キウイXのつぶやき

今はスーパー戦隊関連、特にルパパト関連の呟きその他をまとめたり考察したりしてます。ルパパトのノエルのスピンオフについて二言目にはしつこく要望してます。

タイムレンジャー45話46話感想: 祝!中澤監督デビューも予告で吹っ飛ぶ(泣)

■45話

中澤監督ここでデビュー。杉原監督や葉山監督もだけど、やっぱりデビューは総集編からってのが無難なところなんだろうか?既にちっこい怪人のCGの使い方に容赦なく合成班を泣かせそうな感じは出てるけど(汗)。

デカレンジャーの時には既にセンちゃん役の伊藤さんから「憧れの中澤組」とか言われていたくらい一目置かれていたみたいだけど、初パイロットはタイムから数えて8作目のゲキレンジャー。昨今の杉原監督なんかと比べるとゆっくりな気もするけど昔はそんなもんだったのかな?

 

家賃3ヶ月滞納に気付かず、おっかなそうな大家さんに追い出されそうなTR。てか、借間だったの?俺の城っていうからてっきり竜也お坊ちゃまの持ち物かと思ってた。

この人達、経済観念はかなり心許ないもんね。通帳の残高が家賃15万/月には到底届いてない日が続いてたのに3ヶ月気付いてないとか(汗)。

まあいろいろあってそれどころじゃなかったのかもだけど。たぶんシティガーディアンズが出てきたあたりからかなあと考えるとわりと納得。

 

総集編はメンバーそれぞれの振り返りで進む。

けどアヤセ、その不治の病に絡んだ恐らく総集編史上屈指の悲壮感溢れるシリアスな回想の雰囲気背負ったまま「皆のために俺が明日を切り開く」って流れるように福引に突入 するな(笑)。しかも7等。呆然と立ち尽くすアヤセに吹き荒ぶ木枯らし(笑)。

そこから間髪入れずに初登場以来最もフレンドリーなオーラを放つ直人の肩ポン「どうした?」→「頼む金を貸してくれ」→「ああ?!」の流れが素晴らしい(笑)。

「ああ?」の顔の崩し方はボウケンジャーにスカウトされた時の高丘の反応を思い出した。それまでクールシリアスで通してきた奴にこれやられると一気に親しみがわくよ。

距離近づいてるんだなアヤセになら。力を否定はしないけど他にも拠り所があって、明日をも知れない命だけど懸命に他人を助けてる男って、ライバルでもコンプレックス刺激するでもなく素直に認められる部分もあるのかなあ?

 

ドモンは21世紀の大消滅にホナミちゃんがどうなってしまうか心配し、何があっても守ると誓う。

序盤でデータ酔いからホームシックで、4人の中で1番30世紀に帰りたがって泣いてたドモンが、もし今すぐ帰れって言ったら1番抵抗するかもしれないのが感慨深い。21世紀にも絶対守りたいものを見つけたんだな。

ホナミちゃんが赤ちゃんに駆け寄るところに、うぐって変な声出た。

 

大家さんが怒りに任せてロッカーを叩いたせいで、中に格納していた圧縮冷凍のカプセルが1つ壊れ、怪人が1人「半生」状態で脱走。逃げ出したのは恐喝犯?。もろソフビサイズでちょこまか逃げ回るのが可愛い。ドタバタ劇からロボターを人質に部屋を飛び出したところを、帰ってきたドモンに踏まれてぺちゃんこ(笑)。見事にペラペラだけど生きてるのあれ?

 

ドタバタのせいですっかり家賃の事を忘れ、もう夜になってしまって大ピンチのTRを救ったのは直人。

え、ツンデレ?いい人になってる?アヤセだから?それとも竜也にはここに落ち着いててもらわないと困る?

札束の微妙な厚さがドンピシャ45万円ぐらいに見えて目測してしまった。アヤセ、あの場で金額まで言ってたの?

今の滝沢本部長は、私用でブイレックスを出動できるのか(汗)。まさかちゃんと「大掃除を外注するために連れ出す」と言った?あ、でも

「浅見会長のご子息の会社に発注する」

って言えば止める奴もいないか。

 

シオンからエンブレムを貰って、ちょっと嬉しそうな直人。前回に続き特別仕様のEDにこれまでの監督とか総動員のスタッフロールで、そのまま<完>とか出てきそうな勢い。

「お好みでこんな穏やかなハッピーエンドを最終回と思っていただくのもありですよ」

ってことなの?

