キウイXのつぶやき

今はスーパー戦隊関連、特にルパパト関連の呟きその他をまとめたり考察したりしてます。ルパパトのスピンオフについて二言目にはしつこく要望してます。

タイムレンジャー9話10話: 序盤の駒が出揃った感じ

■9話

解凍してみたらドルネロさんの古い仲間の悪徳警察官で、その縁を振りかざしてギエンとリラに対して横柄に振る舞いロンダーズファミリーの内紛勃発、それをドルネロさんがどう治めるかというお話。

彼の採った選択は、昔馴染みに暴発する武器を渡しダメージを与えて逮捕させ、ファミリーの秩序と平和、それから昔馴染みの命を守るというものだった。

「言ったろう?仲間内のいざこざは嫌いなんだ。どっちか選ばなきゃならねえとしたら昔馴染みより金と欲で繫がった仲間だ。そっちの絆の方が強えからなあ・・・それに、殺されちまうよりマシだろ」

ドルネロさん何だかんだ言ってボスの器はしっかりあるんだな。

部下の見極めのシビアさ。

情に流されず冷徹な決断もするけど根底に情もちゃんとあって。

あんなガマガエルみたいな外見だけど、決して強権的なワンマンボスじゃない。

ギエンやリラが殺したいと思ったらボスの自分でも止めきれないっていう限界を分かっていて、それを受け入れてるんだよな。

 

ロンダーズファミリーとタイムレンジャーが週刊誌に大々的に取り上げられたってことで、ホナミちゃん登場。見るからに取材対象に体当たりしそうな元気あふれる火の玉娘って感じ。

私はゴーカイジャーでの落ち着きあるお母さんになってる姿しか見ていないから、10余年ていう時間の経過を感じた。

でも香村脚本ではあるけど、対象に密着して丁寧に取材したいからその度に息子連れて引っ越すっていう徹底ぶりとも地続きな感じはする。

どんな風に絡んで行くのか楽しみ。

 

 

■10話

ルパパトロスやらなにやら紛らわすためにって、どうもシャレにならんヤバいもんに手ぇ出しちゃったかもって思った。

もう遅いけど。

 

ライフライン、文字通り命綱。クロノチェンジャーが壊された上に、料金未払いで携帯電話止められて連絡出来ずに絶体絶命の大ピンチとは。なんか妙に生活感があってピンチなのに笑ってしまった。

小林さんの脚本て生き死にに直結するような戦いの切羽詰まった状況と日常の混ぜ合わせ具合が独特だなと思うことがある。

 

アヤセは顔立ちのせいかボウケンブルーの蒼太をついつい連想してしまう。

オシリス症候群ていう死病にかかり、あと1~2年の間に突然心臓が止まる。常に死の恐怖と向き合っているから命の重さがちょっとはわかり、他人が死の危険に晒されるのを見ていられなくて体を張って庇ってしまう。

いやアヤセいくら何でも優しすぎでしょ。ドモンにはあんな風に毒舌吐く癖に。

私なら病気で死を意識してるからってあそこまで自分の身と引き換えにして他人に感情移入して助けるかなって。ヤバいな。

だけど冷凍庫に閉じ込められて相手が寒がっているからって、自分がタンクトップ1枚になって上着をかけようとするのはやりすぎだと思うの(汗)。見てるこっちが寒くなる。

 

オシリス症候群の事は他3人には言わず竜也だけの胸に留めるのかな?アヤセも言いふらして欲しくはなさそうだしなあ。それはそれで竜也もキツいと思うけど。

命狙われる恐怖に初めて直面して「お前いつもこんな・・・」ってアヤセの抱えるしんどさが身につまされる竜也も良いな。

 

2話とも見応えあった。

ドルネロさんの掘り下げとホナミちゃん登場、アヤセの抱える秘密の(視聴者と竜也への)発覚で、序盤の駒が出揃ったというか基盤が固まったんじゃないかなと思う。これからも楽しみ。

 

ルパパト: スピンオフという名前の舟で (ややポエム汗)

ルパパトのクルー一行はニチアサ戦隊号という船を任された

毎年1年かけてだいたい同じ航路を通り決まった荷物を積んで戻ってくる

でもここ数年積荷は徐々に減ってきてるから

去年は今までとは違う航路を開拓したりした

 

今年も去年とはまた別の、海図にない航路を行くという

その路は氷山がいっぱい浮かんだ危険な場所を通る

大丈夫?

