話の誕生パーティーの賑やかさとは対照的。

生前のデストラなら一緒のテーブルで杯を交わそうと言っても分をわきまえて固辞していたんだろう。ドグラニオはそんなデストラの気持ちを信頼しつつも歯がゆかったかも。

失態を恥じる部下を励まし後継者最有力と背中を押し、それに部下が目一杯応えようとしたのが仇になってしまったというのが敵ながら切ない。

  30話でカンクスの戦闘中に「見てるだけで臭えな」って言ったってことは、1度はそのガスを喰らって悶絶してるはず。

気に入らない相手をちょっと手を動かすだけで殺せる力を持ちどんな暴君にもなれたのに、部下の、自分ではどうしようもない特性の被害にあっても恐らくは個性としてそれを受け入れた上に、デメリットを緩和し仕事にも役立てる一石二鳥のアイテムを選び与え伸び伸び行動させるって、人間でもなかなか出来ないよドグラニオ様。トゲーノ以外は手下が失敗しても責めないし、あれだけの集団を率いるのも納得の懐の深いボスだ。

 

 ゴーシュは今回ずっと協力的で、普段仲悪いから意外だったけど、そう言えば ライモン軍団の時に「後継者候補にはサービスしなきゃ」とか言ってたのでデストラを後継者最有力候補と認め恩を売ることにしたのかな。ボスが直々に後継者争いへの参戦を促したのをもし知ってたりしたら尚更。

 

今回のノエルさん

何か前線に出るべきではない秘密を抱えてコグレにも止められたけど黙って見ていられなくて日本に来て、外で魁利を見たら真っ先に「危ないから一人で出歩くな」と注意しながら自分はど派手な制服着て一人でティータイム。仮に自分を囮にしていたんだとしてもパトレンの到着の遅さから見ても単独行動なのかも。

この人はつくづく自分の身を守る意識が欠落してる。それは精神面にも言えて、必要なら自分を悪者にするのに躊躇いがないのと根っこが同じに見えるよ。

あんな寂しがりの甘えん坊の癖に誰からも信じて貰えないような蝙蝠ポジションを選び、歓迎して貰いたがりの自分を演じて実は快盗と警察の親睦会を開き、つかさと快盗の関係悪化を避けて恐らく自分だけがヨッシーのコレクション回収と打倒を引き受け、圭一郎達を好きだという気持ちを殺して足止めに向かい、助けられてもっと好きになった気持ちも殺して情報を盗み、自分の活躍を祝って貰いたい自己中を演じて強引に魁利と圭一郎の和解の場を作り。

 

そんな彼が、快盗警察の死闘をしばらくは見守るしかなかったってのがいろいろ深刻。

直接の原因ではないのに初美花が攫われた事にあれだけ責任感じるような奴が、自分の失態でコレクションを奪われその後街を破壊され、コグレに「更に厄介な事になりかねないからもう戦うな」と叱責されたらどんだけ身動きとれなくなるか想像を絶する。

だけどやっぱり傍観したままでいることは出来ない。出来るならそもそも来日してない。

 

 ゴーシュの双眼鏡で何かを見られた時のノエルの悲鳴に近い絶叫は、ボウケンジャーで錫杖がクエスターに通用しないと分かった時の高丘を思い出した。

襲撃のせいなのかそういう家風かルパン家は超人材不足で、快盗仕事は一般人に業務委託し諜報はコグレが一人で体張ってる。35話でそれが分かった時にこう書いた。

 

いれば多方面に役立つノエルにパリで大人しくしていて欲しかったのは、これまで「考えの合わない君が余計な首突っ込んで引っかき回すんじゃないよ」って意味だと思ってた。

けど、こんなカツカツの状態なのに敢えて、だとすると、もしかして理由が情なのか技術力なのかはともかくノエルを危険から遠ざけて起きたい気持ちもあったのかな?って気もしてきた。

 

戦闘力が高くコレクションの知識も豊富なノエルがいれば役に立つのは明白で、実際役彼がいなければ今頃魁利達は死んでコレクション集めも頓挫しててもおかしくないのに、今でもパリで大人しくしてほしかった。それはコグレの身内への情かノエルの技術力が理由かと思ってたけど、その他にも何かそれほどの秘密が彼の体に埋まってる?って可能性も出てきたのかな。

 

ルパパトって、マントひらひら華麗なアクションや、ある条件が揃えば失った人を取り戻せるとか、以前からなんとなく仮面ライダーウィザードを連想することがあった。

敵も攫った人間を原材料にした化けの皮を被って人間に擬態できる。その皮にもし生前の記憶がついてきたらファントムみたいだよなあと。

もしかして宇都宮Pがルパパトで本当にやりたいのはウィザードの戦隊版かも?と思ってたところへノエルの体に秘密。

もしかしてノエルって戦闘能力と食欲のあるコ・・・・みたいなもん?なんて考えが頭をよぎって怖い。

 

