キウイXのつぶやき

今はスーパー戦隊関連、特にルパパト関連の呟きその他をまとめたり考察したりしてます。ルパパトのノエルのスピンオフについて二言目にはしつこく要望してます。

仮面ライダーゼロワン10話感想: 砂上の楼閣を増築してるっぽい飛電とか不破さんと唯阿さんとか

中澤監督はパイロットの杉原監督より先に2巡目。ルパパト→ジオウ→リュウソウ→ゼロワンと4作続けてライダーと戦隊を跨いでの3・4話必殺請負人として活躍しつつも軸足は戦隊だと思ってたけど、ゼロワンの方が合ってそうだしまた見たいな~と思っていたから嬉しかった。

杉原監督のローテーションが飛んだのは映画で外れたからなのかな?

それはそれで真っ当なんだろうけどTVの2順目が遅くなるのは寂しい。中澤監督がライダーに残っているのはそのためもあるんだろうか?

 

ヒューマギアという商品の信頼性が揺らぎ大ピンチの社運を賭けた一大プロジェクトが、セキュリティ強化ではなく俳優業という新分野への進出。

前回の事があってちょっと距離が縮まった感ある不破さん率いるエイムズが何人も護衛についてはくれてるとは言え、なんというか、砂上の楼閣を増築してる感満載で(汗)。

だって問題になってるのは、配置したヒューマギアが次々ハッキングされてマギア化して人々を襲っていることなわけで。

そのハッキングを防ぐ手立てがないのに新分野への進出って、そういう危険を孕んだ業界を増やしているようにしか見えない。

なんか最近良く見るダメになってく企業の辿る道って感じ。

これだけ問題起きても会社のベクトルが頑なにセキュリティ改善に行かないのは、毎回必ず戦闘マギア確保が必要な番組の都合なのか、それともライバル不在でどうしても危機感不足な飛電帝国が悪手を重ねて1度は没落し、代わりにザイアが台頭してくる布石なのかどっちなんだろな?って思ったりする。

少なくともザイアの彼は飛電帝国の崩壊というドラマを予見していて、今のところ自分の思う通りに事は進んでいるということらしいけど。

しかも、記念だからと言って或人がエキストラ参加したために、迅雷が襲ってきても戦闘参加できませんて、かなり本末転倒だと思う。シーンとしては面白いんだけど、いろいろまずいような感じ。

個人的には或人社長がまだまだ優先順位のブラッシュアップがままならない未熟者ってことで許容範囲だけど。

 

唯阿さんは前回、自分が暗殺ちゃんを撮影してる映像を突きつけられて咄嗟に「私じゃない」って言っちゃったのは、

「撮影したのは自分でも悪意を持って流出させたのは自分じゃない」

って言いたかったのかなと思う。

でも今回不破さんには、自分が流出させたと見られても否定せず、それどころか自ら飛電追い落としへの加担を認めた。

心を通じかけたイズに後ろめたい行為を知られ、画像流出の真犯人っぽいザイアの社長?にはマンモスを渡した負い目を突かれると共に更なる指示を下され、自分の立ち位置を思い知らされて不破さんとの決別も覚悟してたのかな。

彼女がそうしなければならない背景ってなんだろうな。

 

唯阿さんはもう不破さんにも許されないと思っていたけど、不破さんは唯阿さんのピンチを助けた。

不破さんにしてみれば、デイブレイクみたいな大量殺戮の隠蔽がまかり通ってきたこんな世の中で、組織なんて信用できないしこっちも大人しく従う義理はないとばかりに好き勝手に装備使ったりしてる人だから、考えようによっては自分も信じるもののためにエイムズを利用してるようなもの。唯阿さんをあれこれ問い詰めて断罪する資格はないと思っているかもしれない。

