リュウソウジャー2話: 可愛く楽しいけど気になることも多め
コウもメルトもアスナも、基本的には素朴でまっすぐな、気の良い子達なんだろな、というのは伝わってきて好感持てる。
吹越さん演じるういのお父さんも良い味してて、これから拠点になるだろう場所も雰囲気良く楽しそう。
子供達に怖がられてた様子もなく気が付いたら遊び疲れたみたいな感じで昼寝してるティラミーゴも可愛い。
楽しげな雰囲気で時々可愛らしく、話がすいすい進むのも良い。
でも、いったん気になり始めると、これこの先大丈夫かなって心配になってくることもかなり多いような。
・マスターの死がなかったかのような冒頭のじゃれ合い
・それとも連動する、マスターを殺した敵を再び目にした時のコウの無反応
・ティラミーゴだけでなく、青桃の騎士竜も行方不明なんだけどそっちはスルー気味
・またロボ戦がコウだけ
・今回青桃の騎士竜が出てこなかったから、騎士竜が普段はどうしていてどうすれば出て来るのかもわかりにい
・マイナソー製造の仕組み説明とは言えメインキャラ掘り下げよりゲストキャラのエピソード優先が時期的に早すぎるのでは?
・ういの記憶を強引に消そうとするくらい自分達の存在を秘密にしてたのに、いったん村を出たら速攻で正体をバラし居候を懇願
あと、マイナソーが巨大化する仕組みが、人間の生命エネルギーを吸収して、なので、倒さないと確実に人が死ぬという切迫感が戦う動機付けになり人を守るヒーローの表現にもなってる反面、巨大化する前に倒してしまうとロボ戦が出来なくなってしまうのも心配。
この戦隊は常に等身大戦で怪人を仕留め損なう展開をを繰り返さないといけないのかな?と。
等身大戦で倒す→巨大化のパターン崩しへの挑戦は意欲的で、その分今回のように巨大化した敵ともロボを使わずに戦う事も増えるのかなとは思うけど、等身大戦の印象が弱くならないかなと思うと、これからそうならない見せ方を考えていくのが大変かもと。
スタッフが皆さん戦隊が初めてなのもあるんだろうから様子見継続かな?
次回が中澤監督なんだけど、ルパパト3、4話の時に、キャラの見せ方とか演出のガイドラインをかなりピシッと示して来た印象なのでリュウソウはどうなるのか気になってる。
もし今回中澤監督が演出していたら、マスターの敵を見たコウに現場で何か芝居を付けてたかなあとかちょっと考えてみたり。