戦いの後のジュレでの慰労会。

魁利は一般市民の顔で圭一郎に「ありがちゅー」と言い、ノエルは快盗の協力あってこそと敢えて指摘し、警察は建前上表沙汰に出来ないけどそれ自体は否定しない。そんな形で警察と快盗の距離は縮まってる。

 そしてノエルは自分がルパンXだと知られていることを理由に、そんな建前は今更で、快盗を認める気持ちや感謝があるなら魁利達の前でだけは素直に解き放とうよと示し、この店が快盗と警察の心をもっと近づける場になればとこっそり願ってる。

ノエルさんは自分自身は何かこのまま戦い続けない方が良い秘密を抱え、それをゴーシュに知られてどでかいリスクになりそうな予感もあり、コグレにはもう戦うなと叱責される等いろいろ足元が危うくなってるのに、相変わらず自分そっちのけで快盗と警察を結びつけることに余念がなくて、本当こういうところは平常運転。 

敵ボスが後継者候補にと目をかけていた右腕を殺され静かに怒りを燃やしているところに、警察も快盗も知らない弱点?になりそうな秘密を敵に知られてしまうって、猛烈に嫌な予感しかしない。

ルパパト41話: ドグラニオのボスの器と透真の視点とか

「お前がまた暴れるのを見たかった」

「俺が手元においてなけりゃお前は今頃ライバルどもを蹴散らしてこの椅子を奪い取ってたんじゃないか」

 本当は誰よりも強いのにそれを封印して俺への忠義をつくしてくれたんだよな。

分かってるが勿体ねえ。

お前が後継者争いに勝つところを見てみたいぞ。

 

 凄い殺し文句。デストラの強さと忠義を強く評価し、一方で信頼して側近にしたために野心を制限してしまったことへの後悔を見せて後継者争いへの参戦を促す。ドグラニオの部下掌握の手腕に惚れ惚れしてた。

何百年にも渡ってギャングラーを統治し続けたのもデストラがあそこまで忠誠を誓うのも納得。

その真意はどうあれ言われた側はそりゃあスーパールパンXとU号のダブル必殺技喰らったくらいじゃ倒れられないよね。

 逆に言うとデストラさんてどこまでも忠義の人なんだよなあ。誰かのためにっていう参謀タイプ。

 

ジュレでは圭一郎が魁利と、咲也が初美花とそれぞれに和気あいあいと楽しそう。なんか相手が男か女かの違いはあれどよくここまでめげずに距離を縮めたもんだと感慨深い。

友情より問題解決が大事ならぶつかっても相談するしかないとアドバイスでき、初美花が明らかに迷惑そうでも透真のイライラゲージがほぼ可視化されていても満面の笑顔で寄っていける咲也。

懐かれてると思って住み込み先にテント張ったら突き飛ばされて距離を置かれ、それなりに悩み傷ついてやっと向こうから歩みよって距離が縮まったと思ったら次の一手が実家からの梅干し2壺(大)な圭一郎。

私から見るとどっちも鋼のメンタルだなあ。

咲也は画面の外で初美花に「頼もしいですね」なんて言われていてとうとうここまで来たかと。まあ、子供の頃からの夢とそれを封じて快盗やっている理由っていう肝を押さえてるからまだまだポテンシャルはあると思いたい。

 

一方透真。

つかさに見せた、透真の本当にうんざりしてる感じの溜息が懐かしい。仕方ないから受け入れるけど物凄く不本意、みたいな。

序盤で初美花に対して何度もやってた。あの頃は初美花がまだ足手まといのガキに見えていたんだろな。彼女のドジで敵に囲まれた状態で拳骨振り上げたりして。

それが7話の自分達が食われた後の孤軍奮闘や10話の諦めない踏ん張り、13話の頑張り機転、16話での自分のピンチでの気遣等を経て、22話では攫われたら頭に血が上る大事な妹、28話では古傷を話せる大事な仲間で心配する父親のいる娘、そしてもはや傷つく姿すら見たくない大事な仲間で家族に。

 

でもつかさに対してもあの溜息を見せた時点で既に客に対するシェフじゃなくなってるけど。

 

 大事な人を失ってそれを取り戻すためにずっと3人だけの閉じた世界で団結してきたけど

それを崩して外から入りこんできたのがよりによって国際警察で、いつの間にかまた大事な人になってしまったら失っても正体バレてももう一度傷つく。

だから透真は「自戒」し、つかさにも近づくなと言い、でももう手遅れなのも分かってるから見捨てず助けてそれがつかさの疑念を生む因果が切ない。

 

 未成年二人の保護者の鎧を外せずルパン家も信じきれずザミーコの事を一度は隠した透真だけど、隠したことに理解を示し自分の望みは遠のくかもしれないのに君達の味方だとコグレにも黙って協力するノエルはたぶん、快盗になって初めての、信じて頼っても良いちょっと年上の仲間になりつつあるのかもしれない。