それより自分を助けたいと思ってくれた唯阿さんを個人として信じられて、彼女が自分の信じるもののために戦っているのならそれはそれでOKなのかもと思った。

まあこういう場面のたびに、そもそもヒーロー番組でそこで助けないという選択肢はないように思いはする。

けど、唯阿さんの「なぜ助けた」と言う問いへの不破さんの答え方は、唯阿さんの立場やこれまでの行動への信頼に加えて、「これであいこだ」と決して一方的な救済ではないことも示していてとても素敵だった。

もっとも同じ中澤監督で去年の今頃、終盤まで信頼されない方が良いという方針からか、パワーアップする本人にもかかわらず良いとこなしのまま、基本的人権の尊重というあんまりな理由を高らかに宣言されて一方的に助けられるだけな奴がいたっけな、と比べてしまい古傷がいまだに疼いて辛くなったりもするけど(しつこい)。

 

殺ちゃんと大和田さんの夜の芝居、良かったなあ。

大和田さんは大物俳優が大物俳優を演じるという二重構造みたいな感じだけど、細かい表情の芝居がさすがの味で素晴らしく、暗殺ちゃんも演技とヒューマギアとしての素の間の揺れ動き方が魅力的で、ちょっと2人の心の交流じみたものも感じさせて。中澤監督の夜の場面て情感あって結構好きなシーンが多い。

でもこの出来たばかりの師弟関係は、次回きっと壊れてしまうんだよね。

大和田さんは「俳優ヒューマギアより芝居が上手い」と気に入った「あんちゃん」がモジュールを隠したヒューマギアだとは知らないし、暗殺ちゃんが正体を表してエンジを襲った場面も見てない。そして大和田さんに暗殺ちゃんが接近してるのは誰も知らないまま。だから次回はきっとそれらが繫がって、この2人に感情移入してしまうと辛そうだなと思いながら、それを中澤監督で見られるのかなと思うと楽しみ。

 

あと、時々暗殺ちゃんのヒビだらけのゼツメライズキーがアップになるのが不穏。

強くなりたい暗殺ちゃんは実際倒されるたび強くなるけど、それは破壊されるたびに増えてくゼツメライズキーのヒビ割れと引き換えなんだとしたら、強くなるために寿命削ってるみたいなもんかもしれないなと思うと、暗殺ちゃんが満足出来る強さを手に入れるのとキーが砕けてしまうのとどっちが先なんだろなって敵ながら心配になる。

 

ルパパト: 独断と偏見で各キャラの星座イメージ

ルパパトのスピンオフ云々ていう記事は暫くやめてるけど、他愛ないことならいいかなと思って、彼らが星座で言えば何座っぽいかなってぽつぽつツイッターで考えてた事を加筆してまとめてみた。

 

■誕生日がわかるか絞られるキャラクター

その前に、放送日=ドラマ中の日付とした場合に誕生日がわかってたり、ある程度時期が絞れるキャラを洗い出して見るとこんな感じ。

 

<誕生日が判明している>

初美花: 8/19→獅子座の終わり

ドグラニオ様: 2/11→水瓶座

 

<ある程度時期が絞れる>

ノエル: 名前の意味がクリスマスやその時期を意味する

→12月生まれの可能性が高い→射手座か山羊座

 

透真: 8話と49話時点でどちらも24歳

→1/28~4/1→水瓶座魚座牡羊座のどれか

 

魁利: 8話時点で19歳、49話時点で20歳

→4/2~1/27→魚座以外(絞ったうちに入らないか(汗))

 

ノエルが12月生まれの場合、

「じゃあ最終回で宝物庫にいた時のノエルは27歳じゃなくて28歳ってこと?」

って思いあたり、より彼のアラサー味が増してしまって焦ったりもした(汗)。

 

だけど、占星術と言っても「何月何日生まれだから何座」っていうのは太陽がどの星座にあるかってことだけで、実際には他に月や水星金星等、9つの惑星についてもどの星座に入るかを見たりもするので、現実的にも一つの星座の特徴だけが突出して見える人はむしろ少ないかもしれない。

だからとりあえず、上記の実際の誕生日や時期は無視して、あくまで自分の考える各キャラの星座イメージ、何座っぽいかっていう見方でそれぞれ2つずつ、独断と偏見で挙げてみた。