でもそこを通れば今まで寄ることの出来なかった港に寄って

今まで手に入らなかった荷物も積み込めるのでは?

クルーのメンバーは腕利き揃いだ

出航した

 

ニチアサ号は大事で素敵な荷物をいっぱい積み込んで大海原を進んだ

だけど途中で売上という氷山に激突して船底に穴が開いてしまい浸水

大事な荷物の幾つかは既にびしょ濡れ

 

船を沈めるわけにはいかない

びしょ濡れでも絶対に持ち帰らなければならない貴重な荷物もある

初めて寄った港で見つけた絶対に持ち帰りたい荷物もある

何とか航海を続けなくては

 

クルーは積荷を選別して一部を海に捨てた

そして全員の持てる航海技術を総動員して難所をいくつも乗り越え

予定通り港にたどり着いた

 

びしょ濡れになった荷物の依頼主は怒り嘆いた

いつも通りの航路ならこんなことにまではならなかったのに

大損害だ

次からはちゃんと航路を考えてくれないと困る

でなければもう頼めなくなるかもしれない

 

一方で今回初めて持ち帰った積荷は素晴らしいと賞賛された

今までこの船の積荷のことを知らなかった人も欲しがるなど人気を博して

船が出来てからこのかた40年以上もの間

貰ったこともなかった勲章まで貰ったりして

 

でも海に捨てられた荷を待ってる人もまだいるよ

その中にはまだ沈まずに海上を漂ってるものもある

 

ニチアサ戦隊号は今はもう別のクルーに任されて出航済み

だから今度はそれよりずっと小さくなってしまっても

穴の開いてない舟を手に入れて

もう一度引き上げに行って欲しい

資金の調達、舟の手配、クルーの再集結、どれも簡単ではないだろうけど

ノエルに背負わせた死者蘇生の願いよりは実現可能だと思うから

 

氷山が散らばった水温0℃の海にぷかぷか浮かんで夜空を見上げながら

「オーララ~酷いなあ、でも星が綺麗だねえ」

とか意外と楽しんでる感じのノエルさんがずっと待ってると思う

 

ちゃんとずっとエンジニアで

平和の為に自分の意志で圭一郎達にビークル送っていて

今からでもパトレン達にきちんと「言葉で」認めて貰える警察官で

咲也とも顔と動きが煩いコンビ復活して

ルパン家の人間だと警察にも明かし

コレクション全部集めてからのドラマと

超絶アクロバットがもれなく付いてくる

そんなノエルさんの物語を拾い上げてくれないかな公式さん?

スピンオフという名前の舟で

 

ルパパト: ランプと月と太陽~ノエルの心象風景っぽく~

身寄りもなく苦しい生活をしていた幼い子供だった頃のノエルさんの心は

真っ暗闇の洞窟に独り閉じ込められてたようなものかと思う

そこにある雨の夜、アルセーヌが手を差し伸べた

「見つけたよ、ノエル」

心の中にほわっとランプが灯った。

 

冷たい雨に濡れなくて良い家

飢えなくて良い食事

ルパン家やギャングラーにまつわる知識の習得

コレクションのエンジニアという重要な仕事

大事にされ必要にされているという思い

 

世間一般の常識とはかけ離れた、閉じた狭く不思議な世界だったけど

暖かい光に包まれて、永遠に幸せに暮らせると思っていた

 

でもある日アルセーヌは殺された

ノエルさんの心の中のランプは取り上げられてまた暗闇に逆戻り

もうこんな暗闇は嫌だ

絶対ランプを取り戻す

 

闇の中でランプを探しあちこち手探りで彷徨ってぶつかって

このままじゃダメだ何とか打開しなきゃと拳が砕けるまで岩盤叩いたら

裂け目が出来て外から光が差した

覗いてみたら目に優しい月

それから朝日

闇に慣れた目には眩し過ぎて最初は直視出来なかった

でもだんだん馴染んで、綺麗だなって思い始めた

 