うん、ヘタレだからそう考えたい気持ちもちょっとある(汗)。

 

 

■46話

最終盤に向かう直前にサポートロボが家出。既視感があると思ったら、ゴーオンかな?こっちの方が作られたのは古いけど、同じ日笠P。

タック、その無駄にクオリティの高い置き手紙のPC画面はなんだ?早まるな。その時代に短時間でそこまでやれるならサイト制作方面で充分TRの家賃くらい稼いで役に立てるぞ。

 

浅見パパは病室で車椅子。竜也からのプレゼントはスタッフジャンパー。何の意味があるんだ?

タイミングがタイミングだから、グループで働けなくなったらウチで雇ってやるぜ宣言かと思った(汗)。

 

そして直人から30世紀の事を聞いた伊吹長官が警戒レベルを3に上げ、シティガーディアンズを治安維持局に移管しおった。

なるほど。科学技術に1000年分もの差がある30世紀から来た犯罪集団の脅威に晒される、というのは確かに非常事態で国家的な危機だろうから、それに対抗する手段を持ついち民間企業の組織を緊急避難的合法的にぶんどれると。

浅見パパの意識が戻った今、直人は早まった気もするけど、今後もいつまた似たような事態に陥るとも限らないし、浅見グループにいる限りその度に竜也の影に怯えることになる。それはもう嫌なのかもなあ。

「報告せず申し訳ありません」

て、今まで隠してました宣言しちゃった。根は正直なのか舐めてるのか。

「会長が昏睡状態の時に知り、一大事と思い伊吹長官に報告しました済みません」

って嘘ついた方がまだ穏便じゃない?とその場しのぎを考えてしまった私は薄汚れている(苦笑)。まあ浅見パパには通用しないだろうけど。

 

大消滅の情報をどこから聞きつけたのか(ほたるくんでリュウヤ隊長ギエンの会話から?)、部下の身を案じてビジネスから呼び戻し、一人一人圧縮冷凍し直すという面倒くさい作業を地道にやるドルネロさんが良い上司過ぎる。

こうしてみると、タイムレンジャーに部下が倒されてもわりと平気だったのは、命までは取られないからだったんだな。

ギエンを始末すると決意したけど、それは大消滅を防ぐためっぽい。自分や部下達を守るための苦渋の決断て感じかな?

 

それに引き換え前回、部下の命を使い捨ても厭わなかったリュウヤ隊長よ・・・。今回も巨大化してももうタイムジェット送らないって、下手すれば部下たち死にますよ?Vレックスが倒すから何とかなってるけど。そう言えばVレックスが戦ってるのは構わないの?この時代への干渉じゃないの?

 

そもそもギエンが21世紀の大消滅を起こすのなら、ドルネロから逃がしたリュウヤ隊長はそれに積極的に加担してることにならん?

ギエン脱走は30世紀消滅を防ぐっていう目的とは関係なかったみたいだし、30世紀から来たリュウヤ隊長が介入しなければ成り立たないかもしれない21世紀の大消滅が本当に正しい歴史なの?って疑問。

 

タックの葛藤は、自信をなくしてかつ失敗出来ない状況で気持ちはわからんでもないけど、自爆装置が作動してドモンと竜也が力尽くでなんとか抑えてる状況を長引かせた挙げ句、タックに繋いだ途端に解決だと、ちょっとイライラもやもやしてしまった。リュウヤ隊長の命令に背く一連の流れは格好良かったけど。

リュウヤ隊長の人望が地の底まで落ちていくなあ。無理ないけど。

 

直人は前回貰ったエンブレムを使って、圧縮冷凍した怪人を初めてカプセル収納。シティガーディアンズ乗っ取りのえぐさと、タイムレンジャーに仲間としてちょっと近づいている感じの同時進行に、どう気持ちを持っていっていいかわからなくなる。

 

予告。

ドルネロさん・・・(泣)。早い。早いぞ。まだ47話だぞ。ラスボスじゃないとしてもてっきりもうちょっと後の回までうわああああ(泣)。