透真が未成年二人に保護者目線を向けているように、ノエルは透真も含めた3人に保護者目線を向けている。ルパン家が危険な仕事に巻き込んでしまった一般人を無事に元の生活に戻す責任感からかな。

ただその分だけ、透真の目からはノエルの快盗と警察への思いには温度差があり、快盗への肩入れが過ぎて警察とはもう一つ良い関係を築けていないままに見えているのかも?という気もする。少なくとも「二人が傷つく」と言った時点では。

その後、「みんなが無事でよかった」という初美花に「そうだね」といつも圭一郎達が座る席に視線を向けるノエルをどう受け止めたろう。

ノエルのそんなこんなな思いに一番早く気付き一番重く受け止めるのが透真になるような気はしてる。

 

 以前デストラのハンマーにボコボコにやられてその威力も恐ろしさも骨身にしみているけど、だからこそつかさのピンチに急いで駆け付け、初美花のことも躊躇なく庇って背中に思い切り直撃を受けるノエルさんは今週もぶれないな。

 

 ラストのつかさ。

透真の銃の腕を見たら、もっと以前だったら、たとえ1度は疑いが晴れていても再度もっと詳しく調べてみようと提案したかもしれないと思った。

初美花や魁利と親しみ透真の思いを知って、自慢の鋭いセンサーが感知をためらってない?

関係が深まることで相手に向ける刃が鋭さを保てなくなってきてるのは快盗だけじゃないのかも。

 

透真の銃の腕を見たつかさ

旅行先で魁利の超絶射撃テクニックを見ている圭一郎

2人の情報が結びついたらヤバいかなと思ったけど、そんな時も咲也は「きっと2人ともアクション映画が共通の趣味なんですね」と満面の笑みで言いそうかな。彼の頭の中で魁利と透真は、夜ジュレの片付けの後二人でカッコ良い撃ち方の研究してるか、休みの日にサバイバルゲームに繰り出してたりして、と妄想してみる。

一方でデストラへの「お前人望ないんだよ」といい、初美花といい、割と無意識に他人の急所を掴んでいることがあり、善意のポジティブお化けでなかったらと思うとちょっと怖くもあるよ咲也。

 

予告に巨大デストラさんいるけど次回退場しちゃうのかな。ノエルとの因縁も拾って欲しいんだけど。

ネタバレは避けてるからわからないけど、個人的にはゴーシュの改造を受けて以前おぞましく見ていた「化け物」にまでなって欲しいかも。ただし、目をかけてくれたドグラニオのために自分の意志で、だけどね。

  

最後に、「二人が....傷つく」って、今回一番の良いシーンのはずなんだけど、ネットを見て回るとこの瞬間、一緒に見ていたお子さんが「二人がキツツキ?!」と反応してしまい、別の意味で涙にくれたご家庭が複数(汗)

香村さんもまさかこんな事態は想像もしてなかったよね。

改めて先週の爪痕の深さが窺われると同時に、「傷つく」なんて今後もシリアスな場面で何度も出てきそうな台詞にこんな地雷が埋めこまれてしまうなんて、と余計な心配をしてしまった(笑) 

ルパパト40話: ノエルは器用、ただし自分のこと以外

ここのところ、ルパパト放送日のTwitter界隈が楽しいな。

35話は「コグレさん」がトレンド1位。

「強制帰宅ビーム」は37話本編だけでなく36話予告だけでもトレンド入り。

前回39話は「エビフライ」がトレンド入り。

今回40話は「キツツキ」がトレンド1位に加えなぜか「レオタード」もトレンド入り。

放送後に鳥羽水族館公式がニチアサのタグを付けてジュゴンマナティーの違いを解説。

各所で盛り上がってるなと思う。特にキツツキはかなり盛り上がって目を引いたようなので興味を引かれて視る人がもっと増えると良いんだけど。

 

透真と初美花の心配のきっかけは最近の魁利のサボりなのに対し、魁利が思い浮かべたのがそれより前からの圭一郎への態度だったのがイマイチ繋がりが悪い感じはした。

ただ、快盗になると決めてから1年半、ずっと部屋は空っぽなままだった魁利が、子犬を拾い面倒を見るためにペットの飼育本に手を伸ばすようになったのは、ザミーゴという果てしないコレクション集めよりずっと近いゴールが見えてきて、快盗に全集中して張り詰めていた気持ちのどこかに他のものに目を向ける変化が生まれたんだろうか?って気もする。これまでだったら子犬が目に入っただろうか?入ったらほっとけなくなりそうな気は確かにするけど。

その気持ちはどこか圭一郎が自分に向けるそれに通じると思ったのかどうか 。

魁利の心の揺れ動きは原因が一つに絞れるものでなく、そういう意味ではまだまだ多感な未成年てことなのかも。

圭一郎への態度は何話か引っ張った割に着地がサブライターのギャグ回なのはちょっと拍子抜けだけど、逆に言うとそれだけこのギャグ回に全力をかけてる感じが「ギャグとシリアスの温度差で風邪をひく」と良く言われるルパパトらしい気もしたり。宇都宮P、こういう振り幅好きだよな~と思う。