ただ月と太陽を一緒に見る事は出来ない

欲張りなノエルさんにはそれがちょっともどかしいけど

 

月と太陽を交互に見守り、交互に手元を照らして貰いながら岩盤を崩し続けていたら

裂け目はいつの間にか体が通るくらい大きくなってた

 

身を乗り出して外の世界に踏み出したノエルさんは

今では月と太陽どっちの光もちゃんと全身に浴びていて

もしかしたら本当はもうランプは必要ないのかも

 

でも自分を暗闇から救ってくれたランプの光の暖かさは今も特別だから

今もランプを探してどこまでも歩いているのかな?

月と太陽どっちにも雲がかからないよう祈りながら

ノエルさんはいつまで歩き続けて

どこにたどり着くんだろう

 

 

 

 

(ブログの一部機能が不調で長めの文章が書きにくいので、しばらくは以前呟いた短めのものをちょこちょこ整理していこうかと)

 

 

 

タイムレンジャー7話8話: 西暦2000年で生きるということ

31世紀の世界からタイムスリップして21世紀の世界で暮らすとどういう事になるのかという事をそれぞれの切り口で見せてきた2話って感じ。

 

■7話

ドモンは西暦2000年のデータを一気に詰め込んだためにデータ酔いを起こし、過去(と言っても西暦3000年)と現在(と言っても西暦2000年)の記憶がごっちゃになった挙げ句倒れて入院。

竜也が病院の公衆電話から仲間に連絡してるのが新鮮。タイムレンジャー は4人の未来人が現代に来て一人の現代人と一緒に戦う物語だけど、公衆電話の使い方を知らない子供の方が圧倒的に多くなった今から見ると、2000年当時はもう「現代」じゃなくなってきてるんだなあって思った。

そして「ドモン22歳」の衝撃(汗)てっきりアラサーかと思ってたごめん。

病院が怪人に乗っ取られてあわやドモンが殺されてしまうのでは?っていうスリルとサスペンスは、え?これニチアサでやったの?って驚くくらいの大人向け感。

 間一髪で皆が駆け付けたと思ったら今度は子供の頃に退行で、根底にあるのは自分のいた時代へのホームシック。ここでいきなりその寂しさ心細さがリアルに来た。夕暮れ時ってのが尚更そういう郷愁をかき立てるよなあ。でもそれに共感出来たからってドモンに殴られっ放しを許容できる竜也は偉い。

 

ロンダーズファミリーはリラの浪費癖に振り回されるドルネロがコミカルで憎めない。リラみたいな経済観念の持ち主が現実にいたら私は一切受け付けられないんだけど、悪役の愛嬌を引き出すのには役立ってるなあ。

 

■8話

ユウリが終始可愛すぎで見とれる。

きりっとしてるけど儚げなお人形さんみたい。

誰にも頼れない環境に身を置いて何事も自己完結を繰り返すうちに、任務に関係ない他人の気持ち特に男性から向けられた異性としての好意に鈍感になったのかな?自分の人生からそういうのを切り離しちゃってるとか。

他人に頼る気持ちをなくした所はルパパトのつかさに似てるけど、つかさは意志的にそんな自分を選びとったって感じがする。そんな機会はなかったけどもし異性から好意が向けられたら気付きそうだし。

けど、ユウリはもっと無自覚にそんな風に純粋培養された危うさを感じる。

両親は亡くしても祖父母に育てられて自分を守ってくれてた存在が自分が守るべき存在に変わるという肉親との関係性があったつかさと、家族全員亡くしてそういう存在が恐らくなく完全に天涯孤独で生きてきたユウリとの違いもあるんだろうか?人と接してきた経験値が違う気がする。年齢もつかさの方が高そうだけど。

 

メンズ4人がタイプは違えどどいつもこいつも気の良い兄ちゃん感滲ませて、女子メンにどう接するかオタオタごにょごにょしながら一致団結で見守ってる感じが好き。あー小林戦隊ってこういうとこあるかなと。

 

怪人に狙われた所を助けた事で知り合った食うや食わずの貧乏画家が、1000年後の世界では21世紀の天才画家として誰もが知る存在になってるって展開はこの戦隊ならではで面白かった。

好きになった相手から別れ際に

「離れてもずっと応援してるから」

って言われて、まさかその「離れた所」が1年後には1000年後の世界になってしまうなんて思いもしないまま頑張って描いた作品だけが、1000年の時を超えて天才の冠のついた名前と一緒に彼女の目に届くことになるんだな、と思うとちょっと切ない。 

ルパパトの売上: これからも売れる戦隊にな~れ!