 

■ルパンレンジャー

<魁利>

双子座終わりの蟹座混じりがネガティブ拗らせたみたいなイメージ。

中盤で見た部屋の虚無や30話の曇りっぷりが凄くて、頭の中に太宰治(6/19生)の「生まれてすみません」みたいなイメージが出来てるせいかも。

頭の回転は早くて臨機応変「悪知恵なら任せろ」。ただし回転早すぎて余計な事まで考え過ぎて他人と比べて劣等感に直行しちゃう、みたいな。

店で女の子相手のマシンガントークや圭ちゃんに甘える時の調子の良さとの落差が凄くてそれがくるくる入れ替わる二面性。

蟹座っぽさは、良くも悪くも兄貴に影響されたり初美花と兄妹感全開だったりと、意外とアットホーム感あるところ。

「たとえ誰かが倒れても→うちの初美花に何してくれてんだお前!」みたいなのは蟹座あるあるって感じ。

 

<透真>

なんかもう超蠍座

徹底的に一つの道を極めようとする、鋭い洞察力と探究心、核心を突く毒舌、物静かと激情、秘密主義、復讐心、味方への情の深さと敵への容赦なさ、上辺だけのお世辞は嫌い

とか説明読んでるだけで「まんますぎる(汗)」ってびっくりしたくらい。

彩一筋だし「他の何を撃ててもお前だけは」がかなりそれっぽい。

この人、彩さんと引き離されるくらいなら一緒に攫われるか下手すりゃ一緒に死にたかったんじゃないか?って思わせる究極感があってそれも蠍座っぽい。

ただ、料理講師やってる時の「料理は五感で楽しみましょう」と、自分が見聞きし触れる現実を大事にするところは牡牛座っぽさもあるのかな。

 

<初美花>

これっていう強烈な特徴は感じないけど強いて言うなら蟹座が強そう。

どこにでも根を生やしてご近所さんにも可愛がられて適応して生きているところ。

共感力や同情心が強くて世話好きでお節介なくらい味方を応援したがるところ。

でも正直言ってあの溺愛パパさんとの関係性にイメージが左右されちゃってるかも。あとコグレさんとのお爺ちゃんと孫的な雰囲気も。

もう一つも、強いて言うならって感じだけど天秤座。

お洒落で他人からどう見えるか大事。幼い妹分のようでいて快盗3人のバランサー。年上で高給取りでも騙して利用したら罪滅ぼしに奢る公正さ、かなあ。

 

■パトレンジャー

<圭一郎>

凄く難しいけど獅子座の終わりで乙女座強めと見た。

自分の信じる正義や秩序への強烈な頑固さは獅子座っぽいけどそれでいていざとなると乙女座の実用的な柔軟さが独特な混じり方してる感じ。

職務を徹底しすぎてプライベートを犠牲にしがちで、大事な同期の仲間を失った時でさえその事だけを悲しめずに他の犠牲者達にも思いを馳せちゃう公僕の権化っぷりは乙女座強すぎかなと思う。

だけど熱量が凄すぎて、スイッチ入った時の圧倒感は獅子座しかない気もするかな。公僕に徹してるようでいて「俺はパトレン1号朝加圭一郎だああああ!」な押し出しの強さとかも。

 

<咲也>

射手座要素強めなのかな。

寛大で楽天的、枠がなくてわりとなんでもありで受け入れちゃうところ、無用心。

率直で悪気ないけど歯に衣着せぬ言葉。

言葉の裏や細かい表情を読まない。

可愛い女の子とはいくらでも仲良くなりたいしそれを隠さない。

後輩ポジだからあまり機会がなかったけどたぶんアドバイス好きで、それを受けて相手が立ち直った時の大らかな喜び方がそれっぽい。

ただ大事な時に情に流されずに優先順位を間違えないシビアさはちょっと山羊座入ってるかも。射手座の無用心を山羊座でギリギリ踏み留めてる感じ。

 

