キウイXのつぶやき

今はスーパー戦隊関連、特にルパパト関連の呟きその他をまとめたり考察したりしてます。ルパパトのノエルのスピンオフについて二言目にはしつこく要望してます。

キラメイジャー13話感想: 宝路は昭和男子とかお宝と人助けとか情報量多すぎ

今回はいろいろ情報量多すぎでいつも以上にまとまってない(汗)。

冒頭、夜道を歩く女性を巨大なハエトリソウが襲う。直接的な描写こそないけど、だからこそ助けが入らないまま食われたんだなと、放り出されたままのバッグが物語ってる。

なんだかマジレンジャーっぽい。ファンタジー戦隊で明るく女の子にも人気だった印象だけど、実は人がバクバク食われていた戦隊でもあるんだよね。

キラメイジャーもいろいろマジレンジャーを彷彿させるけど、敵の攻撃はわりと緩く馬鹿馬鹿しいけど実は恐ろしい作戦が多かった。今回のはこれまでで一番ストレートに怖い。被害の容赦なさもこれからはもっと出していったりもするんだろうか?

 

翌日?前回ラストの重苦しい空気を引き摺ったままでマブシーナに事情を聞きたいけど聞けないメンバーたちの中、1人だけ空気を読まず、キラメイシルバーの絵を上機嫌で描き上げた充瑠。その勢いのままに、本当に兄妹なのか尋ね、味方になってくれれば心強いと満面の笑み。

下手するとマブシーナの気持ちガン無視にも見えちゃう。

夢中になった時の傍若無人が出たのか、無意識にこの状況を打開解決するために動こうとしているのか、それとも充瑠の中にいる何かがそうしろと導いているのかな。

 

口の重いマブシーナの代わりに話し始めたのはファイヤー。

宝路は地球人で、オラディン王が地球に強いパワーの石を探知して訪れた際に知り合った男性の息子。

その男性の開発した探知機(シルバーのチェンジャーに酷似)で王は石のありかを次々探し当て、手帳に書き留めた。それが宝路が持っていた手帳。

そして発掘には宝路が合流。石のひとつを掘り当てたけど、それがモンストーンで宝路の体に入り込んでしまい、命の危険に晒されたため、オラディンが急ぎクリスタリアに連れ帰り、モンストーンを抑制するキラメイストーンを体に埋め込んで延命させた。一種の改造人間。

そしてそのままクリスタリアに残り、王の養子になったと。

 

でも石を体内に入れれば命が助かるってだけなら17歳の少年を家族から引き離して異星人の養子にする必要まではないと思うんだよね。

体内の石のせいでいつまでも老けないから元いた環境に置けないのか、当時はマブシーナ誕生前で後継者不在だったからか(ガルザさん・・・)、それともクリスタリアを長く離れてはいけない理由、例えばキラメイストーンの効力が切れるか定期的に入れ替えか追加しないといけないからクリスタリアに住み続ける必要があるとかで、野良異星人にならないように王が配慮したのか、は気になる。

最後のやつだった場合、宝路は体に爆弾を抱えていることになりそう。少なくとも宝路の体内には今もモンストーンとキラメイストーン両方入っていてバランスを保ってる状態。もし今後キラメイストーンの力が弱まりモンストーンを制御出来なくなったらどうなるのか。

回想では命の危険だったけど闇に引き寄せられかねないリスクもあっても面白いな、とか妄想が進む設定。

だけど展開次第ではそのまま流してもOKな上手い塩梅だなと。荒川さんらしい。

 

基地に宝路も堂々と乗り込んできた。追い出そうとするマブシーナを無視して無線で博多南さんを無鈴と呼び捨てにし、頼んでおいたメカの納品日だと凄く偉そうな態度で督促。

そこにヨドン襲来の知らせ。一緒に戦いましょうと仔犬の瞳でぐいぐい来る充瑠に宝路は「俺はお宝命」と共闘を拒絶。

でも人々を襲う巨大ハエトリソウにキラメイジャーたちが手が回りきらないでいると助けに来た。

そして前回みたいに手帳の謎を解くのを手伝って欲しいと小夜を掻っ攫う(汗)。

 

父上、手帳の書き方をもうちょい考えようや。せめて後に息子が読んでわかるくらいには(汗)。

邪悪な存在に手帳を奪われて悪用されるのを防ぐためかもだけど、でもイマジネーション溢れる人だから、後で自分が読み返した時にわくわく出来るように少年の心でわざと謎めかして書き留めたのかもとも思えるんだよな。

 

「もっかい抱っこ」

「ワンダー抱っこ!」

はどこから突っ込んでいいかわからない(笑)。ネットではまたマコト兄ちゃんがトレンド入りして暴れてたらしいけど(笑)。

 

小夜の助力でお宝の場所を特定出来た宝路は、ハエトリソウ再襲来に、また「お宝命」だと小夜だけを向かわせた癖に、手が足りなくて女の子が食われそうになるとやっぱり駆けつけて助ける。

助けた人が喜ぶ時に、ただでさえキラキラのシルバースーツにやたらめったらキラキラのエフェクトがかかるのを見て、充瑠は「あの人嘘つきだ!」と確信。

戦線離脱した宝路を1人追いかけて、

「本当にやりたいのはお宝探しより人助けでしょ?」

といきなり確信に踏み込んだ。

否定してみせる宝路だけど、表情が誤魔化しきれてないし、根はいい人そう。これは2度も助けに来てそのたびにキラキラしまくるのに気付いた充瑠が正解なんだろうね。

あとマブシーナから「みんなの笑顔があれば何もいらないと言っていたのにお宝のせいで人が変わってしまった」と聞いていたのも根拠のひとつなのかも。

 

普通ならお宝探しがやりたいことで人助けが義務や使命。例えばお宝探し戦隊ボウケンジャーの追加戦士ボウケンシルバー映士もそれに近かった。

そこをひっくり返してきたのに意表つかれたな。

お宝探しは王の為か他の理由で自分に課した使命なのかも。厳しい表情でマブシーナを突き放したところを見るとマブシーナにも何か関係あるのかな?

何にしても利己と見せて実は利他だったっていう流れは好感度的に手堅いと思う。

 

お宝(やりたいこと)と人助け(平和を守る)のせめぎあいは、

ボウケンジャーが戦隊で初めて人助け以外の目的を打ち出し

ゴーカイジャーでお宝→人助けへの変遷を見所とし

ルパパトでは2戦隊にふり分けてVS形式。

キラメイジャーでまた別の見せ方を打ち出してくれるのかなと思うと楽しみ。

 

ハエトリソウの本体が地下にあると知って、ショベ爺を呼び出そうとするキラメイジャーたちの前に、地下から土煙を上げてドリルマシンが飛び出してくるのは格好いい。ボウケンドリルもよくやってたけど、この見せ方好きだな。

 

地底に潜んでいたのはやっぱりハエトリソウの仮面を被った邪面獣。

今回は邪面師が出てきていないけど、前回の隕石邪面に紐付いたやつだろうか?と言っても隕石とハエトリソウってあんまり結びつかないけど。

地球の自然現象全般というくくり?そこまで広げたらもはやなんでもありかも(笑)。でもその方が作戦はやりやすいかな?