バンダイナムコの2019年1-3月期決算が発表された。戦隊は21億円。

4-6月: 14億円

7-9月: 16億円

10-12月: 9億円

1-3月: 21億円

2018年度計:60億円

 2017年度マイナス31億円という厳しい数値になった。

21世紀の戦隊では最低を更新とのこと。それまでは2000年のタイムレンジャー64億円だった。

先週タイムレンジャー1~6話の感想で

 

 あと、香村さんの初メイン:ジュウオウジャー(王道動物ファンタジー戦隊)→ルパパト(大人向け超異色作警察要素あり)という経歴が、小林靖子さんの初メイン:ギンガマンタイムレンジャーを踏襲してるようで、それが余計に小林さんの後継者的印象を持たせているかもしれない。

 

って書いたけど、こういう所まで踏襲しちゃうのか・・・ってのは複雑。

 

要因の多くはルパパトの売上不振によるものって見られるのはもう仕方ない。

 だけど、戦隊の売上=バンダイの出荷額で、年が明けたらプレミアムバンダイを除けば基本的にはもう新戦隊まで出荷はないはずだから、その戦隊の売上を年度で見るのは現実とは合わないんだけどな・・・ってモヤモヤもある。

特にルパパトは3月に例年では2号ロボにあたるパトカイザーも出してるから、4月~翌3月だと例年よりロボが1体少なくなっちゃうんだよ。

ちなみにより実情に近い2018年1~12月の売上は69億円。それでも苦戦した事に変わりはないけど、以前

 

 ルパパトの売上: 下手するとルパンカイザーはルパンマグナムより売れてない?

 https://kiuix.hatenablog.com/entry/2018/11/20/230543

 

 でも書いたように、その要因は

 ・ロボとなりきりを片方の戦隊で揃えるとビークルがダブる売り方

シンカリオンていう戦隊狙い撃ちの最強ライバル

 のダブルパンチも大きいのに、それに加えて実際よりロボ1体少なくなる位置での切り取り方で、最低更新とかまで言われちゃうのはちょっとなあって感じ。

特に脚本の香村さんに関しては、ジュウオウジャーの時も番組の販促ではどうする事も出来ない理由で「数値上は」苦戦してたのに続いてだからホント同情してしまう。これはまた別の記事で書ければと思うけど。

 

現行戦隊としてのルパパトの決算はこんな厳しい結果で完全に終わったけど、一方で大人向けの商品展開はまだ続いてる。

 ルパパトは玩具とは対照的に、プレミアムバンダイでの大人向け商品展開が好調だったように見えていた。小物やアクセサリー等、こまめに再販を繰り返していたけど、番組が終了した後も更に充実してきた印象。

 

・エックスのイメージカラーの財布やキーケース等のシリーズ

・ルパン、パトレンそれぞれでも財布等のシリーズ

・ルパン、パトレン、エックスそれぞれの模様がマークになったポーチやバンダナ等

・7人のイメージカラーのシュシュ

・ルパン、パトレンのマーク入りトートバック

等。

 

デザインが大人っぽく、一見すると子供向け特撮ヒーローのキャラクターグッズとは分からず普段使い出来そうな物が多い。

戦隊って通常は番組終了したら後はFLTやVS関係の商品+αぐらいな感じで、こんなに立て続けにバンバン新商品が発売になるのは珍しいんじゃないかな?

 更にFLTのTシャツも、工藤さんの呼びかけがトレンド入りするくらいの反響を得たのがきっかけでダブルレッド以外のメンバー分も急遽発売された。

 

例えば追加で出たFLTTシャツWレッド以外の6枚が1種類平均千枚売れれば

 

税抜3千円×千枚×6種類=0.18億円

2千枚なら=0.36億円

 

プレミアムバンダイは直接エンドユーザーに出荷だから、この金額がそのまま今年度4-6月の売上に加算される事になるのかな?

