キウイXのつぶやき

今はスーパー戦隊関連、特にルパパト関連の呟きその他をまとめたり考察したりしてます。ルパパトのノエルのスピンオフについて二言目にはしつこく要望してます。

タイムレンジャー15話16話感想: どんどん可愛くなるホナミちゃんと狂気の蕎麦打ち回

■15話

どうしよう。ホナミちゃんが可愛い。前回はちょっとウザくて迷惑足手纏い成分も強めだったのに、今回はただただいじらしくて。

冒頭でデカデカと週刊誌に、「タイムレンジャー接触出来た女性カメラマン」として紹介されていて、あちゃーホナミちゃん懲りないなあとユウリと同じこと思ったら、実は部数稼ぎしたい編集長の勝手な飛ばし記事

ホナミちゃんはこれ以上タイムレンジャーを記事にするのをガンとして拒んでいたのが分かって好感度アップ。こうと決めたらパッと切り替えて揺るがないんだね。

こんなに好きで、彼女なりにタイムイエローを守ろうとして、でもそんなことはタイムイエローには預かり知らぬ事ってのも覚悟していて。爆弾付けられて囮にされても助けには来ないだろう事を嘆くのではなくほっとしているのがかなり本気モード。

招いたピンチも彼女の責任は弱いし、どんどん応援したくなるけど下手にゴールだけ知ってると切ないなあ。

だけど正体をアヤセと勘違いしたまま妄想したりされると深刻な場面でも笑ってしまう。

 

散らばった写真のイエローの枚数の多さから、ホナミのドモンへの気持ちを素早く察知し、それが自分達の立てた作戦にどう影響するかも瞬時に判断してフォローが取れるシオンが超優秀。

ハバード星人の観察力推理力なのか、それともシオン個人が他人の気持ちに人一倍敏感なのか。

 

ユウリがそんなシオンと気づけなかった自分とを比べて引け目を感じるのも、急に彼女が人間臭くなった感じで共感。

きっとユウリはここまで誰にも頼らず何もかも自己完結してきた分、人の気持ちを読み取る事に慣れてなかったのかも。それが常に仲間たちと一緒に行動するようになって、またこの前の画家の卵との件もあって、徐々にそういうことの出来ない自分を意識せざるを得なくなって、それじゃいけないと思い始めているのかな。

 

シオンの髪色は数話前からダークブロンドで固定されてるけど、リラの記憶はまだ青い髪で止まっているんだ。そういう認識のズレもなんだかリアル。

 

 

■16話

寝ぼけてせっかくの依頼人との打ち合わせをめちゃくちゃにしてしまい、客を逃したドモン。

なかなかダイナミックなぶち壊し具合でこれは彼が悪いけど、朝起きて部屋を出てからの動線が仕事場を突っ切らないといけないトゥモローリサーチの住環境も見直した方が良いかも。あーでもお金がないか。

 

客を逃がした分、新しく仕事を取ってくるよう追い出され街を彷徨うドモンが、味の悪い閑古鳥の蕎麦屋に入ってからは、いきなり話が理想の蕎麦作り中心に振り切り出して面食らった。

あのいつも一歩引いた感じのアヤセが蕎麦についてのこだわりを急に熱く打ち出してきたのにもびびった。蕎麦好きなのか?てか31世紀でも蕎麦は普通に食べられているんだな。

 

ゲスト怪人がギエンの前振りだとどんだけ殺戮を繰り広げるヤバい奴なのかと思ったら、飲食店の味にケチ付けて暴力や破壊、放火を繰り返す無銭飲食グルメ野郎だったという微妙なスケールの持ち主。しかもドモンからの蕎麦対決に本気で乗るし(汗)。負けてこのまま圧縮冷凍を受け入れたらどうしようと思ったらそこは抵抗してくれてほっとした(笑)

ここまでの徹底した蕎麦推しっぷりに、脚本は井上俊樹さんかと思ったら山口亮平さんだった。

何か途中で自分が今見てるのは本当にタイムレンジャーなのか?って疑いたくなった狂気のバラエティー回。

 

ドモン回なんだけど、蕎麦に対して謎の厳しい駄目出しをしたアヤセが、日本では季節的に入手できない新蕎麦の実を南半球から取り寄せるという形でドモンのフォローをした、というのが良かった。

アヤセの性格的に自分の夢が叶わない分だけなんだかんだ結局は他人の夢を後押ししちゃうのかも。しかもそのことをドモンには言わずじまい、というのが彼らしい。