 

今回のノエルさん

「君の態度に何かしら不安を感じていた」とは自分も同じように感じていなければ出てこない言葉だと思う。尾行にもしっかり付き合ってるんだしそれなりに心配してたはずだけどそれは言わない。

魁利を心配している透真初美花のこともよく見て気遣っている。

その上で「うらやましい」と3人との距離を理解し一歩引いた形で受け入れている。

前回ザミーゴを倒して元の生活に戻すと覚悟決めたから余計にかな。

魁利に対しては、まずは透真初美花が最近の魁利を心配してることに気付かせて、ちょっと反省モードになったタイミングを見計らい、原因の一つである圭一郎をパトレンチームごと連れて行って、和解しやすい場を作ろうとしたんじゃないかと思う。

例によって「僕の活躍で怪人を倒したお祝い」って自分をダシにして、魁利と圭一郎の間にいた子犬も抱き去って。別にあの程度の「活躍」なんて取り立てて珍しくもないんだし。

初美花に会えるからニコニコの咲也を除く、圭一郎とつかさの微妙な表情にヒヤッとした。面白いはずないんだよ。また警察には情報流さないで快盗と一緒に倒しちゃったんだから。

それを「一緒に祝え」って強引に連れ出すとか普通は面の皮が厚い自己中としか思われないよ。それは重々承知で、それでもこの機を逃さず圭一郎を魁利の所に連れて行きたかったんだろなと。本当は快盗と警察の親睦深めるのが目的だった自分主催の歓迎会と同じ。

この人はこういう「策略」は器用だけど自分へのフォローだけが皆無なんだよなあ。

 

ノエル→空っぽの部屋にずるずる居座って引きずり出される

圭一郎→ジュレのフロアにテントを張って突きとばされる

 

真意を隠すか正面からぶつかるかの違いはあれど、魁利の内面に危うさを感じてほっとけなくなり、何かの力になれればと取ったアプローチ方法がどこか似ているような気もする二人。 ただしその後が違う。

ノエルは快盗達のルールを受け入れその後は距離を保った。

でも、圭一郎はめげずにアプローチを続け、ノエルのお膳立てもあって和解し「友人」としてゲームアプリをgetした。

自分が和解のためにこっそり一役買ってる癖に、ノエルさんは少し圭一郎が腹立たしくもあって、「頭の固いおじちゃん」と言ったり魁利がゲームをインストールしたスマホを取り上げてからかったりしてみたのかなとちょっと思った。

 

スーパールパンXについて 

他人に撃って貰っているとはいえビークル以上に「自分で使っている」感があるなあ。空の上からじゃなく、至近距離だと余計に。

果たしてこの先つかさの「ノエルはなぜ自分で使わないんだ」の疑問に答が出るのか。結構思い入れが強くてあれこれ妄想した分、心配になってきた。なんとか回収して欲しいなあ。

ルパパトの売上: 下手するとルパンカイザーはルパンマグナムより売れてない?

トイネスの10月月間ランキングが発表され、10月6日に発売されたルパンマグナムが総合10位にランクインした。

月間ランキング | おもちゃランキング | おもちゃの総合情報サイト: おもちゃ情報net. https://www.toynes.jp/ranking/monthly/

トイネスランキングは主要小売の実売データを集計し合計金額を競うもの。

ルパパトのロボでは7月にXエンペラーが総合5位、8月に男の子向けにランクインしている。

ルパンカイザーセットは1度もランクインしていない。新戦隊が開始になりロボが発売された、一番売れるはずの3月も4月もGWのある5月も。

トイネスランキングはこの何年か戦隊のおもちゃの売上の参考で見てきたけどこんなことは初めてで当時絶句した。

 パトカイザーと同時発売で分散があったとしても、一番売れるはずの1号ロボがランクインせず、後半の、失速することもある追加戦士ロボと終盤のサポートロボがランクインするという逆転現象。

絶好調の仮面ライダージオウのおもちゃがこれだけ出てる中で食い込んでいるということは、ルパンマグナムは販売台数だけでなく売上合計金額でも発売月のルパンカイザーを上回っている可能性すらある。

なおAmazonでの売れ行きも見ていたけれど、Xエンペラーだけでなくルパンマグナムも発売1ヶ月の順位はルパンカイザーより良く見えた。

とは言ってもルパンマグナムが歴代のロボと比べて特別売れている印象はない。恐らくカイザーがそんなにも売れてないんだと思う。

 なぜこんなことになったのか。

 

 売れなかった要因はいろいろ語られている。その中で私は、特に大きいのが売り方のまずさと競合商品だと思っている。

売り方はVSチェンジャーセットとロボのセットを片方の戦隊で揃えると単価1000円超えの赤ビークルがダブる仕様で、かつロボセット発売がなぜかチェンジャーの三週間後だった。