<つかさ>

牡牛座要素をかなり強く感じる。

生活の安定を凄く重視してるところ。そして穏やかな暮らしを自分の力で戦って勝ち取ろうとするところはもろに牡牛座の女戦士って感じ。

牡牛座は五感を大事にするけど、(他の人にどう見えようと)自分が可愛いと思うぬいぐるみ集めと顔スリスリも「自分にとって心地よい感覚」を大事にしてるように見える。

ただ実務力、観察力分析力柔軟性は乙女座要素もあるかな。

男言葉も、乙女座ならではの職務徹底や、より警察官になりきろうとした結果のような気がする。

 

<ノエル>

元木さんがそうだからってわけじゃないけど、天秤座が強そう。

優雅さへの拘りやソフトな語り口のジェントルマン。

両方に良いように働きかけてくバランス感覚。

人を傷つけるのが苦手で時々優柔不断。修羅場から逃げたい。

あたりのキーワードが凄く天秤座要素強め。

天秤座のバランス感覚で自分を抜きにして両戦隊に良いよう頭で考えて行動してたら、寂しがりの自分の気持ちを放置しちゃったとか、自分の願いも平和もどっちも捨てられないのならばって頭で考えて自分を捨てたけど、怖いって気持ちは剥き出しのまんまみたいなイメージ。

もう一つ放置された感情面は蟹座かな。グッティや快盗達への接し方で、この人本当は保護本能めっちゃ強そうだなって思ってた。根は寂しがりの甘えん坊みたいだし。

 

ルパンレンジャーは華麗で洒脱なイメージなんだけど、全員大事な人への情で道を踏み外してる所あるから、個人的には情=水の星座(蟹座蠍座魚座)が強い感じがする。サブで風の星座(双子座天秤座水瓶座)の軽快さ。

パトレンジャーは生活を守るって所に土の星座(牡牛座乙女座山羊座)のイメージがある。サブで火の星座(牡羊座獅子座射手座)の熱量。

 

ノエルは風と水と見てるから、快盗の方に親和性が高いと感じちゃうし、警察に合流したばかりの頃の不協和音は、土(堅実さ)と火(熱量)のパトレンチームに風(軽快さ)と水(感情)のノエルが混じった異質感かも、って思った。

(でもそれは警察との関係性が未だにがっつり描かれてないと思うから快盗側の印象が強いと感じてるだけかもだけど。だから・・・・・・、っていったんやめたつもりでやっぱり例のお願いに行きそうなのがしんどいな(汗)。

 

< 追記 >

ギャングラー幹部についてもやってみた↓。

ルパパト: 独断と偏見でキャラの星座イメージ(ギャングラー編)

https://kiuix.hatenablog.com/entry/2019/11/19/225545

 

 

千年という時の遠さについてあれこれ~ルパパトとタイムレンジャーから(ネタバレあり)~

ルパパトのギャングラーのボス、ドグラニオ様は2018年の第1話放送時に999歳を迎えた。つまり放送日を誕生日とすると2019年の2月11日にちょうど1000歳になったことになる。1年前の華やかで盛大な誕生パーティーとは打って変わって孤独で惨めな誕生日になっただろうけど。

ギャングラーが台頭し、異世界からノエル達の先祖が人間界に逃げ込んだのも同じ頃の約千年前。

タイムレンジャーの未来人たちは西暦3000年からちょうど千年の時を超えて西暦2000年にやってきた。

 

去年から今年にかけてがっつり見ていた戦隊がどっちも千年という時間をドラマの中で使っていた。

だから千年にからめてちょこっと考えたり調べたりしたことを、とりとめないけど書き留めておきたい。

 