世間的には今年度のリュウソウジャーの実績として見られる事になるけど、ロボに換算すると何体分売れた事になるだろか。

 

ルパパトは単年では玩具売上不振で子供人気はイマイチだったと見る人もいる。

でも代わりに大量の大人を掴んだ。映像系やイベント等の動員力にもそれは表れている。

子供は新しい番組に興味が移ればそれまでだけど、大人は他に好きな番組が出来たからと言って好きという気持ちが消えたりしない。好きなものが増えるだけ。

そして親の意向に関係なく好きなものに自由にお金を使える。

 子供番組の癖に子供より大人に受けてしまった事は邪道で放送中の1年間はデメリットの方が大きいんだとしても、番組が終わったらその後は強みに変わるのかもしれないと思った。

 

プレミアムバンダイの怒濤のラインナップ、特に高額お財布シリーズなんかを見ると、そういう大人のファンを本格的にターゲットにし始めたのかなって思う。 

 お財布は、先行したエックスシリーズが再販してるから好評だったのかな?次のは8月発送だから7-9月決算に計上される。

魅力的な大人向け商品がこれからも出るのなら、ルパパトはこんな感じで翌年以降を少しずつ下支えしていける、戦隊としては独自の存在になれるのでは?と思うし、なって欲しいなと思う。

それに今後また大人に人気の戦隊が出てきたら、今度はルパパトの時よりスムーズに大人向けの展開も図れるかもしれない。これから少子化ももっと進む事を考えたらそういうのもありかも。ライダーの方はもうそういう大人向け商品も戦隊より充実してるし。

 で、そういうのって、 スピンオフ作ってコラボ商品出したりした方がより効果的なんじゃないかな。 

ルパパトキュウ感想 (ネタバレあり: ノエルについては辛口)

とりとめなく思いつくままポイントごとの感想を。全体的に面白く楽しかったけど、最後のノエルに関しては辛口入ってるので嫌な人は読まない方がいいかも。

 

「ルパンレンジャーvsパトレンジャーvsキュウレンジャー」 

やっぱりタイトル長い。長すぎる。 

人数もルパパト7人+キュウレン12人+みっちゃんで計20人。

人数だけなら恐竜のレジェンド戦隊が集合したキョウリュウゴーバスもあるけど変身前の登場となると最多かな?(199ヒーローは別枠として)

全員一列に並んでる所を撮ろうと思ったらそりゃめっちゃ引きの画になるよね。一人一人が小さくなってて笑った。これを60分足らずで濃淡あれど全員捌いてみせる荒川さんさすが荒川さん。

 

■時系列

魁利がスーパールパンレッドになった→39話以降

外出時の初美花がジャケットではなくコート、他のメンバーも冬仕様→40話以降

パンフによればノエルが異世界人と知られる前→42話以前

って感じかな。ただしパラレルね。後述するけど絶対絶対パラレル。

 

■ジェラ太郎

えーとゴーカイ24話で駆け落ちしたジェラシットとタコ焼き屋のおばちゃんとの間に出来てた子供(改めて子供番組とは思えないぶっ飛んだ展開だな)?とか思って戦慄。髪生えてるし体型もジェラシットより人間ぽいし。

ジェラシットはゴーカイ本編の14話と24話(どっちもカーレンジャー浦沢義雄脚本)に登場して強烈なインパクトを残し、その後VS系のお祭り作品にもちょくちょく出てくる人気怪人になったけど、初登場した時にはまさか彼の息子?が8年後のVSに登場するなんて思いもしなかった(笑)

 

 ■恐竜や

恐竜やネタすっごく久しぶりに見た。アバレンジャーの活動拠点のカレー屋さん。アバレが絡まないVSでも荒川さんが脚本書いたマジレンデカレン、ゲキレンボウケン、ゴーオンゲキレンでは必ず出てきたこだわりのネタ。ゴーカイギャバンも荒川脚本だけどさすがにそこでは出せなかったのかな?ゴーカイのカレーといえばサファリだし。