このため、先に好きな戦隊のチェンジャーを買った子はロボセットを買わなくなり、かといって両親祖父母がロボ完成のために残りのビークルとグッティを正しくバラ買いするのはハードルが高く全体的に低迷。

そこに、シンカリオンという安く格好良く一箱で完成し、安心と信頼のプラレール連動という新幹線ロボが今年からアニメ展開して最強ライバルとなった。担当者も驚く販売好調だったらしい。私もGWにトイザらスに行った時に、売り場があまりにも大々的に展開されていて驚いたことがある。

2014年に妖怪ウォッチが席巻した時はライダーからアンパンマンに至るまであらゆるシリーズのおもちゃの売上が下がるという影響を受けた。言わば絨毯爆撃だったけど、シンカリオンは戦隊狙い撃ちのスカッドミサイルだと思った。

この条件ではルパパトに限らずどんな戦隊でもある程度苦戦したと思うけど、今年はVSで分散されたぶん特に子供人気で劣るパト側での不振が深刻になったと考えている。

 

一方、Xエンペラーとルパンマグナムは、なりきりとロボの両立という、シンカリオンにはないプレイバリューを買いやすい一箱完結で実現した。つまり上で挙げた特に大きな問題点2つが緩和された事になる。

更にXエンペラーはシンカリオンと同じく電車モチーフ。電車がいかに対象年齢の男の子に人気かは、男の子を持つお母さんなら実感している人も多いだろな。4年前のトッキュウジャーのロボ、トッキュウオーも大人気だった。

ルパンマグナムは価格がシンカリオンの初期ロボと同じくらいなのも買いやすかったのではないかと思う。

 

売れなかった原因にVS形式や番組中のパトレンの扱いを上げる人もいる。その影響が無かったとは私も思わない。でももう片方のルパンカイザーも恐らくルパンマグナムほども売れてない。パトカイザーと同時発売での分散を考慮しても。そしてバラ買いのグッティ単品も恐らく売れてない。その考えが強まったのはバンダイがこの終盤にこんな商品を出したから。

 

ビクトリールパンカイザー&サイレンルパンカイザーセット

http:// www.b-boys.jp/series/sentai/item/detail/5815/

 

 最初はこの終盤にまだグッティを付けたこのセット出す意味が分からなかった。もう欲しい子はみんな買い終えてるだろうに今更グッティがダブるこのセットを買うかな?と。

でも実はこれ、見方を変えると、赤ビークルのついていないルパンカイザーセットでもあるんだ。

VSチェンジャーのルパンセットを既に持ってる子が買っても赤ビークルがダブらない。 

 

これを出すということは、たぶんVSチェンジャーのルパンセットに比べてルパンカイザーは、セットだけでなくバラでもまだまだ売れてないとバンダイは見ているのでは?

もしルパンマグナムより売れてなかったのなら尚更。

そして、1番売れる発売月にも売れなかったルパンカイザーでも「ビークルがVSチェンジャーセットとかぶらないルパンカイザーのセット箱」ならまだ売れると考えてるのでは?

つまり赤ビークルがダブるあの売り方には問題あったと少なくともバンダイ自身が考えてる のでは?と思ってしまった。

 

12/3追記

トイネスランキングのリンク先は毎月15日頃更新されるため10月月間ランキングを転載

 

月間おもちゃランキング TOP10 (2018年10月)

総合 TOP10

1位 →

仮面ライダージオウ 変身ベルト DXジクウドライバー

2位 →

仮面ライダージオウ DXジクウドライバー&ライドウォッチホルダーセット

3位 →

L.O.L. サプライズ! シリーズ2 7サプライズ!

4位 NEW

ベイブレードバースト B-125 ランダムブースターVol.12 デッドハデス.11T.Z'

5位 NEW

仮面ライダージオウ DXライドウォッチダイザー&電王ライドウォッチ

6位 ↓

ベイブレードバースト B-122 スターター ガイストファブニル.8'.Ab

7位 NEW

ベイブレードバースト B-126 超Z無双ベイスタジアム

8位 NEW

仮面ライダージオウ DXファイズフォンX(テン)

9位 ↑

新幹線変形ロボ シンカリオン DXS11 シンカリオン ドクターイエロー

10位 NEW

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 快盗ヘンケイ銃 DXルパンマグナム

 

男の子向け TOP10

1位 →

仮面ライダージオウ 変身ベルト DXジクウドライバー

2位 →

仮面ライダージオウ DXジクウドライバー&ライドウォッチホルダーセット

3位 NEW

ベイブレードバースト B-125 ランダムブースターVol.12 デッドハデス.11T.Z'

4位 NEW

仮面ライダージオウ DXライドウォッチダイザー&電王ライドウォッチ

5位 ↓

ベイブレードバースト B-122 スターター ガイストファブニル.8'.Ab

6位 NEW

ベイブレードバースト B-126 超Z無双ベイスタジアム

7位 NEW

仮面ライダージオウ DXファイズフォンX(テン)