■安部貞任と同い年

ドグラニオ様が2018年に999歳を迎えたということは誕生年は1019年。

平安時代(794年~1192年)のほぼ真ん中あたり。

藤原道長が存命中で、息子の藤原頼通が関白になった年らしいから藤原氏の栄華のピークかな?庶民の生活は知らないけど、政治的には安定してたってことだろうか。

この年に生まれたのは、と調べてみたら、前九年の役(1051年~1062年)で朝廷に刃向かって討たれた安倍貞任(~1062年)。

奥州藤原氏を興した藤原清衡の母親の兄つまり伯父さんにあたる。

安倍首相が自分はこの一族の末裔だと自称しているとか。

NHK大河ドラマで「炎立つ」の第一部に登場し、村田雄浩さんが演じていた。

 

■出自を気にするには遠すぎる

千年てそのくらい遠いんだよな。

その頃に異世界から逃げ込んで来たって、どっかに固まって世間から隔離されて生きてきたならともかく、散らばって人間に紛れて生きてきたら、念入りに代々言い伝えてないと自分の祖先がそうなんだってことすらいつの間にか忘れ去られてもおかしくないくらい。

ルパパトのノエル達異世界人は、もとがどんな外見だったかはわからないけど、ドグラニオ様が「もはや人間と区別がつかんな」と言った。そんだけ長い間、時には人間の血も入ったりしていたとすれればそうもなるだろうな。

それなら、誇りたくなるような祖先ならともかく、隠しておきたいならむしろ積極的に記憶や記録から抹消してしまうことだって出来てしまいそう。

ってことでこの千年という長さは、ノエルの人外設定やそれを隠さなければならない必然性って観点からは残念ながらマイナスに働いたと思う。

100年か150年くらいならまだ違っただろうか?あんまり千年に拘る必要性も思い浮かばないけど、ルパンコレクションの出所をギャングラーではなく異世界人とするために何らかの考えがあってドグラニオ様の誕生時期と重ねたんだろうか?

でもそれより身体的違いや、初登場時から堂々と披露している身体能力以外の、超能力的な特殊能力がある等の方が隠したがる説得力が増したのではと思ってしまった。

 

■絶滅生物のロマン

ただしそれとは矛盾するかもだけど、人間と外見的には見分けが付かないのに異世界人としてのノエルに執着するゴーシュには、説得力を感じた。

何ヶ月か前、京都の河原に集まった野犬の群れのニュースを見てた時に思ったんだよね。

群れの中にもし100年も前に絶滅したニホンオオカミが混じってても私は見分けがつかない。

でもニュースで、実はニホンオオカミが混じってたと知ったらきっとわくわくして

「ちゃんとよく見たいから誰か捕まえて!」

と絶対思うはず。

ゴーシュにとっては

 

野犬→人間

ニホンオオカミ→ノエル

 

なのかもって。

ゴーシュは千年前に生まれたドグラニオ様よりずっと、たぶん何百歳も若いだろうから、彼女にとってノエルは、自分が生まれるより遥か昔に、ギャングラーの世界では絶滅した伝説の生き物。そんなロマンをかき立てる存在だったのかもしれないな。

もっとも彼女の場合「ちゃんとよく見たい」は、「切り刻んで体の中を見たい」って意味になっちゃうんだけど(汗)。

 

■罪悪感を持つにも遠すぎる?

一方、タイムレンジャー最終回では別の形で千年の遠さについて考えさせられた。

黒幕のリュウヤ隊長は、時間移動実験の失敗の際、時空のゆがみの中で、自分が21世紀に派遣されそこで殉職する未来を見てしまう。その死から逃れるため千年前の人間に肩代わりしてもらおうと画策し、結果的に滝沢直人が死亡した。

それを知ったシオンは、千年前の人たちだって生きているのに酷い!と憤った。

けど、それは実際にあの時代に行って、身代わりにされた直人とも交流していたから、という面はなかったろうか?と思えてしまう部分もあって。

「自分の死を知ったら、それを変える方法があれば、誰だってそうする」とリュウヤ隊長は言ったけど彼にしてみれば、千年前の会ったこともない、どんなに長生きしても900年前には既に死んでいる、しかも何もしなくても大消滅で死んでいたかもしれない当時の人間を一人身代わりにしたとしても、そんなに罪悪感を感じることはなかったかもしれないな、と。

自分に置き換えてみても、余命6年を宣告され、その死を平安時代の誰かに肩代わりさせる方法があると知った時に

「千年前の人間だって生きているんだから」

と思いとどまれるかな?と思うと自信はない。

千年という時間の隔たりは、罪悪感を持つにも遠すぎるのでは?と思った。

 

■生まれる時代を間違えた?