そう言えばいつも解説してくれるクランチュラさんが今回は出て来なかった。解説し辛そうだし、ただでさえ情報量多すぎな回だから仕方ないか。

 

ドリルがハエトリソウの触手をぶった切った後に地上組のランドメイジが参戦。

そこにスモッグジョーキー。ガルザさんと宝路、義理の叔父と甥の、地球での再会。

宝路にとっては叔父である以上に義父の敵。だけどそれだけじゃないみたい。

ちょっとカメラがランドメイジに向いてる隙に、ガルザさんてば膝ついてて、宝路に圧されてるっぽい(汗)んだけど、トドメをさそうと飛びかかった宝路はガルザがお宝のことを口にすると急に動揺してしまう。

「2度と耳を貸すか!」ってことは、耳を貸したことで何か滅茶苦茶後悔してることがあるみたい。

ガルザに唆されて、それがヨドン侵略時の宝路不在に繫がってしまったとかだろうか?

「ヨドンへイムはいいぞ」

とか、もしかして戦闘自体は劣勢だったのかもだけど、口調は余裕かましてねっとり煽って去って行ったガルザさん。

でも、いつか近いうちに宝路の前で充瑠にスモッグジョーキー乗っ取られて

「あれ?叔父上なにやってんかププッ」

て笑われて恥辱に打ち震えながらますますジャメンタルを滾らせるところは見たい(笑)。

 

ドリル納品の際に、宝路と博多南さんはかなり親しい間柄なのが匂わされたけど、実は兄弟でしかも宝路の方が博多南さんより2コ上という驚愕の事実が判明(笑)。

博多南さんが15歳の時に養子に行ってそれから30年ぶりの再会。ってことは宝路は実年齢47歳?(汗)

ひょっとしてスタッフさんはゼロワンの1000%さんの45歳に張り合って、インパクト的にそれより上を目指してたりしませんか?

まあいろんな事情で実年齢より若く見える戦士は過去戦隊にもいたけれど、バリバリ昭和の男ってより、平成をほぼ知らないってことがの方がちょっと衝撃。

そう言えばキラメイジャーたちの方は誰も昭和を知らないんだな。

宝路がノリノリで言い放った「8時だよ全員集合!」のラストの台詞を博多南さんが

「あれが昭和の別れの挨拶だ」

とトンデモなこと言っても誰も突っ込まないんだもの(汗)。いきなりこちらにも突き付けられるジェネレーションギャップ(笑)。

 

で、前回、宝路を見た時の博多南さんのかつてないほど厳しい表情は、王子への怒りなんかじゃなくて

「やべーにいに直々に地球に来きちゃった!ピッチ上げて納期に間に合わせないと怒られるー(汗汗)」

っていう焦りと完成のための気合入れ直しだったのか。

思わせぶりなシリアス演出にまんまと騙され過ぎて、いっそ清々しい(笑)。

 

博多南さんてオラディン王と同様に自分と他人の境界線薄そうだしいろいろ枠のなさそうな規格外の人だと思うけど、多感で普通なら学校生活や受験が世界の全てな15歳の時に、父親が異星人と友達になって実兄が養子に行き、30年間親戚付き合いというぶっ飛んだ経験してきたらそうなるかもな、といろいろ納得した。

彼が宝路に充瑠のフォローをしてるの、2話ラストの充瑠評をカットされた分を補完して貰えたようで良かったな。普段ファンキーなおっちゃんだけど、司令官として皆を温かく目配りしていて、決して他人のホットドッグを真ん中食いするだけの男ではないと(笑)。

これからは司令官やキラメイジャーやマブシーナの保護者ポジションとしての顔の他に、宝路と2人の時には弟としての別の顔も見せてくれるのか。今回の2人の場面が良かったので楽しみ。

 

マブシーナの回想で、今と全く変わらない見た目の宝路が、今と成長度合いが変わらないマブシーナを高い高いして

「私はもう子供じゃありません!」

と抗議されたのを見て

「そーだそーだ!いくら可愛いと思っても、あの年でいきなり義理妹になって日も浅い乙女への接し方じゃねーだろ!」

と思ったけど、30年間あの姿だったのならマブシーナが小さな時にああして喜ばせてあげた名残でついついやってたってことなのか。

今回はわりと顎で使ってたけど、少年時代はきっと博多南さんのことも何かと笑顔にしたがる優しく楽しい「にいに」だったんだろうな。

 

で、

「目上の博多南さんを呼び捨てはねえだろ?」

と突っ込んだ為朝って、あんなど派手な金髪でチャラい見た目だけど、このあたりキッチリしてるよなあ。

eスポーツはチーム戦もやるから体育会系なの?

でもお爺ちゃん子属性もあったりするし好物寿司だしと、むしろ古風な感じもして実は壁がとれれば昭和男子の宝路と一番気が合いそうな気もする。

というか、「目上」の博多南さんの更に兄に当たる相手にこれからどんな態度呼び方で接してくのかはちょっと注目してる。

 

仮面ライダーゼロワン37話感想: いくらヘイトを集めても

アークゼロに完敗し、迅に庇われてその場からイズを連れて逃げる或人。

迅の「アークは人間を超えている」と言われて初めて人間の手に負えなくなったAIの力に恐怖する。

・・・・う~ん。ごめん、時期的には最終決戦に至る前に主人公が今まで信じてきたものを信じられなくなって揺らぐって流れはありなんだろうと思うけど、これまで度重なるヒューマギアの暴走を見ても、自分の意思で暴走したチェケラを見ても「ヒューマギアは夢のマシン。人間と同様に扱うべき」とひたすら繰り返してきた或人には今頃?と思ってしまう。

自分が勝てない=いざとなったら破壊出来ない存在だから怖いとするなら、これまでヒューマギアを平等に扱えと言ってきたのは、いざとなれば自分が破壊すればいいから、ということ?

まあ

「お前を止められるのはただ一人。俺だ!」

を決め台詞にしているのはそういうことなんだろうけど、或人のような戦う力を持たずにヒューマギアの暴走に晒される一般の人々の恐怖が今頃わかったというのは、主人公の好感度的にどうなんだ?とは思う。

例えばお仕事5番勝負特に5番目のチェケラの暴走を見た時に「チェケラは悪くない」と言う他になんとかならなかったのかな?やっぱりここでも個人的にチェケラがネックになってる。

 

弱気になった或人を不破さんが励まし、福添副社長も飛電製作所に乗り込んで天津を引きずり下ろすためにシェスタを復活させたいと協力を請い、喝を入れる。

レイドライザーの発売日に合わせて、デモンストレーションを兼ねてザイアスペックを「敢えて」暴走させ、レイドライザーに倒させる、という方針に耐えられなくなった。

多少の死傷者はやむなしと言う天津、すっかり血も涙もない一介の武器商人。実年齢45歳とか若さへの嫉妬とかお見合いとか、過去の愛嬌付け?のギャグ描写はもはや消し飛んでる感じ?。

あれ?でもちょっと待って。前回副社長の会見では

「本日よりレイドライザーの一般販売を開始します」

って言ってるから、それがイコール発売日じゃなかったの?