8位 ↑

新幹線変形ロボ シンカリオン DXS11 シンカリオン ドクターイエロー

9位 NEW

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 快盗ヘンケイ銃 DXルパンマグナム

10位 NEW

仮面ライダージオウ DXファイズライドウォッチ

ルパパト39話: いろいろと動き出して

 7話「いつもお洒落気合入ってるよね。好きなの?」

8話「きっと友達も巻き込まれたんですよ!可哀想に・・・・・」

 

ろくにまともな会話もしてない一桁話数にして、子供の頃からの夢とそれを封じて快盗をやっている理由という、初美花の重要な2つの核に関わる部分をごくごくあっさり掴んでいる咲也。脈なしと思われた序盤から実は、初美花の人生の大事な局面を支えるポテンシャルは持ってるんだよね。

 そこから少しずつ初美花からの見方が変わる出来事を積み重ねて、今やもう咲也はぼかしながらとはいえ大事な事を相談出来る頼れるお兄さんポジションを獲得してしまっているのかな。 

またそこで的確なアドバイスのできる咲也は、素直でポジティブ故に時に騙されることはあっても本当に大事な場面での優先順位は絶対外さない、国際警察に選ばれるだけの出来る人なんだなと改めて思ったし、そういうキャラを描ける香村さんもこの思考方法を引き出しとして持っているんだと信頼が増した。

咲也はこれが核にあるから尊敬する先輩達に対しても言いなりではなく必要と思えばバンバン意見するし、自分の立場より皆の笑顔を優先できるんだな。但し、これを実践するにはたとえその後相手から避けられても構わず笑顔で話しかけ続けられる、ある意味圭一郎より強靭なメンタルが必要な気もするけどね。

 

一方そのアドバイスを受けた初美花に「ノエルにザミーゴとの因縁を隠す」という方針を覆された透真。ずっと3人の閉じた世界で悩みも焦りも共有しながらいつしか未成年2人の保護者ポジションになり3人で暮らすジュレを家と思ってしまったけど、初美花は外の世界に自分達の問題を相談出来る相手を見つけ、魁利は独りだけでどんどん突っ走り始めて、子供が自分から少しずつ離れていくような感覚に戸惑ってるようにも見える。24歳独身だけど。

  透真の保護者ポジションの色合いが濃くなったように感じたのは28話なんだけど、初美花のパパ来訪で、また彩の父親に怒鳴られた過去を共有したことで、初美花を仲間としてだけじゃなく彩と同様に心配する父親のいる娘でもあると思ったんじゃなかろうかと。

 で、魁利にはコーヒー入れた後の惨状を見て、こいつは俺がついていてやらねばと全く違うベクトルで思ったんではなかろうかと(汗)

 

いよいよザミーゴが本格参戦で、彼の能力が凍らせて消失=殺すのではなく転送させるものだと判明。魁利達の大事な人はその時点では生きていたことになる。

但し、そうなるとザミーゴが何のために?と考えた時に真っ先に頭に浮かぶのが例のザミーゴの化けの皮商売。拉致した人間を材料にしてるんでは?とどうしても考えてしまう。今回もイセロブにわざわざ化けの皮の事を言及させていたし。

 

前回のザミーゴからのビクトリー情報は国際警察の内通者からだとすると、その内通者はただの人間より化けの皮を被ったギャングラーである方が個人的にはしっくりくる。

化けの皮に生前の記憶がついてくる仮面ライダーウィザードのファントム方式なら機密情報を握れる立場の職員を拉致、その皮を被った怪人が成りすまして国際警察に潜入しビークルや金庫の情報を流すことも可能では?

またもしそうなら化けの皮には無差別に攫った人間在庫から怪人が良さそうなのを選ぶ既製品と、入れ替わりを目的として攫う人間を指定した特注品があるかのかも。

その場合、彩と詩穂は攫われた状況から前者で選ばれてなければ冷凍保存のままだけど、人目につかない路地裏で一人ピンポイントで攫われた勝利は後者で出荷済み、しかも買った怪人は兄貴の顔で魁利との思い出を語れる、なんて残酷な状況もありえない話ではないような。

  

 ルパンチームは早々とノエルと信頼関係を築き、コグレとも互いに情が移り始めたけれど、ザミーゴの本格参戦で「コレクションを集めなくても3人が願いを叶えてしまう可能性」が急浮上し、その関係を根本から揺るがすかもしれないことには注目してた。

コレクションを集めきる前に取り戻せたらジュレ組がこれ以上戦う動機はなくなる。

コグレは「予想以上の逸材」に離脱されたくないだろうし、ノエルはもしかしたらコレクション集めは本来ルパン家で自己解決すべきと考えたとしても、そのためにわざわざ海を渡ってきた共闘構想を諦めて、ライモンや実験体より強敵がいると分かっているのに圭一郎達だけで戦わせられるのかと。