ちなみにタイムレンジャーの「30世紀」を現代に置き換えてみるるとこんな感じだろうか?

 

ロンダーズは、21世紀の犯罪集団がマシンガンや手榴弾ひっさげてバイクや自動車で平安時代に乗り込んで暴れてたようなものかも。

タイムレンジャーは、警察の特殊部隊が完全装備と装甲車で追っかけてきて、源氏のはぐれ者の嫡子を取り込んで活動拠点を得たようなものかな?

タイムファイヤーは、源氏の棟梁に拾われ野心を持ちつつ嫡子に仕えたりもしていた雑兵が、ひょんなことからマシンガンと防弾服と装甲車一台を手に入れて大活躍し、一気に名を挙げちゃうとか。

源氏に仕える職人が全力で防弾服やマシンガンや装甲車の仕組みを解明しようとしてもさっぱり分からずお手上げで量産不可能。

手に入れた時に、何だかよく分からんがガイダンスに従って操作してたら生体認証設定されちゃって他の人には使えない。

活躍が評判となり棟梁に目をかけられるも、棟梁が戦闘で深手を負って部下たちが跡目に嫡子を呼び戻そうとしたため、源氏を飛び越えてかねてより目をかけてくれた朝廷の有力者と誼を通じ、勅命を出して源氏の配下を乗っ取り、直属の護衛を仰せつかって北面の武士とかを歴史より前倒しで創設する。しかし奇跡的に回復した源氏の棟梁の逆襲で、有力者は失脚、落ち延びて再起を果たそうとするも・・・みたいな。

 

書いていて、野心剥き出しで足掻きクーデターも起こし一度は頂点に近づくも敢えなく追い落とされてしまった滝沢直人の苛烈なキャラや運命って、平安時代末期とか戦国時代とかみたいな乱世の方がしっくりくる人間かもと思った。生まれる時代を間違えたかなと。

 

■追いつけない技術力の差

あと、現代の技術を時代劇の世界に持ち込んで活躍って、「仁~JIN」とかあるけど、それを

時代劇→現代

現代→未来

にスライドさせて時代劇→現代の人間の視点でやってみたのがタイムレンジャー、って見方もできるのかなあと。

戦隊ならではの変身機能や巨大ロボの技術も、未来からのものっていうSF要素をまぶすと個人的にリアリティーを感じた。

特に、変身スーツを現在のSWATあたりが使っている防護服、武器を銃に置き換えただけでも、平安時代では絶対に解析不可能だろなって考えると、30世紀の装備を現代の知識や技術力で解析できない説得力が増した。

改めて、千年の隔たりは、技術の差って部分でも物凄く大きいんだな。

千年経てば、人類がそれまで滅びてなければ案外、戦隊の変身スーツや合体ロボなんてのも実現できているかもしれないんだなとも思ったりして。

仮面ライダーゼロワン9話感想: 競合のない必需品に支配された世界の怖さとか唯阿さんの揺らぎとか

唯阿さんは、2話で不破を蹴り飛ばしてピンチを救ったり女子高生を守ったりと、これまでも最低限のヒーロー性は描かれていたけど、一方で正体不明の男とつるんで暗躍したりとかなり怪しげな動きもしていた。

だから、今回みたいに不破さんを助けたくて取り乱したり、病院の患者さんを助けるために必死でヒューマギアの再起動を要求したりするのを見るとホッとして好感度上がる。

3話でお寿司頬張って美味しさを全身で表したりもしていたから、根はそういう素直で感情豊かな等身大の女の子だったりして。けど、あんな殺伐とした職場なもんで一生懸命肩肘張ってる所もあったりするのかな?強面で全然言うことを聞かない部下なんかもいるし。不破さんとか不破さんとか。

