ルパパトの売上: 7-9月決算は機会損失が痛すぎる
11/7にバンダイナムコ7-9月決算が発表になった。正直、自分の甘さを痛感した。
バンナムHDの第2四半期のIP別売上高 『ドラゴンボール』が7~9月期で330億円と過去最高を更新 『ドッカンバトル』と玩具貢献 『スーパー戦隊』が低迷 | Social Game Info http://gamebiz.jp/?p=224132
見出しにある「低迷」は本文を読む限り海外展開も含めた売上が47%減ということで、パワーレンジャーの権利がバンダイアメリカからハズブロに移った影響が大きいと思っている。
但し国内トイホビーも厳しい。
4-9月30億
4-6月14億なので
7-9月16億(前年マイナス4億)
思った以上に出荷絞られてた
7-9月のルパパトDX新商品
Xエンペラー8856円
Xチェンジャー5616円
Xロッドソード4104円
サンダー1620円
ファイヤー1620円
ジャックボット3456円
マジック1944円
スプラッシュ1944円
これだけ出してシザーとクレーンだけの4-6月から2億しか上がらないなんて。
ミニプラやガチャも前期より少なくなってはいただろうことを考慮してもさすがにショック。どんだけ出荷を絞られていたのかと。
主力ロボのエンペラー、売れ行きが心配でちょくちょくAmazonや近隣のおもちゃ屋をチェックしてたんだけどこんな感じだったんだよね。
初期出荷7/14→瞬殺
再出荷8/11→9月前半で品切れ
再々出荷10/6→今回の決算対象外
発売してからの2ヶ月半は品切れ期間の方が長かった。特に、発売直後の一番売れる夏休み前半を丸々品切れ状態で棒に振ったのは痛い。テレ朝夏祭りや映画公開日など親子で出かける戦隊イベントもあったのに。
Amazon直営が品切れになってから次の入荷までだいたい4週間、約1ヶ月もかかるのも歯痒かった。
それでもこのペースなら8月の再出荷分まで最初に生産してたとしても1ヶ月で捌けて期間中にもう一回追加出荷できてたろうに。
Xチェンジャーも8月下旬からAmazonを皮切りに品切れ店舗が増えてきて、再入荷は9/29。
ジャックボットも出荷数少なく8月の終わりにはAmazonでプレ値がついていた。ルパンカイザーとパトカイザーを並び立たせられる貴重な存在で映画での評価も高く人気だったのからもっと売れたのに。
正直ルパパトのことは贔屓目に見てしまってるだろうし、小売さんのことを考えれば仕方ないけど、売れる商品を出荷して貰えず、どこを見てもエンペラーとジャックボットは品切れ状態で9月末を迎えさせられた結果がこの数値なのが悔しい。
でも考えてみるともっと早く気付くべきだったのかもしれない。トイネスランキングの7月月間順位がルーブジャイロより下だった時点で。
トイネスランキングは個数ではなく実売金額を競う。ルーブジャイロの価格はエンペラーの半分ちょいだった。7月はエンペラー完売状態だったのにルーブに負けたということはエンペラーの初期出荷総数はルーブの半分、もしかしたらそれよりずっと少なかったってことなんだよね。
ランクインしてくれたことで安心してしまっていたあの頃の自分を殴りたいよ。
エンペラーは一箱でなりきりとロボ2形態。今年アニメ化で人気爆発し強敵に化けてしまった、 安い・かっこいい・安心と信頼のプラレール連動のシンカリオンともやっと戦えるプレイバリューがあり、VSチェンジャーとロボを片方の戦隊で揃えると単価1000円超えの赤ビークルがダブるっていう売り方の大問題からやっと解放されたロボでもあっただけに機会損失がなんとも勿体ないと思わずにいられないよ。