ここまでザミーゴを温存したのは、わざわざルパンチームの絆が一通り深まったこのタイミングで爆弾投げ込みたかったのかとも思った。

 

でも、てっきりノエルはザミーゴの話を聞いて葛藤するかと思ったらむしろ吹っ切れて、前のめりになったようにも見える。

ザミーゴの事をコグレには内緒にするということは、やっぱり本来一般人の魁利達を巻き込んだことをよしとしてないよね。

「ここは僕に任せて」が口癖で、自分のせいで初美花が捕まればまず詫び、人知れず拳を震わせ咲也を徹底的にサポートして一緒に救出し、ロボ戦後は2人のその後を見届けるために駆けつけるような奴が、大事な人を餌に一般人をルパン家の危険な尻拭いに巻き込んでる現状を受け入れたのはやむを得ずだったんだろなと。共闘を目指していろいろ覚悟して海を渡ってきたけど、コレクションを全部集めるまで魁利達を戦わせ続けなくて済む道があるのなら迷いなくそちらを選ぶくらいには不本意で辛かったのかなと。

20話で魁利に渡したカードの「会いたかったよ」は単なる社交辞令ではなく、大事な人を取り戻したい共感と、素人が(恐らく)厳しい訓練に耐え華々しく活躍していることへの賞賛と感謝と申し訳なさと、早くサポートに行きたいという焦りがこっそり、でも思い切りぶち込まれた本心だったと思う。

それを踏まえるとノエルの快盗側への偏りも

出自や目的の他に、本来戦う筋合いのない人達を戦わせている負い目から、戦うことが本来の仕事である警察より手厚く助けてあげなければという意識もあっての事かもと理由付けしたくなったり。

 前回「僕は君たちのことが好きだよ」と言いながら今回冒頭ではPCから情報を盗み見たのは、まあこれがあるから前回のイベントは中途半端に留めたのかなとむしろ半分納得したけど、特に快盗の正体を中心に守らなければならない秘密が多く、自分だけ正面から情報を要求も出来ない以上はこのままで行くしかないのかなと。

 ノエルさんやっぱルパンマグナム絶対手に入れられない人だわ。何度チャレンジしても一生かけてもたぶん生まれ変わっても無理。

別に大事な人の幻じゃなくても撃てないものがそこら辺にごろごろしてそう。たぶん保護本能と同情心が強すぎるのと本当はどんな自分の願いのためでも人一倍手段を選びたい選びたかった人なんだろなと。

 

「ノエルが取り戻したい人は誰にやられたんだ?」→飲んだくれのデストラの流れは、やっぱりルパン家襲撃の時の犠牲者の中にいるのでは?と思わせた。

前回ノエルとはデストラは初対面だったしデストラもノエルを「何者でしょう」と言ってたから、ノエルは襲撃に居合せずデストラが敵だと知らないのかな。 

ルパパトの売上: 7-9月決算は機会損失が痛すぎる

11/7にバンダイナムコ7-9月決算が発表になった。正直、自分の甘さを痛感した。

バンナムHDの第2四半期のIP別売上高 『ドラゴンボール』が7~9月期で330億円と過去最高を更新 『ドッカンバトル』と玩具貢献 『スーパー戦隊』が低迷 | Social Game Info http://gamebiz.jp/?p=224132

 見出しにある「低迷」は本文を読む限り海外展開も含めた売上が47%減ということで、パワーレンジャーの権利がバンダイアメリカからハズブロに移った影響が大きいと思っている。

但し国内トイホビーも厳しい。

 

スーパー戦隊

4-9月30億

4-6月14億なので

7-9月16億(前年マイナス4億)

思った以上に出荷絞られてた

 

7-9月のルパパトDX新商品

 

Xエンペラー8856円

Xチェンジャー5616円

Xロッドソード4104円

サンダー1620円

ファイヤー1620円

ジャックボット3456円

マジック1944円

スプラッシュ1944円

 

これだけ出してシザーとクレーンだけの4-6月から2億しか上がらないなんて。

ミニプラやガチャも前期より少なくなってはいただろうことを考慮してもさすがにショック。どんだけ出荷を絞られていたのかと。

 

主力ロボのエンペラー、売れ行きが心配でちょくちょくAmazonや近隣のおもちゃ屋をチェックしてたんだけどこんな感じだったんだよね。

 

初期出荷7/14→瞬殺

再出荷8/11→9月前半で品切れ

再々出荷10/6→今回の決算対象外

 

発売してからの2ヶ月半は品切れ期間の方が長かった。特に、発売直後の一番売れる夏休み前半を丸々品切れ状態で棒に振ったのは痛い。テレ朝夏祭りや映画公開日など親子で出かける戦隊イベントもあったのに。