 

たび重なるヒューマギアの暴走に、やっとメディアや世間が飛電の製造者責任にスポットを当てた。一安心。

と思ったら、それへの対策として副社長が命じたのは、衛星ゼアからの指令で病院のヒューマギアを一斉に強制停止(汗)。看護師も医師も治療途中で止まっちゃったりしてこれはこれで患者達の命が大ピンチ。

マギア化して暴れるリスクも分かるけど、ろくな通告もなくいきなりって普通の民間企業じゃ考えられない暴挙でビビった。

でも、考えてみると飛電インテリジェンスは普通の会社じゃないんだよな。

もちろん問い合わせやクレームは殺到して株価は暴落。

だけど問題があるからって乗り換えられる競合商品はないし、不安があっても使わなければ仕事にならない現場が既にたくさんある。

そんな競合相手のいない状況だから、面倒臭くコストもかかる改善や安全対策が一向に進まないんだとしたら、案外リアルな世界かもしれない。

少なくとも私は、原発事故後の、やっぱりライバルのいなかったあの会社のあれこれを思い出すと荒唐無稽なフィクションだとは笑えないな。

副社長とか長くいる幹部も社員も、そんな状態にどうしてもあぐらをかいてしまっているって見方も出来てしまうかも。

 

更にもっとエグい想像しちゃうとあの世界ではもしかしたら、仮に病院で死者が出たとして世間から批判され訴えられたとしても、「想定外」の連発で請求棄却なんじゃないだろうか?とも思えてきてしまう。デイブレイクほどの大事件の隠蔽が可能な大企業なら、政府にも影響力があるかもだし。

そんで下手すれば裁判所や検察にもヒューマギアが働いてるかもしれないんだよね。少なくともOPには警察官のヒューマギアがいる。

そう考えるとあの世界は、平和的でマイルドに描かれてはいるけれど、実は飛電インテリジェンスに半ば征服されてるようなものでは?って思ってしまった。もちろん或人にはその自覚はないけど。

競合のない一社独占の必需品に支配された世界って、何か問題が起きた時、とっても怖い。

 

そんな飛電帝国の牙城に、唯阿が接触していた正体不明男が率いる「我が社」が、滅亡迅雷の来襲につけ込んで切り崩しを図ろうとしているんだとしたら、その狼煙があの動画流出だったのかも?

殺ちゃんは自分の意志で悪意を持ったというより、悪意を持った滅の意志に従うようにプログラミングされた個体だと思う。唯阿さんから動画を受け取った男もそれを知ってるはず。

だけど、飛電インテリジェンスの製造者責任が問われだしたこのタイミングで、「滅亡迅雷にハッキングされなくてもヒューマギアは危険」ていう印象を与えかねない形で揺さぶりをかけてきたのは悪意しか感じないもんな。飛電のピンチは「我が社」のチャンスとばかりに。

 

唯阿さんは上手く立ち回ってるつもりでまんまと利用されてしまっていたのかも。

自業自得なのかもだけど、イズとの距離が縮まりかけたと思った矢先に、動画を撮ってる場面を見せられ詰問されて「私じゃ、ない・・・」はちょっと可哀相だった。

動画を撮影したことじたいは敵の戦力分析という意味からも何にも悪い事じゃないんだけどね。こんな使われ方をするなんて想定外だったんだろな。つるんだ相手が悪かったって事にはなりそう。

ヒューマギアの善意について考え始めたり、「道具は使いよう」が持論だった人がギーガーの暴走に「道具に頼ろうと思った結果がこのザマだ」と自嘲したりもして、意識失ってた時間の方が長い不破さんよりむしろ、唯阿さんが揺さぶられる回でもあったって感じ。

 