前回のは予約受付開始って意味だった?でもじゃあ主婦がレイドライザーで変身した映像はなんだったの?

 

副社長の反撃は、本人も「遅すぎるくらいだ」って言ってたけど、ホントそうなんだよなあ。或人が飛電インテリジェンスにいるうちに、もっとまともに交流して欲しかったと思う。離れてみて初めて、ってのは現実の人生にもあるけどさ。児島さん、しっかり良いお芝居だったんだし、正しい使い方としての「役不足」って言葉が浮かんで勿体ないなと思う。

 

シェスタの器として専務がヒューマギアの素体を運んできたけど、或人はあれから不法投棄されたヒューマギアをもっと回収してないの?とちょっと思った。

回収したらすぐ注文に応じて復活しては派遣させてたのかな。

 

今回は天津がこれでもかというくらい、屈辱的な目に合わされた。

地下駐車場で亡のジャパニーズウルフ初変身のご挨拶に、服を切り裂かれてパンツ1丁で放置。

滅亡迅雷ライダー揃い踏み(迅はアークに乗っ取られてアークゼロだけど)に、途中まではらかなり善戦するも、最後はやっぱりフルボッコで何度目かの変身解除+負け惜しみの台詞。

頭に包帯&松葉杖状態で戻ってくれば、復活したシェスタの集めたこれまでの不適切な言動や悪事のデータを造反した副社長に突きつけられる。

 

天津が過去や今の状況の諸悪の根源なのは間違いない。

アークに悪意をラーニングさせたせいでデイブレイクが起き、甚大な被害が生まれた。少なくとも1人以上の死者は出ているし、或人も父親代わりのヒューマギアを失った。

滅亡迅雷が復活してヒューマギアを暴走させたのも天津の意思。それに乗じて唯阿さんに飛電を陥れるためのえげつない裏工作をさせた。

お仕事5番勝負あたりの天津のやり口はストレス溜まったし、或人が飛電製作所を立ち上げて反撃に転じてからも、見せられる描写は酷いものばかりでとても好きになれない。

だけど、こんなに何でもかんでも悪いことを全部天津のせいにしてヘイトを集中させ

「みんな天津が嫌いで彼を酷い目に合わせてボコボコにする場面が見たいんでしょ?そうすればあなた方視聴者は溜飲を下げるんでしょ?ではどうぞ!」

みたいな見せ方、胸が痛くなってくる(天津のはいていたザイアロゴのパンツはプレミアムバンダイで発売され、その販促もあったみたいだけど。)。

なんだろ。天津に対してヘイトが集まったのは、実際は天津のキャラクターだけでなく、それにやられっぱなしだった或人の無能さやいいなりロボットの唯阿さん、追い詰めきれない不破さんといった、ツッコミどころの多かった脚本へのストレスによるものも大きくて、天津はその象徴にされたようなものだと思うの。

それを1人のキャラクターが全部悪い、それに対する報いだから、と繰り返し惨めな見せ方をするっていうやり方には、今の私にはアレルギーに近いものがあるかも。

ここんとこずっと同じように負けているばかりで彼の掘り下げがないのも一因なのかな?役者さんは一生懸命演じているんだろうけど。

 

病室の唯阿さんはすっかり弱気で、これまでやってきたこと逐一並べ立てて反省モード。それをアイちゃんに慰められっ放し。

見舞い&対アーク敗北の報告に来た不破さんにも

「つまらん人生なんて言って悪かった」

「つまらん人生」という言葉が放たれた場面は軽めのギャグモードで、後で謝罪に繫がるという感じではなかった印象だけど、ひょっとして批判が多かったのかなあ。放送休止のために間隔が空いて比較的早めに対処してきたとか?なんて思ったりした。

脚本の都合や見せ方の無配慮で株が下がり、不満の声が視聴者から上がるとそれの解消のため酷い目に合わされ痛々しいほど謝罪を繰り返させられるキャラは気の毒だと思う。

唯阿さんホント、ザイアに戻ってからは良いとこなしで、ザイアを抜けてからもちょっとなあ・・・って感じだったし。

でも今回がミソギで、時間帯から反転攻勢ってことなんだろうか。そろそろ唯阿さんの、お寿司を頬張った時みたいな屈託なく笑った顔が見たい(なんかこれしょっちゅう言ってる気がする・汗)。

 

迅はイズを庇い、アークゼロの戦闘データをどこかに転送し、アークに体を乗っ取られても抗おうとしていた。

データの転送先はどこなのかな?

 

あと、短い場面だったけど雷兄さんの肩の力が抜けたべらんめえなキャラはいいなと思う。シンギュラリティデータを抜かれてもそんな感じなんだ。

ワイルドでアクティブなところが、わりと静かめな滅亡迅雷チームのアクセントになりそうだから、もっと見たい。

 

キラメイジャー12話感想: 空飛ぶドリルの新戦士キラメイシルバー

今回の追加戦士登場タイミングは12話。

6月頭にはCMと発売が本編に先行していたから、話数や順番とかは当初通りなんだろうな。短縮の影響はこの先の単発エピソードに起きるかもしれないってことか。あまり話数減らないといいな。今また首都圏の感染者が増えてるけど、これ以上の撮影休止なんてことにもなりませんように。

 

山での遭難者の治療に応援要請され、治療対象者が想定より増えて輸送ヘリが定員オーバーになったため、ヘリコをアテにして辞退したら痛恨のチェンジャーつけ忘れ&携帯圏外&遭難し足首捻挫。大チョンボ&大ピンチ。

今回は最終的に事なきを得たけど、こういうのを見ると、辞退された側とか想定外に1名増えちゃった側とか、もし大事になって後で知ったらどんな気持ちになるんだろうなと、ちょっと居たたまれなくなる。最初にヘリを勧めた隊員さんなんてめっちゃ後悔だろうなと。

 

そこにやって来た、いつ撮影したかは知らないけど見るからに暑そうなキルティング仕様の銀ジャケットを着た長髪のにーちゃん<宝路>。

山道でワンダーキュートな女性が見るからに怪我で動けないのに1度は放って行こうとして、咎めたら大笑い。変な薬を塗って2時間もすれば治ると医者の小夜の常識の範疇にない事を言い、急ぐからと再び置いて行こうとするのを

「何でも言うこと聞くから!」

と相手によってはかなり危険なことを(汗)。まあズレてる奴っぽくはあるけど悪い人じゃなさそうだし、あんな山中にこのまま置いていかれるくらいなら大抵のことは、という気持ちもわからんではないけど。

 

「お宝を求めて、冒険中なんだ」

もろにボウケンジャーのキーワードど真ん中。

もともと見た目や声でボウケンシルバー味を感じていたんだけど、次回の「お宝か人助けか」の選択のために敢えて意識的に強調したのかな?

追加戦士と最初に絡むのが小夜なのは意外だった。

 

山道を背負って貰いながら小夜も知恵を出したりして、お宝のありかに辿り着く。なんかいつもの洞窟。ルパパトで圭一郎とノエルが決闘したところかな?