Amazon直営が品切れになってから次の入荷までだいたい4週間、約1ヶ月もかかるのも歯痒かった。

それでもこのペースなら8月の再出荷分まで最初に生産してたとしても1ヶ月で捌けて期間中にもう一回追加出荷できてたろうに。

Xチェンジャーも8月下旬からAmazonを皮切りに品切れ店舗が増えてきて、再入荷は9/29。

ジャックボットも出荷数少なく8月の終わりにはAmazonでプレ値がついていた。ルパンカイザーとパトカイザーを並び立たせられる貴重な存在で映画での評価も高く人気だったのからもっと売れたのに。

正直ルパパトのことは贔屓目に見てしまってるだろうし、小売さんのことを考えれば仕方ないけど、売れる商品を出荷して貰えず、どこを見てもエンペラーとジャックボットは品切れ状態で9月末を迎えさせられた結果がこの数値なのが悔しい。

 

でも考えてみるともっと早く気付くべきだったのかもしれない。トイネスランキングの7月月間順位がルーブジャイロより下だった時点で。

トイネスランキングは個数ではなく実売金額を競う。ルーブジャイロの価格はエンペラーの半分ちょいだった。7月はエンペラー完売状態だったのにルーブに負けたということはエンペラーの初期出荷総数はルーブの半分、もしかしたらそれよりずっと少なかったってことなんだよね。

ランクインしてくれたことで安心してしまっていたあの頃の自分を殴りたいよ。

 

エンペラーは一箱でなりきりとロボ2形態。今年アニメ化で人気爆発し強敵に化けてしまった、 安い・かっこいい・安心と信頼のプラレール連動のシンカリオンともやっと戦えるプレイバリューがあり、VSチェンジャーとロボを片方の戦隊で揃えると単価1000円超えの赤ビークルがダブるっていう売り方の大問題からやっと解放されたロボでもあっただけに機会損失がなんとも勿体ないと思わずにいられないよ。

ルパパトの売上: 4-6月決算対前年比50%のからくり

38話で登場したサイレンルパンカイザーは、もともと4月のカタログバレではサイレンパトカイザーつまりパトレンジャー側の装備だった。実際の玩具ではパッケージにもその名残があるしチェンジャーにセットするとパトレンの音声が鳴る。

パトレンジャー側の玩具が売れないためバンダイが秋以降の玩具はすべてルパン側に寄せる決定をしたのはもう誰の目にもわかる。

ルパパトの玩具が不振なのは私も知ってた。発売月という一番売れる時期にルパンカイザーもパトカイザーもバラ売りの要グッドストライカーもAmazonランキングは3桁、トイネスランキングにはかすりもしないっていう異常事態に息を飲んだから。

その原因についてはいろいろ思うところがあるけど今回は触れない。

 

でも8月のバンダイナムコ4-6月決算が対前年(キュウレンジャー)50%という衝撃的な結果だったことがひとり歩きし過ぎて、それを裏付けとして製作陣への批判がネット上でヒートアップしている感じにはちょっと待ってと思うんだ。

その主要因は商品数と単価の異常な少なさだと思うから。バンダイナムコの売上って小売実売額ではなく出荷額だからその時期に発売した新商品数の影響は大きくなるはず。

 ルパパトは3月にルパンカイザーパトカイザーとロボを2体出した代わりに例年なら4月に出る2号ロボを出さなかった。更に当初6月末発売予定だったエックス関連を7月に延期した。その結果がこれ↓

 

4-6月に出荷されたDX新商品と定価

 

[キュウレン]

キューレット4104円

キュータマセット03 756円

キュータマセット04 756円

光キュータマ2160円

リュウボイジャー 3866円

オオクマボイジャー2376円

リュウテイオー8618円

キュータマコクピットセット 2268円

 

[ルパパト]

シザー&ブレード 1944円

クレーン&ドリル 1944円

 

実際には計上されるのは定価でなく卸値だからあくまで参考だし商品ごとに出荷数は違うだろうから単純に単価合計では比べられない。

でもルパパトの合計がリュウテイオー単品の半分未満という時点で衝撃的な差だと思う。

個人的にはむしろなぜこれで50%減で済んだのかの方が気になる。シザークレーンがそんなに売れた?ロボやなりきりが巻き返した?まさか。

 バンダイのトイホビー部門に売上計上される商品はDX玩具だけではない。食玩カプセルトイ、カード(データカードダス:DCD)、アパレル、生活用品等各種グッズも含まれる。その中の何かが底上げしたんではと思ってる。

それも含め ルパパトの売上が本当のところはどうなのかある程度見えてくるのって今月7日の決算になるんじゃないかな。

 

2戦隊分ということでロボ2体含む15商品出した1-3月が30億で4-6月が14億、ルパパト1-6月計44億。

 ちなみにルパパト同様にコレクションやってなくて商品展開が似ているジュウオウの1-6月計47億で差は3億。ジュウオウは6月末に追加戦士関連の初期出荷あったからその分が抜けたら「出荷額」としてはこんなもんかも。細かく見ていくとまたいろいろあるけど。

ちなみにジュウオウ7-9月決算21億。ただ、ここから先はルパパトとジュウオウの強み弱みが全然違うからどうなるか。結構注目してる。