カレー食べながら尻尾を気にするスティンガー達が可愛かった。

 

■キュウレン

キュウレンは基本苦手な戦隊で特にラッキーが合わなかったんだけど荒川さんのラッキーやキュウレンは好き。途中からはそれを思い出して安心して見てた。

彼等はまともな警察なんてない世界から来て、Vシネは見てないけど、デカレンギャバンとの交流で「警察ってありがたく貴重なもんだよな」と思ってるから、別の世界の警察のあり方を凄く尊重してくれる。ラッキーの言葉の端々にそれが感じられて気持ち良かった。それを感じ取れて不器用でも誠実に接する圭一郞も良いな。

 

 ■妄想女子会

変身前は殆どドラマに関わらなかったラプターがあれ一発でばっちり印象付けられるし女子メンバーの集合可愛いし両シェフの競演も見られて、ホントこういうの荒川さんの趣味と実益が爆発していて上手いなあと思う。良いもん見られました。

  

■みっちゃん

全員集合のシーンになぜか混じっててびびった。しかも「何でいる?」「誰?」みたいな疑問やツッコミを勢いで振り払い、戦うだけ戦って、野生大解放したらそのまま駆け抜ける。そして何故かラストで体育座りしてる(汗)。

使われ方はかなり賛否両論出てるみたい。

私は許容範囲。というか笑った。感触はGロッソでアドリブしまくってたハイテンションのみっちゃんに似てるかな?

みっちゃんは本編で長くコミュニケーションに問題あったけど、最終回ではジューマンと人間との共生推進の最前線に飛び込んでいってた。そこで揉まれ、「帰ってきた~」ではサイジューマンの恋人も出来て、そんな自分をもっと試そうといろんな所に首を突っ込もうとして振り切ってる最中なのかなと。パンフの國島さんインタビューでも「コミュニケーション能力を高めようとして、セミナーのようなところへ通って、ちょっとヘンなコミュニケーションを学んで」とかご自身でも解釈してて笑った。

みっちゃんはとにかくプラスでもマイナスでも斜め上でも下でもほどほどに収めるという事が出来ない人って印象。本編登場から最終回、「帰ってきた~」までその成長過程を、マイルストーンを地面にぐりぐりめり込ませるような、下手するとジューランド関連の描写に勝る丁寧さで見せられた結果、今はもはや本編中とはかけ離れたキャラになっていたかもしれないとしても、そこだけはぶれない人だと思う。

 

■快盗と警察

自分達を誘拐した相手にノリノリで協力する快盗に少し違和感あったけど、真の狙いは警察のVSビークルって事で良いのかな?

普段3人の閉じた世界で完結しているから、警察以外の全くの第三者と協力しあう姿が意外というか他のVSより新鮮に感じた。

警察は、魁利達に騙され、コグレとノエルの芝居で装備を差し出す所は、面白かったんだけど流石に気の毒にも思った。コミカルに描かれてはいるけど究極の選択を迫られたんだからなあ。目の前の人命か、今後も確実に襲ってくるギャングラーの殲滅か。装備のない悟のいた時代思い出して、魁利達を助けるためにあの頃に戻ると覚悟したのかと思うとちょっと胸が痛かった。魁利達3人の無事にほっとするところもね。

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■ノエルさん(ここから辛口)

 CMの「魁利くん達が誘拐された?」って台詞はなかったけど、コグレさんとノエルの芝居は面白かったし、執事ノエルも貴重。だからこそもどかしい。

快盗が誘拐犯の要求に便乗して警察の装備も巻き上げようとするのはわからんでもない。それに気づいてコグレがノリノリで加担するのはごく自然。

でも

ノエルさんまで本気で圭一郞達から装備を巻き上げようと考えたの?

快盗と警察の両方が必要と考えて共闘させるために日本に来たのに?

装備を奪われて変身出来なくなった警察を快盗と共闘させたいってこと?

時系列的にもあの38話の後に警察から装備巻き上げたいと考えるかな?