宝路が呼ぶとホントに飛んでくるシャイニーブレイカーがいいな。見ていてわくわくする。

やっと掘り出したお宝=宝石は、キラメイストーンに似て非なるモンストーン。怪物化し、本能のままに動いてしかも人間の中に入り込もうとする石。

宝路が時間を気にしていたのはひょっとして、怪物化する前に掘り出そうとしていたんだろうか?

目の前に人間が2人いるのに、突如向きを変えて走り去ってしまうモンストーンを、宝路はシャイニーブレイカーに掴まって空を飛び、追いかける。なんか凄く魔法使い感があって格好いいな、シャイニーブレイカー。あんなにゴツい見た目のドリルなのに飛べるっていう意外性も良い。

 

一方、自分の溢れるジャメンタルを消し去らんばかりの光を感知し、不吉な予感に苛立つガルザさん。

そんな気持ちは知らずに

「ガルザ、ガルザ! 面白い作戦を思いついてしまったぞ!」

と母親に聞いて貰いたがる子供のように駆け寄り、

「寄るな、興味ない」

とバサ斬りされておかんむりのクランチュラさんが平常運転でかわいい。

 

クランチュラさんの作戦は「石には石」。というわけで、今回の敵は隕石邪面。隕石が地球文化なのかというツッコミは置いといて、空から燃えたぎる隕石を降り注いで攻撃出来るのはなかなか手強い。

これ、ルパパト夏映画でノエルがエルロック・ショルメに食らってビルの屋上から振り落とされたやつと同じだ。

小夜不在のキラメイジャーは、苦戦気味のところに、モンストーンが現れて隕石邪面の中に入り込み、更にパワーアップして大ピンチ。

 

そこに宝路登場。キラメイシルバーに変身して、ここからは文字通り独壇場。

ダンプカー2台に押し潰されそうになるのを水平開脚で防ぎ、腕組みしながら

「どんなもんだい」

はすっとぼけた味があって好感度上がった(笑)。

でもその態勢のままドリルで掘るな(笑)。どんだけ体柔らかいのスーアクの皆さん。前話でも為朝が綺麗な水平開脚ショットを決めていたよなあ。

 

モンストーンの毒気に阻害されて小夜のキラメンタルを感知出来なくなり、心配して捜索に来ていたマブシーナ、ヘリコ、ジェッタ。モンストーンが遠ざかったため小夜のキラメンタルGPSを探知して無事回収し、合流。

小夜がシルバーを宝路だと気付き

「エモいかも・・・」

となんだか恋する乙女ポーズ(汗)。小夜さんの「エモい」はわりと口癖っぽく軽率にひょいひょい出てくるけど、今回のはなんかシャレにならない感じもする。

 

一方マブシーナ、博多南さん、ファイヤーたちは

「まさか!」「マジか!」「あの方は!」

と知った相手に対する反応。まあガルザさんも知っていたんだしね。

 

シルバーは飛べるドリルという異色の武器を自在に操り、キラメイジャー4人が叶わなかった隕石邪面に圧勝。シャイニングブレイカー欲しくなってきた(笑)。

明らかに初期メンバーより「今は」格上なんだけど、追加戦士の恒例でそのうち弱体化するのかな?それとも塚田戦隊だから全員強化体来るのかな?とメタなことを考えてしまった。

 

宝路は何者かと説明を求める小夜に、約束だからといきなりほっぺにキス!「ママリナフニフニ」とは互いにほっぺにキスしあうことなの?

「お前も!」と小夜の身長に合わせて体を屈めて催促する宝路に

「……ま……しょうがないか」

と潔い小夜。約束だからとジタバタせずさらっとこなすのが男前で、却って変に嫌らしくならずに良かったと思う。

見ていた赤黄緑青は阿鼻叫喚だけど(笑)。特に年上組としてコンビ化し、何かと依存しているように見える時雨の顔の引きつり方と硬直ぶりは見てる分には面白いけど、当人の心中やいかに(笑)。

 

そこに割って入ったマブシーナが、宝路を「お兄様」と呼んで平手打ち。彼の不在が父オラディンの死とクリスタリアの陥落を招いたと責め、それまで新戦士活躍からのママリナフニフニの衝撃で沸き上がっていた空気が重苦しく一変して続く。

 

宝路の外見は地球人と同じ姿。なんで兄妹なのにそんなに姿が違うのか。

と思っても、博多南さんと種族の壁を超えて友情を結べるオラディンさんのあのいろいろ枠のなさそうなキャラだったら、地球にやって来た時に種族を超えて地球人女性と愛を育んでしまうくらい朝飯前な感じだし、自分との血の繫がりを重視するタイプにも見えないから、

 

① 今は亡き王妃が地球人で兄は母似で妹は父親似

②最初の王妃が地球人で兄を生んで早世し、クリスタリア人と再婚して妹が生まれる

③側室腹

④正式な王妃との結婚前に地球人女性と愛し合い兄が生まれる

⑤マブシーナの母であるクリスタリア人の王妃が早世し、再婚した地球人女性の連れ子

⑥地球に来た時に拾った孤児

 

のどれでもありえそうで困る(汗)。個人的に②推しだけど。

その地球人女性って博多南さんの親族だったりするのかな?ともちょっと思ったけど、もしそうならオラディン王がマブシーナに博多南さんのことを友人としか話してなかったみたいなのが不自然なんだよなあ。

 

その博多南さんは、新戦士の活躍に沸いていたキラメイジャーたちとは対照的に、かつてないほど厳しい表情だったのが印象的で不穏。

マブシーナの到着で友人の死を悟った時も、マブシーナの気持ちと今後を優先して明るく超前向きに接し、キラメイジャーたちの前で終始ファンキーに振る舞ってきた。

だけど、やっぱり心の底には友人を失った悲しみと無念をずっと抱えていたんじゃないかな。だからマブシーナと同様に王子への怒りがあってもおかしくないと思った。

もしかしたら、彼にとって宝路は友人の息子という以上の関係性の秘密があって、それが怒りに拍車をかけているのかもしれないけど、博多南さんの器や覚悟には結構興味あるので、この一見愉快なおっちゃんの内面に次回迫ってくれるなら嬉しい。

 

あと、宝路が「後輩」と呼んだということは、キラメイジャー達より前に変身能力を持っていたんだろうな。

で、博多南さんも彼を知ってたということは、彼の変身能力や装備を知ってた可能性もある。

もしかして博多南さんが地球人なのにキラメイチェンジャーを開発出来たのは、オラディン王から知識を得ていただけでなく、キラメイシルバーの変身装備の知識があったか、装備を共同開発したからかも?と思った。

 

今回初登場のモンストーンは、これからもちょくちょく出てきて、邪面師やもしかしたら邪面獣のパワーアップに貢献するのかな?それならシルバー登場ともバランス取れるし、初期メンバーの強化の必要性にも繫がる。

 

ところで、体の中に入れるのはモンストーンだけ?キラメイストーンの欠片とかは?

いや、王の予言を思うと、もしかしたら充瑠の中にも何か入っていたりしないかなと。例えば白いキラメイストーンが地球に到着した時に割れて、教室で寝ている充瑠のところまで飛んでいって体に入り、夢を見せたりとか。

モンスーンはわざわざ遠くの邪面師に入るほど邪悪な者に惹かれたけど、充瑠の場合はイマジネーションに惹かれた石が飛び込んだりとかしてない?

