キウイXのつぶやき

今はスーパー戦隊関連、特にルパパト関連の呟きその他をまとめたり考察したりしてます。ルパパトのノエルのスピンオフについて二言目にはしつこく要望してます。

ルパパト29話感想: 咲也とノエルと販促事情

今回は近年恒例の24時間裏の総集編。

 

前にも触れたけど、咲也のポジティブお化けっぷり。

「快盗に任せればいいじゃん」→「心配してくれてるんだ。ありがとうね」

三週間で師範代→「僕飲み込みが早いみたいで」

ノエルの歓迎会をノエル主催→それが何か?

女体化→速攻で女性らしく仕上げて貰って撮影続行し「楽しかったですね」

そんなあらゆる状況や他人の言動を前向きに受けとり突き進むポジティブの権化が唯一好意的に受け止められないのが「良い人ですね」って、ホントどんだけ振られたんだ咲也(涙)

 

そして今週のノエルさん。

自分の歓迎会と言いながら職場のヒルトップとジムは呼んでないのに、ジュレ3人には彼らの分の浴衣まで用意してるって、本当は快盗3人と警察3人の懇親会やりたかったんじゃないの?

まあ、具体的にはこんな流れかな?って妄想してみた。

 

ノエル「この前初美花ちゃんを危険な目に合わせて魁利君達にも心配かけちゃったからそのお詫びも兼ねて彼らも招待したいんだ。君たちも彼らとは仲が良いみたいだし、どうかな咲也くん?」

咲也「大、大、大賛成ですよノエルさ~ん!先輩達には僕から言っておきます!」

つかさ「まあ、そういうことなら(あ、咲也の応援も兼ねるのか)」

ヒルトップ「なら私たちは今回は遠慮しておくよ。若い者同士で楽しんでおいで」

ノエル「メルシーボクー」

みたいな感じでどうかなと。

 

 咲也の初美花への恋を応援

「咲也くんを放っておいて良いのかい?」

「僕なんかより君たちの方が良く知ってるんじゃないかな」

自分の歓迎会という名の快盗警察親睦会

「圭一郞くんの記憶が戻って良かったね」

両陣営の距離を縮めようとしたり、快盗側には警察メンバーへの気持ちを見つめさせてみたり。

寂しがりも構ってちゃんもお祭り好きも派手好きも本当なんだろうけど、そういう自分を敢えて演出することで、空っぽの部屋に住んでる魁利を気遣ったり、快盗と警察の親睦を深めようとしている自分をカモフラージュしてるんじゃないかってどうしても疑っちゃうなあ。

 

特に魁利には、何にもない部屋と同じくらい空虚だろうその心の中に、兄貴の古い写真以外のものが入ってきてほしいんじゃないかなと、何にもない部屋で兄貴の過去の写真だけ見て時が止まったままでいるんじゃなくて、たとえ立場は敵対する警察でも、圭一郞を人間的には気に入ってる「今」を大事にしてほしいんじゃないかなあと思ってみたり。

 

ただ、今回は「僕は警察も快盗も大事だと思ってる」って、これまでで1番ノエルのスタンスをはっきり聞けた気がする。やってること見ればそうとしか思えないだけどね。

ただこれは現時点では快盗の前だから言えることであって、ノエルがこれを圭一郞の前でも言う日は来るかな?その時が楽しみでもある。

 

 ゴーシュの実験について

今後も調整が必要と言うことで今後も出す理由付けになって、何を着地点にするかはわからないけど、着ぐるみ節約の手段が増やしてきたな~と真っ先に思ってしまうのはメタ目線に毒されてるなと思ってしまう。

ジュウオウの時はバングレイの再生能力に偏り過ぎた感あるけど、今年はデストラのゴーレム、戦闘員巨大化等、分散されてる上に怪人も改造を繰り返して、凄く頑張ってると思う。

 

大人の事情と言えば、今回唐突に出てきたクレーンの警察ブースト。

迫力あったからもっと早く見たかったけど、本来は対になるシザーと同様に登場直後からブーストするはずが、その脚本書いてるあたりでロボセットが売れないことが分かってきてグッテイ単体の販促を最優先しなければならなくなり、そのまま追加戦士のターンで割を食って今になったのかなあと思った。

  

販促事情については次回も。

東映公式が「胸を締め付けられるような切ない物語」って書いてるけど、予告で明らかにトリガーマシンの新ビークルをルパンカイザーが使ってるの見た時点でもう締め付けられてるよ。

制作の方達が、販促のあれこれをどんな思いで受け止めて、どんな形で「必見です」と言えるお話に落とし込んだのかなんてとても推し量れない。今はただ祈るだけ。