 

私は公開前は、終盤やたらとピンチ&トラブルメイク演出に使われた「超重要設定」のはずのノエルの人外コンプレックスが、異世界人うじゃうじゃのキュウレンチームと接触した時に焦点が当たっても当たらなくてもモヤモヤするかなあって気になってたんだけど、個人的にそんなの吹っ飛ぶくらいのクリティカルヒットになっちゃった。

お祭り作品だから細かいところまではきちんとしなくてもって考えもあるとは思うけど、今の私には凄く大事なポイントになっちゃってるんだよね。ノエルの平和への思い、警察官としてのスタンスってノエルのキャラの核の半分だと思うし、過去の記事↓

 

ルパパト: ノエルは警察のために何をしたのか

 https://kiuix.hatenablog.com/entry/2019/04/06/162842

 

なんかでも書いて来た通り、私は警察官としてのノエルの見え方に凄くこだわってきたから。

 荒川さんがルパパトに参加したのは19話までで20話で登場したノエルを書くのはこれが初めて。やたらと「オーララー」を連発させてたのはそれ以外のキャラを掴みにくかったかもだし、加藤監督もノエルが本音の一端を見せる29話までには本編のローテーションを離れてるから、ノエルの「(ビークルを日本支部に送ったのは)痛恨のミステイクだ」を事実だと受け取ってるのかな?って思った。全話見ても見方が分かれてる所だから仕方ない。

だけど宇都宮PもこれにGOサインを出したんだよね。それに凄くがっかりするし、もしや公式見解はそっちなの?と思って血の気が引いた。

でも何度も書いて来たようにノエルは平和も共闘も望んで警察も必要なはずだしグッティの梱包が誰に可能で何のために必要だったかって問題もあるから納得できない。ノエルが送ったのは本心だと思っていると何度でも言う。

 

モヤモヤする一方で、コグレとのコントは確かに面白かったし快盗の警察チェンジという本編にはなかった見せ場にも繫がった。

 悪魔「それが見られなくなっても良いの?ねえ?」

私「ぐぬぬ、卑怯なっ・・・・ええい今回は、今回は見逃しといてやるわっ!パラレル、そうパラレルだからなっ」

 みたいな心境。

 

ちなみにパンフのノエルの紹介には「その目的は自らの恩人であるアルセーヌ・ルパンを復活させることだった。」と書かれていて、平和への思いの事は書かれていない。

まあパンフは文字数の都合で省略されたのかもしれないし、他にも「ギャングラーの残党ドン・アルカゲ」なんて誤植もあるから校閲も怪しい可能性もあるんだけど。

キャラクターブックDUEのインタビューで宇都宮Pは、元木さんに最初の頃に「ノエルは~本気で世界を平和にしようと願っている~と説明しました」って言ってるから、ノエルの基本設定もぶれてないはず。

ただ、もしかしたらルパパトキュウのノエルは、その方が物語上都合が良いからとアルセーヌの復活しか望んでいないパラレル人格にされた可能性もないかなと。上で書いたように時系列的にもおかしいし。もしくは意識される事なくそのあたりがスポッと抜け落ちたとか?

ノエルさんの使われ方ってこういう厄介なとこあるんだよね。物語の面白さの為にキャラが踏み台になってるような所。

だからもうこれはノエルから制作陣への貸しなんだって考えることにした。その貸しはノエルのスピンオフ作って貰う事で払って欲しい。そのくらいは十分貯まってると思う。

その後押しになるなら、文句は言ったけど円盤は買うから(結局またノエルのスピンオフ希望で〆るのかよ)。

タイムレンジャー1話~6話: 簡単に感想

タイムレンジャーの配信が始まったので見ている。

戦隊歴の長い友人からもお薦めと言われていて、ずっと見たいなと思ってた。

ルパパトロスにもある程度効きそうな予感もあって助かるのではと思う。今の精神状態のままでずっと、最後は「ノエルのスピンオフお願い」で締め括る記事ばかり積み重ねるブログになるのもキツいかもなあと思うし。

 

香村さんが戦隊脚本家をめざすきっかけになった作品みたいに言われていたり、彼女の初メインのジュウオウジャーの、レッドが人間で4人がジューマンという構成やそれに触れたOPが、レッドが現代人で4人が未来人というタイムレンジャーを連想させるという声も良く聞いたな。インタビューではそんな意識は無かったとの事だけど。