前も書いたけど、次々にピンチを閃きで解決していく充瑠のどこまでが彼自身の実力なのか、まだ疑ってる部分もあるんだよね。だから、これは先走りだけど、これまで自分の実力だと思っていたものが実は・・・となった時の充瑠を見たい気もする。

 

あと今回、追加戦士の初陣をばっちり見せつけてる反面、インセキ邪面の保険に紐付いた邪面獣が出て来てない。巨大戦要素はスカイメイジの出動だけで。

闇が貯まらなさすぎて保険を足しても邪面獣を出せなかったのかもしれない。

でも新戦士を警戒して温存し、後で2体1度に出してピンチ演出し、例えば新ロボにぶつけてくることもありうる。

この戦隊の場合、そういう自由度が高くて、つくづく良く出来た設定だなと思う

 

仮面ライダーゼロワン36話感想: レイドライザーを主婦が買える世界とか迅と唯阿さんの作戦失敗とか

本編本格再開。だけどなんだかツッコミどころも本格再開して感想も辛口めなのでご容赦を。

 

不破さんは記憶を書き換えられ死んだと思っていた家族が、実は生きていると知らされた。

でも会いに行くか迷った末にアイちゃんに背中を押されて遠くから確認しても、「あれが、俺の家族・・・」って言ったということは、中2以降の家族といた記憶は今も失われたまま。

ってことは、デイブレイクの偽物とわかっている記憶、家族を失ったという記憶そのものはまだ残っているの?痛ましいな。

両親は12年分老いていて、小さかっただろう弟は若者に成長してしまっている。その間一緒に過ごした恐らく温かな時間の記憶は2度と取り戻せないということ?

エイムズ、というかたぶん天津のしたことは、取り返しのつかない人権侵害だったんだなと改めて。

でも浅すぎる特殊な笑いのツボで間違いなく家族だと確信出来て

「つまらないほど普通で良かった」と呟けた不破さん。

その普通は目の前にいる或人には絶対に手の届かない普通だから、余計にその尊さが沁みる。

 

それにしても、占い師ヒューマギア、全然ダメじゃん。「会いに行くな」も当たってないし、職業として全然ダメじゃん。

ゼロワンはヒューマギアを通してお仕事紹介をするというコンセプトもあって、そのためにあのお仕事5番勝負に10話も費やしたんだけど、あんなヘンテコ色物みたいな紹介の仕方でいいの?・・・と思った。

まあそれ以前も「これって正しい紹介になってなくない?」と思うことはあったけど、不破さんの家族への悩みは事情が事情なだけにあんまり茶化して欲しくなかったから、余計に印象悪かったかも。

まさかスタッフさん、占い師全体にそういう偏見があるとかないよね?

 

アイちゃん

人間に模したヒューマギアとは違い、AI音声だけの丸っこい物体。

ヒューマギアから派生する商品はあってもいいけど、声優回のラストに出てきたものとの違いがわからないし、人間と同じ姿と分野によっては人間を凌ぐ力を持ち、シンギュラリティを起こせば自分の意思で人間に逆らい騙すこともハッキングされて暴力を振るうこともあるヒューマギアを、人間と平等に扱う扱わないにスポットが当たった後で、平等派の主人公が「今の自分にこそ作れるモノ」と繰り出してきたのがこれ・・・人に寄り添うけど逆らおうとしても抗う手足のないこれ、というのをどう受け取っていいのかわからない、正直。

下手するとヒューマギアなんか存在しない今の現実世界でも普通に出来そうだしなあ。

 

レイドライザー一般販売開始。

ザイアの自社製品ザイアスペックがハッキングで暴走するからその対抗手段としてレイドライザーを、飛電インテリジェンスの商品として売り出す。

流石にザイアスペックの販売元と同一会社で、というのは憚られたからかもだけど、レイドライザーは天津自ら住民投票の際に販促していたし、ニュースになるほど派手な買収劇で完全な子会社なのはバレバレの凄いマッチポンプ(汗)。

だけどそういや現実世界でも、中国が新型コロナを全世界に広めた後で医療機器やマスクを被害拡大している国に売ってたなとは、ちらっと思った。

 

ザイアスペックは人間の能力を最大限高めた上で暴走させてるのかもしれないけど、肉体はあくまで人間のまま。

入手したばかりで碌に力の加減も出来ないだろう素人が装着変身して繰り出すレイドライザーの攻撃をまともに受けて、無事で済むとはとても思えない。震えながらレイドライザーを手にした主婦はあの後どうなったか考えると怖い。

過剰防衛による殺人とか普通に起きそうだし、邪悪な人間が手にすれば普通に凶悪犯罪も可能。

ある意味免許とかなしに銃を販売するのに近いかもしれない。

これが許されるってなんかもう無茶苦茶な世界になっちゃったな。

 

でも或人にだけはそれを責める権利はないと思うの。結果的にいつまでたってもヒューマギアの暴走を止められず、実際に危険もあるのに回収せず、それどころかヒューマギアを人間と同じに扱えと訴えて実験自治都市計画までぶち上げた人間にだけは。

だから副社長を電話で責めるのを見るのはもやもやして辛かった。

 

或人からラーニングしたゼロワンの先頭データ、復活した滅亡迅雷のシンギュラリティデータ、更に滅亡迅雷の力を集めることで、アークが実体化した仮面ライダーアークゼロが登場。

実体化と言っても器が必要で、迅は滅の体に乗り移らせ倒そうとして、唯阿さんをその計画に引き込んでいた。

 

唯阿さんは迅の話に乗って、アークを実体化させてそれを倒すため、不破さんの頭から亡を解放した・・・それって、亡を復活させ、その結果ザイアスペックの暴走が起き、それを傍観してたことへのフォローになるんだろうか?

でもアークが想定外に無茶苦茶強くて、迅と2人がかりでも歯が立たず病院送り。

結果的に物凄く危険な事を物凄く安易に決めちゃって取り返しのつかない結果になってしまい、「私のせいだ」と自責するけど、やらかしちゃった感が凄すぎてキツい。今回、終始怯えたような表情しか見せてないのも辛いな。

 

迅はまだ「誰が復活させたのか」という部分が謎だから、まだ手持ちのカードを全部切ってはいないという理解で良いのかな?

でも少なくとも、「アークを実体化させて倒す」という計画はここまでのところ失敗。更には裏切りもアークにはお見通しで、どういう経緯かはわからないけど一時的に体を乗っ取られさえしてしまった。

次回予告では滅亡迅雷揃い踏みしてるけど、もう心が折れて軍門に下ってしまったのか、まだ切ってないカードがあって虎視眈々と機会を窺っているのか。後者であって欲しいけど。

 

そもそもアーク本体は海か湖の底に沈んでいるみたいだけど、なんでそれ自体を破壊に行けないんだろう?

少なくとも常人を超える力を発揮出来る仮面ライダーシステムの装着者、或人、不破さん、唯阿さん、迅はアークが諸悪の根源でその危険性を理解してるはずなのに。

ザイアが管理してる?滅亡迅雷が守ってる?アーク自体に近づくものを攻撃する力がある?

