ルパパト26話感想: こまごまと
今回は軽めに。脚本がメインの香村さんじゃないのでどこまで読み込んでいっていいのか迷いがある感じ。
大和屋さん初登板の今回は、東映公式で宇都宮Pが「外から見てきた人が書いたルパパト」って評していたけれど、これまで外から見てきてあやふやだったり疑問が生まれやすい部分を潰しにきたのかな。
依頼主コグレに国際警察と馴れ合うのは好まないと言わせて共闘へのハードルを一つ明示し「意外と国際警察に事情を話せば協力して貰えるんでは?」との声への回答としたり。
ノエルの国際警察入りも来日も気に入らないのでどちらもコグレの想定外で2人が共謀したのではないことを示したり。
仮面には認識阻害機能がある。
ジムとノエルの立ち位置や国際警察と日本の警察との関係等。
初美花の金銭感覚は、非現実的な快盗稼業やっていてもごくまっとうで、偽りではあっても地に足つけて今の生活を大事にしている感じがうかがえて、ここでもジュレ組の中で一番狂っていないのは初美花かもなあと。
今回はノエルに怒っていたけど、魁利も「好きな金額書いて下さい」だし、透真は採算度外視の副業経営をいいことにジビエ食材購入と、他はベクトルは違えど人の金だと気にしない奴らばっかりだもんな。
あと、コグレに対する初美花と男二人の意識には温度差がありそうで、魁利達には「俺らは捨て駒」と思わせた張本人でも、初美花にとっては彼女の素直さもさるところながら、魁利と透真が食べられて暗い部屋で泣いてた時に絶望から立ち直らせてくれたから、そこまで割り切れないのかなあとも。
で、そんな初美花に「いい奥さんになれるよ」って楽しそうに笑うノエルは、初美花がこの危険な快盗稼業をやりとげて願いを叶え、いつか誰かと結婚して幸せになる日が来ると信じているんだね?
そう思って良いよね?
次回。
公開したばかりの劇場版がかなり評判がよく「今まで見てなかったけど映画がびっくりするほど良かったからちゃんと見てみようかな」って声をよく見かけるんだけど、そんな彼等が最初にTVで見るルパパトが透真と咲也のレオタードで踊る姿かもしれないという状況に何かが激しく間違ってるような気がしてる(汗)