 あと、香村さんの初メイン:ジュウオウジャー(王道動物ファンタジー戦隊)→ルパパト(大人向け超異色作警察要素あり)という経歴が、小林靖子さんの初メイン:ギンガマンタイムレンジャーを踏襲してるようで、それが余計に小林さんの後継者的印象を持たせているかもしれない。

 

1話2話は世界観の説明とタイムレンジャーの結成、現代人のレッドと未来人の4人が共同生活を始めるまでを普通に分かりやすく面白く見せて貰った。

「未来は変えられなくても自分の明日くらいは変えようぜ」って有名な台詞は、私はゴーカイジャー40話、香村脚本のタイムレンジャー回で鎧の口から先に聞いたから、「これかあ!」って。

でもまだキャラに引き込まれるって感じではないな~と思っていたら、3話のアヤセはまだ謎を残した感じだけど4話のシオンドモン、5話のユウリ、6話の竜也と、ショベルカーで猛然とキャラの掘り下げを開始してきたって感じ。みんな背負ってる物と可愛げがあって早くも愛おしい。

 

故郷の星が滅んで天涯孤独、自分を調査対象としか見ない大人達に囲まれた生活だったため、初めての年の近い仲間が嬉しくてたまらず皆にわんこのように懐いてまわるシオン。純真で健気でちょっと天然入っていて可愛い。でも頭は良く機械にめっちゃ強く髪の色は3歳から染めてますみたいなアクセントをじゃりっと仕込んでる。

シオンを見てると、香村さんが当初ルパパトの咲也のキャラで想定していた子犬キャラのグリーンって、彼をもうちょい大人にした感じかなと思った。スーツアクターさんも小柄だし。大柄で顔濃いめ、ちょいワイルド入ってる横山さんとは外見のタイプが全然違う。

でも横山さんの咲也でなければレオタードコンビがあんな伝説級のインパクトにはならなかっただろうし、初美花を包み込む感じにもならなかったかもなあ。ルパパトのグリーン咲也は横山さんのお顔と身長で本当によかったと思う 。

 

子供の頃に家族を皆殺しにされ、ずっと独りで生きてきて誰にも頼らずというか頼る発想がなく、家族の仇を目の前にしても討ちたいという感情すら自己完結して何とか処理してしまうユウリ。見え方はだいぶ違うけど、頼るという意識の欠落がルパパトのつかさをちょっと連想させる。

それをさらっと「癖になってるんだろ」と掴めるアヤセも抱え込んでる物があるんだろなって感じ。

 

竜也は日本有数の財閥浅見家の御曹司。その超絶お坊ちゃま環境の一端も見えてきて、決められたレールの上から抜け出して自分の足で歩きたいと足掻く様子、自分の経験からその気持ちにも一定の理解を示した上でそれでも自分の後を継ぐ道からは逃れられないと息子に戻るよう諭す父親も良いなあ。

ドモンはシオンのメイン回である程度スポットは当たったけど次回が単独メインかな?ゴーカイ40話はチラ見えしたこの人の物語が切なすぎて、本編見てない癖にラストで泣けたので、追々はそちらも楽しみ。

 

敵のロンダーズファミリーの3人の退廃的な感じも良いし、圧縮冷凍と巨大化の仕組みもよく練ってあるな~と思う。動けないけど意識はハッキリある圧縮冷凍の設定、エグいわ。それて50年とか200年とか、自分が数時間でも苦痛なので想像しただけでぞっとする。

 

OPもEDも格好いいけどホント子供向け番組って感じではないな。特にEDはなんというか、この現代に長くはいられないだろう4人の儚さが出てる感じで今から切なくなる。

 

ただ、面白いし刺さるし4話で早くもうるっと来たけど、

自分を犠牲にして仲間を助けようとするアヤセ→ノエルさんだ

幼い頃故郷の星と家族を失った異星人の孤児のシオン→ノエルさんだ

とかちょくちょく重ねて見てしまうのはホント何とかならんかと思う。かなり重症。