それとも誰も場所を特定出来ない?

実体化しなければ倒せない設定なら、それをもっと説明してくれないと、いたずらに迅と唯阿さんの株が下がるだけなんだよなあ。

 

キラメイジャー11話感想: 無限ループは苦難、恐怖、時々救い

予告でループ物だと知った時に、荒川さんだとジュウオウジャーの9話を思い出して、

「必要最低限の撮影で尺を稼げるからこんな時期の撮影再開1発目のエピソードとして最適だよな~、ここのスタッフさんはエピソードやネタの引き出しがめちゃくちゃ多いからそれを駆使して乗り切ろうとしてるし、それだけじゃなくミルクボーイとか最新のネタも積極的に取り入れようとしてるの凄いな~」

なんて勝手にメタ事情を推察した気になって感心していたら、日笠氏のツイートで、撮影はコロナ休止前に9割方終わっていたことを知った(汗)。ごめんなさい。

で、実際に見てみたら完全一致している部分の方が少なくて、所々変えつつ変わらない部分は変わらないように撮影していて却って滅茶苦茶大変そうでびっくりした。手が込んでるな(汗)。

 

eスポーツの試合で得意キャラを封印して見事に勝った為朝は、対戦相手の洋二郎から恨みを買い、いきなり前髪をむしり取られる。

むしった髪を「呪」と書かれた瓶に仕舞う仕草が無駄に芝居がかっておどろおどろしかったもんで、その後から戦闘まで同じ時間を繰り返していると認識した為朝は、てっきり彼が自分にループの呪いをかけたのかと誤解・・・するんだ(汗)。

瀬奈も「真木埜の呪い?」って言ってたけど、あの世界の人は、人間にあんなハッキリした呪いの能力があるとあっさり信じられるのかな。

まああの世界の現実として異星人が攻めてきて自分たち自身も不思議な力でそれに対抗しているんだから、あり得るあり得ないの境界線が薄そうではあるけれど。

いや実際には呪いの効力はなくても、あの前髪入り呪い瓶を蕎麦屋を継いだ後も自分の部屋に置いて、目に入るたびに「我の引退試合を汚した男・・・!」と恨んでたかもと思うと怖いわ(汗)。そんなことにならなくて良かった。為朝だけでなく洋二郎自身のためにも。

 

ループは今回の敵、リセットボタン邪面の力だった。

ドラマで初めて戦った時に「手捌き~」とピンクの名乗りを知ってたから、この時点でもう何度かループしてたことになる。

この時点で「弱っ」と言われてたってことは最初はどんだけ弱かったんだろう。負けを重ねるたびに相手に慣れて対策を練り強くなっていくタイプだそうで。

たまたまコケてぶつかってきた邪面師のリセットボタンを推してしまったことで、為朝も一人だけこのループを共有実感するハメになり、彼の受難が始まった。キラメイジャー全体にとっては幸運だったけど。

 

永遠に終わらないかもと思うと精神的にキツいし、だんだん強くなる相手がいつか自分たちを上回るかもしれないと思うと怖いよなあ。しかもそれを体感しているのは自分だけという孤独。そりゃあ苛立って声を荒げたくもなる。

 

そんな為朝の様子を怪しんだ充瑠がここでひらめキング。

このひらめキングの時にインサートされる白くキラキラな効果音付きのカットは何だろう?

単に充瑠の中から湧き起こる自由なイマジネーションの閃きを象徴的に視覚化したものなのか、それともクリスタリア特にオラディンの精神と何か繋がりがあるのか。

というのも、「本気になっても解決出来ない」と悩んでいる為朝に「嘘だ!本気でやったって言える?」

といきなり大声で否定してかかるのが唐突過ぎて。

サブライターさんだし、「本気」っていう今回のキーワードに直結させるためにちょっと過程をすっ飛ばしちゃったのかな?とも思った。

だけど、2話の蔵出し映像によれば実体化した魔進達の姿はオラディンが予言した通りだったことから、何かが彼を閃きの形で<正解>に誘導してない?なんて頭をよぎったりする。

正直なところ、エピソード0の充瑠と、2話以降次々に自身のひらめきでピンチを乗り越え人身掌握していく姿とのギャップが大きくて、今までのひらめきのどこまでが充瑠自身の実力なんだろうと疑う部分はあるんだよね。

覚醒前の充瑠の自己肯定感の低さはちょっとジュウオウジャーの操を連想したりもするので、香村さんと荒川さんの違いはあるけどみっちゃんの辿った更生の長い道のりを思うと(汗)。

 

充瑠の言葉が刺さり、「自分は本当に本気だったか?」と反省した為朝は、ゲーム会場に戻って洋二郎に謝り、再戦を申し込んで自分の最強キャラ=本気で圧勝し、洋二郎とも和解する。

そしてその対戦を通してリセットボタン邪面の攻略方法を見つける。

それは相手が何も学べない程の瞬殺を何度でも延々繰り返して相手の心を折ること(汗)。

凄いな・・・。

もしかして、友達とのゲームで圧倒的な実力差のまま手加減なく瞬殺しまくって上達できないまま心を折り

「もうゲームなんかやらない・・・」

とゲームから離れさせてしまった苦い経験が何度かあったりしたのかもと思った。

プロになってからは敢えて大戦相手をそうやって心理的に追い込む事もあったのかな。

そう考えると本気の為朝怖い。

一応邪面師だって、繰り返すたびに盾持ったりベチャットで囲ませたり鎧着たりして毎回対策とってるのに、毎回必ずその上を行って瞬殺してるんだから。

 

それにあの、何度やられても諦めず向かってくるのび太ジャイアンが根負けしたドラえもんのエピソードを思い出すと、命がかかっている戦いで毎回勝ってるとはいえ、邪面師より先に為朝の心が折れる危険もあった。それに打ち勝った彼のメンタルもかなりのもんだと思う。プロゲーマーの為朝だから凌げたのかもと思うと実はかなりヤバい敵だったんだな。

 

あと、何も知らなくてもショベ爺がずっと付き合って毎回違う掛け声で応援してくれたのは、たぶんショベ爺自身が思う何倍も励ましになったろうな。

為朝がショベ爺と一緒に戦ったのは戦力戦術以外にそういう精神的な理由もあったのかも。

 

洋二郎に対しては、最初だけは基地からゲーム会場に戻って再戦したけど、その後の繰り返しの中では、たぶん髪の毛をむしられる前に先回りして謝り、そのまま再戦を持ちかけて、会場から直接邪面師のところに行ってたんだろう。

基地に戻っていないから瀬奈の財布探しや誕生日クイズの場面には遭遇しておらず、だからヘリコは「Happy birthday」と言われて驚いたってことか。

 

洋二郎への対応は繰り返すことでより改善させることも出来たろうから、今度リセットされたらああしようと考えられることも、この無限ループを戦い抜く支えにもなったろうなと思う。

 

為朝にとって一番リセットしたいのは子供の頃の爺ちゃんとの場面だけど、それはもう二度とやり直せない。

洋二郎の引退試合も後で知ればそういう後悔になりかねなかった。

やり直せることは彼にとってはどこか救いでもあったのかもね。

そういう意味でもリセットボタン邪面には相手が悪かったかもしれない。

だから為朝がトドメを刺さなかったのは、相手が完全に戦意喪失したからだけでなくどこかで無限ループに感謝していたからかもと、ちょっと思った。

 

戦意喪失した邪面師にトドメを刺さなかった為朝は戦士としてはまだまだ未熟なんだろうか?

