キウイXのつぶやき

今はスーパー戦隊関連、特にルパパト関連の呟きその他をまとめたり考察したりしてます。ルパパトのノエルのスピンオフについて二言目にはしつこく要望してます。

リュウソウジャー3話: 詰め込み過ぎが勿体ない感じ

ニチアサのより子供向けな戦隊3話にしてサポートヒロインが自殺未遂。

ういちゃんの、他人に見て欲しいから、他人に認められたいから真実ではない大げさ動画でもアップする、という行動原理と、自分の生み出したマイナソーがこのままだと人々に危害を加え、自分がいなくなれば被害も食い止められるのなら自殺しよう、と性急に結論付けるという、自己肯定感のめちゃ低いタイプが陥りやすい思考回路はそれなりに親和性が高いと思うので説得力は感じた。

でもいくらなんでも早すぎたよなあ。

ういちゃんとコウ達はそもそも前回一緒に暮らし始めたばかりなので、リュウソウジャー達と比較しても劣等感とかいきなりわ~っと話されてもなかなかついて行けない。中澤監督演出でドラマチックに情感溢れる感じに見せられてもこれはキツい。

ういちゃんの、ふとした時に見え隠れする儚げな透明感みたいなのは意外性があって気に入ったんだけど、だからこそ勿体ないなあ。

 

今回は他に、メルトと青い騎士竜の交流に、黒緑兄弟の登場と衝突、マイナソーを生み出す人間をどうするかの葛藤もあったりして、いくらなんでも詰め込み過ぎじゃないかな?

特にメルトはここまでキャラ紹介が弱めだったから、先にこっちをがっつりやっても良かったんじゃないかなと思えて。見返り青騎士竜とか可愛かったし。

 

マイナソーを生み出す人間を躊躇なく殺そうとする黒緑兄弟はラストで、騎士竜を持たないから巨大化されたら為す術がないためそうなる前に何としてもどうにかするしかないというスタンスなんだ、というのが分かったけど、それに絡んで苦い経験でもしているのかどうかは気になるところ。

バンバは普段があんな重そうなキャラだからまだしも、トワくんは幼くて軽めな感じがするだけに、まがりにも人の命を奪うってことに対してどうも軽く考えてない?って見えちゃうのが気になった。

 

この詰め込み過ぎ、開始が1ヶ月後ろにずれたことと関係はあるんだろうか?

丸山Pのインタビューを読むと企画のスタートは例年通りだったから想定より準備期間があり、脚本の読み合わせを念入りにやれた、とのことだけど、脚本自体を圧縮させなきゃいけなくなったりはしなかったんだろか?というのはちょっと気になる。

スタートが遅くなったからと言っても、もしGW商戦までに出さなければいけない商品数が去年までと一緒なら、その分販促イベントが忙しくなりそうだし。ライダーが10月開始になった時に序盤のら玩具スケジュールがとんでもない事になったから少し心配。