ただ、これ言うのは何度目かだけど、キラメイジャーは充瑠以外、圧倒的な才能と努力で一芸に秀でてその分野のスターとして輝いてるけど、戦士としても人としても若くて未熟って部分はわりと過去の戦隊よりハッキリ描いてる部分があって、そこがスターだけど等身大感や成長のドラマがあって却って新鮮で好きなんだよな。

そんでキラメイジャーが闇の保険の仕組みを知ってるのかもわからないけど、邪面師が戦意喪失したまま生きている状態は闇が溜まらないので、ガルザさえいなければ結果的に邪面獣の出現を防げて平和的な解決手段だったかもと思ってしまった(笑)。

 

完全に戦意喪失して「辞める」とヨロヨロ立ち去ろうとするリセットボタン邪面をガルザが斬惨殺した時に、クランチュラさんが「ガルザ酷っ」て言ったということは、クランチュラさんには敵に敗れて勝手に戦線離脱した部下だとしても殺すつもりはなかったんだな。

組織のありようも、他戦隊の敵みたいな「戦闘員はどんなに頑張っても戦闘員のままでは?」と怪人との間に絶望的な壁を感じさせる外見的違いもなくて、頑張れば上にいけるって考えると、ヨドン軍というかクランチュラさんとこは割と優しくて風遠しの良い職場だったのかもな。

ガルザさんが来るまでは、だけど(汗)。

 

ガルザの恐ろしさを見るたびに、そんな化け物が自分に向ける激しい敵意を毅然と受け止めて時には「へへ~ん」とか強気にいなしてる充瑠に、「怖くないのかなこの子?」、と時々思う。

まあニチアサって、ガルザ→充瑠以外にも、バングレイ→大和とかフェニックス→晴人とかみたいに、強くて残忍な敵が異常な憎しみを拗らせて粘着してくるのを皆当然のように受け止めているんだよな。

ヒーローのメンタルとはそういうものかもだけど、以前、職場で行き違いから同僚の一人に物凄い憎しみをぶつけられて肉体的危害は一切なくても逃げたくなったことがある私からすると、みんなタフだよなと思う(汗)。

 

ところで、これで個人回が2巡したわけか。今回含め為朝回は2回ともひたすら格好良いんだけど、時雨の2回のメイン回との方向性のギャップが凄まじいことになってない?(笑)

いや時雨回面白いし格好いい瞬間もあるんだけど、そろそろ彼にも真っ当に格好いいだけの回があってもいいと思うの(笑)。

 

ラストでマブシーナが「あの人」の予感に戦慄して、どう見ても今度の追加戦士のシルエットで続く。

そう言えば、人間とは違う姿のマブシーナを初めて見た時に充瑠がめっちゃ驚いていたけど、マブシーナは博多南さんを初めて見た時、クリスタリア人と全く違うその姿には全然驚いていなくて、人間だとは聞いていたろうし予備知識あったのかなと思ったけど、もしかして人間と同じ姿の宝路を知っていたからなのかな。

次回いよいよ本格登場で楽しみ。

仮面ライダーゼロワン35.5話感想:やっと新章始動でシンギュラリティポイントとか迅復活の謎とか

35.5話という中途半端な数字は、新章が動き出したけど実質は滅亡迅雷の総集編という扱いだからってことかな?

 

総集編では或人にアークのシミュレーションでイズの幻影を見せて彼女のふりをし、だけど時々なりきれずに崩れた口調混じりで或人からゼロワンの戦闘データをラーニングしたのが、イズと同じ容姿で髪だけが長いアークの使者<アズ>。

彼女が本格登場。滅亡迅雷のアジトに現れて、舐めた口調で滅、雷、亡のシンギュラリティポイントを次々に探り当てて、シンギュラリティデータを抜き取っていく。

抜き取られた後の3人は自我を無くして、完全にアークの意思のままに動くロボットになってしまったように見える。

滅と亡はそれぞれシンギュラリティに達して戸惑ったりしてる姿が、ヒューマギアだけど人間味があって好きだったのにな。特に亡は無機質な喋りながら、どこか不破さんに優しかったところとか。

 

滅亡迅雷として復活したばかりの雷は、口調は雷電兄貴っぽかったかな。

ちょっとわかりにくいんだけど、雷電は旧型でとっくにシンギュラリティに達していた。あのべらんめえ口調はその自我によるものだと思っている。

その頃から滅亡迅雷に情報漏洩してたけど、それは雷電自身が預かり知らないところでプログラミングされたことによるもので、自我はあくまで雷電自身。

それがゼツメライザーによってハッキングされアークの意思のままに仮面ライダー雷になった。

その時点で雷電兄貴の自我は失われたと思ってたんだけど、復活したばかりの雷は、シンギュラリティ状態でそのデータを抜き取られたってこと?

アークに接続した後にも、もう一度シンギュラリティに達していたってこと?

と、少し混乱した。

でも滅亡迅雷でありながら、昴のことを言われると動揺する、兄の顔になったかはわからないけど昴に対してありありと情が残っている雷は魅力的で、もっと見ていたいと思った。

復活したばかりでそれを抜き取られアークの僕として初期化されてしまったのならこちらも残念。

 

シンギュラリティポイントは

滅→迅

雷→昴

亡→ヒューマギア

迅→滅

だと言うけど、亡は不破さんに共感したことが大きかったんじゃなかったっけ?とはちょっと思った。というより不破さんと亡の間に絆めいたものが欲しいんだな。

 

一方、迅の番になるとちょっと勝手が違う。

本来、何のために作られたヒューマギアなのか、誰が復活させたのかはアークにもわからない。何のために作られたのかもわからないのは意外だった。作った飛電側にデータがないのが不穏。

アズがアークのシミュレーションで或人に化けてその情報を引きだそうとするも失敗。まあ偽物或人が胡散臭さ満載だったからあれじゃバレるよね。

迅は自分から「シンギュラリティデータを持っていけ」と言いつつ、その直後に何やら防御策を高じていて、たぶん渡すふりか偽データを渡したかで、彼だけはシンギュラリティデータ=自我が守られたっぽい。

そしてアズが去った後「アークが復活すること、それは予定通りであること」を誰かに伝えているようにも見えるラスト。

 

もし伝えているんだとしたら、それが迅を復活させた人物ってことになるんだろうか?誰だろ?

アークではないのは確実。

迅の復活を驚かなかった天津は何か知ってるか関わっている?

彼に「驚かないんですね」と言った唯阿さんは、滅も復元したし技術的には可能かもだけど、その場合はこの時点で天津に背いていることになっちゃいそうだし・・・あれ?そう言えば何で唯阿さんは滅を復元したんだっけ?

いやそもそも破壊された迅のデータは或人が持っていたから飛電側?迅がなぜ作られたのかというデータがないのも意図的に隠した存在が飛電側にいる(いた)ということ?

ところで是之助社長ってお墓もあるんだから確実に亡くなっているんだよね?では誰だろう?

大穴で副社長?いやいやまさか(笑)。

 

アズが持ち帰ったデータを取り込んで、次回からアークが仮面ライダーの姿になって登場する。

これがラスボス、予定通りに8月末で終わるならこれから最終章ってことになる。全部放送したとして後10話、全45話か。エグゼイドと同じ話数。

新型コロナでやむを得なかったとはいえ、滅亡迅雷4人の、それぞれ黒を基調としつつも各々個性が異なる衣装で集合した姿が何とも魅力的で、本当なら彼らの本格的な活躍があと5話見られたのかもと思うと勿体ないな。

今となってはお仕事勝負に10話も費やしたのが余計に(泣)。

特に個人的にはシンギュラリティ状態の雷と亡という温度差最大値っぽい2人がどんな会話をするのか見てみたかった。

 

予告を見ると、シンギュラリティデータを抜き取られた滅亡迅雷達が何かに驚愕しているみたい。シンギュラリティに達していなくても驚きはするだろうけど、彼らがもう一度シンギュラリティに達して、それぞれの大事な存在とアークとの間で葛藤する姿が見られるといいな。

 

キラメイジャー「ガルザとクランチュラのジャメンタル研究所」感想: 悪のシリアスボケなガルザさんとのほほんツッコミのクランチュラさん

実質総集編とはいえ敵幹部二人の可愛いデフォルメイラスト付きタイトルでこういうコーナーが作れてちゃんと面白いって時点で、ガルザもクランチュラも制作側が「2人とも視聴者に愛されていて、しかもどういうところが愛されているか」をちゃんと把握してるんだろな。

OPナレーションもガルザさんが乗っ取っていてノリノリ(笑)。あくまで本人はイケボでシリアスな渋い悪の幹部の道を邁進しているつもりで笑いが取れてるから困るよこの人(笑)。

 

そんなガルザさんに

「お~い、ガルザ~、ガルザってばあ」

と近所の友達を遊びに誘う子供みたいなクランチュラさんののほほんぶりが素敵。

 

実質7話と8話の2話分だけの総集編なんだけど、今回もしっかり本編の補完になっていたし面白かった。

一番感心したのは、邪面師の成り立ち。

雑魚戦闘員ベチャットの中で、知力や身体能力が他より秀でた者は機が熟した証として体色が変わる。

そんなエリート、上級戦闘兵士に地球文化の仮面を授けたのが邪面師だと。

邪面師の体が過去作の怪人と比べるとハッキリ貧弱で、昭和のゴレンジャーの怪人みたいなレトロなタイツ姿なのは、経費がかかる怪人着ぐるみの体の部分の制作を省くことで予算節約を図るためというメタな事情としか思えないのに、しっかり真っ当な理由をつけて世界観の中に落とし込んできた。

言われてみれば邪面師とベチャットの体とデザインは一緒の色違いだもんな。

 

ヨドン皇帝は美しい物をお許しにならず、クランチュラさんも美しいものを見ていてヘドが出るくらいには体質的に受け付けない。

だけど、クランチュラさんにとっては兄弟仲良く=家族愛は当たり前だし、ガルザに「優しいところがあると思ったのに」と文句を言ったってことは、悪の組織に属してはいても「優しさ」を好ましいと思う価値観なんだよな。そういう視覚的ではない美しさは、真っ当に受け入れていそう。

 

そんなクランチュラさんならきっと、自分の部下達の成長も優しく温かく見守り喜んで地球文化の仮面を授けたんだろうと思う。なんかゴーオンジャーの三大臣が頭をよぎったぞ。

そうやって大事に育てた邪面師を勝手に使い捨てられたらそりゃあ怒るよ。

 

ジャメンタルのことを教えてやると言いつつまずオーブンとフリーザーの兄弟邪面を思い出して貰おうとし

「それはジャメンタルと関係があるのか?」

と聞かれ

「良い質問ですねえ。全くない!」

と言い切った(「おい!」というガルザさんのツッコミ(笑))のは、とにかくひと言文句を言ってやらないと気が済まなかったってことだろうし。

 

そりゃあ、強さじゃ叶わないしオラディン王の攻撃から助けてくれた命の恩人だけど、レコーダーで光ディスクを再生してたらガルザさんの一番屈辱的な場面で<なぜか>機械が故障して停止出来なくもなるわ(笑)。

「ごめんなさ~い」がわりと本気で慌てていたからホントに故障だったかもだけど、そのあとここぞとばかりに嫌味言って意趣返ししてるし。

ガルザさんはあくまで真面目にシリアスに怒って吠えているんだけど漫才かと思った(笑)。

 

ガルザさんは、無能認定すると容赦なく味方も処刑するし、自分より優秀認定すると怒り憎しみ嫉妬パワーで増大したジャメンタルの矛先を向けてくる。

そんな同僚とコンビ組まされながら、適度にツッコミも入れつつ、日々のほほんとサバイバルしているクランチュラさんは、常識も協調性も寛大さもあるし組織人としてかなり優秀なのかも。

 

ところで。

オラディンが黒いキラメイストーンで王室御用列車の魔進ジョーキーを作った。

ガルザがそれを乗っ取り、悪のオーラに染まりし闇の魔進となった。それがスモッグジョーキー。

しかしオラディンは乗っ取りに備え、安全装置として白いキラメイストーンがジョーキーと合体し制御出来るよう準備していた。

ガルザはジョーキーをイチから作り上げた訳じゃなくて、しかもオラディンの安全装置に敗れた。

本当に魔進を作る力は兄より優れていたのかという疑問がふつふつと沸いてくるんだけど、単にガルザさんの自己評価が高すぎなだけって可能性ない?。

でもそんな残念さも、もはやガルザさんの魅力。

こういうの何て言えばいいんだ?あくまで悪でシリアスなんだけど天然ボケみたいな?

 

ジャメンタルのコントロールに必要な3つの要素が、怒り、憎しみ、嫉妬。

てことは、ガルザさんの場合はこのジャメンタルを維持成長させるために、これからも例えば愛するスモッグジョーキーを定期的に強引合体させられる、みたいな相当屈辱的な目に定期的に合わされて、怒りと憎しみと嫉妬を滾らせる必要があるのか。

うわあ(汗・笑)。

しかもなんか早くも慣れが見えるし、受ける屈辱もどんどんエスカレートしてかないといけないのでは?なんて思えてきて、つくづく茨の道だなと。

楽しみだけど(笑)。

 

追加戦士続報。

ガルザさんは「クリスタリア宝路!なぜ奴が地球にいるんだ?!」と驚いていた。

ガルザさんは彼を知っていて、しかも本来地球にいないはずだと思っている。

これだけで名前だけでなく、彼がクリスタリア関係者で普通の人間じゃない可能性が高いよ。でもクリスタリア人だとしたら人間体ってあるのかなと。

どんな秘密があるのか、何にしても楽しみ。