今回、仮面ライダーが守ったわけではないんだけど、お見事先生が滅亡迅雷ネットに襲われて、でもマギア化も破壊も消滅もなく済んだのが嬉しい。

メインゲストヒューマギアでは初めての快挙だったりするかな?アンナさんはマギア化は食い止められたけど消滅はさせられちゃったし。

お見事先生とアンナさんのケースを考えると、ハッキングされた時、またはハッキングの効果が再び作用した時に、重要な任務プログラム遂行中だった時、その使命感の強さがハッキングに打ち勝つ事があるんだろうか?でもお見事先生はハッキングじたいは真白ちゃんなんかと同様に、怪我人を救助中だったんだっけ。

重要プログラム実行中だからか、自分の意志の善意で滅亡迅雷に打ち勝ったのか、そこにシンギュラリティが作用してたのか単なる個体差なのか、まだハッキリとは分からないのかな?

もっとも、お見事先生って名前からして飛電の医療ヒューマギア製作チームのプライドが結集した最高傑作な感じはするから他のヒューマギアよりハッキング耐性あっても不思議じゃない気もするけど。

 

そんなお見事先生に助けられて

「俺には2つの記憶が出来ちまった。ヒューマギアに襲われた記憶と、救われた記憶だ」

ってふっと笑う不破さん。

これまで4話で少年に言ったように前だけ見て突き進んでいたようでいて、実は襲撃されたあの日から、これだけヒューマギアの普及する世界で生きて来ながらこの12年間はずっと、ヒューマギアが憎いのと怖いのとで、彼の中の時間が止まっていたのかもしれないなと思った。こちらも少し考えが変わってきてる。

 

一方、前回悪意のヒューマギアを目の当たりにしてショックを受けた或人。一度は強制停止を受け入れたけど、唯阿さんの説得を受け、もう一度「我が社のヒューマギアを信じる」ことにする。

滅亡迅雷が自社製ではないこともあるし、とりあえず現状キープ止まりって感じなのかな。

本格的に揺さぶってくるのは年明けか年度明けくらいなんだろうか。

 

イズちゃんの

「私は或人社長を信じたい。それは善意でしょうか?悪意でしょうか?」

って静かな問いかけ、いかにも機械ヒロインが主人公と触れ合ううちに少しずつ何かが芽生え始めてるって感じで好き。

善意よりはもっと個人的というかエゴイスティックな、副社長秘書とにらめっこしたり、唯阿さんをちょっと怒り混じりに厳しく問い詰めた時のと根っこは同じものかもしれないな。

唯阿さんが来る直前に、映像を見ながらちょっと斜めに俯いた表情が、機械の無表情にも、知ってる人に裏切られて戸惑っているようにも、悲しく静かに受け止めようとしている感じにも見えて綺麗だなと思った。

仮面ライダーゼロワン8話感想: 不破さんだってたぶん怖い

或人は真白ちゃんにデレデレしてたけど、イズちゃんだって超絶可愛いし、アンナさんもかなりの美形だったのに、初対面からビジネスライクだったんだよな。

男としての或人は、いかにもお人形さんやアンドロイド系の硬質感よりふんわり包み込むみたいな柔らかさを感じさせるタイプが好みなんだろかな?確かに真白ちゃんはイズちゃんやアンナさんよりは人間ぽいというか、より体温を感じさせるところはあるかも。

 

で、真白ちゃんは或人を持ち上げて体重や血圧を測定してたけど、あれは現時点では真白ちゃんだけのやり方なんだよね?

まさかと思うけど病院全体であの計測方法を採用してたりしないよね?

いやもし不破さんを持ち上げようとしたヒューマギアがいたりしたらどうしようって(汗)。

断固拒否する不破さんとの攻防を見たい気持ちと、彼の心中を思えばそんな場面を見たがる心根は鬼畜だって気持ちがせめぎ合ってしまった。

 

だって普通、健診の時には余計なものは身に付けないよう指示されるもんだけど、不破さんは無視して変身装備のキーをずっと握りしめていたんだもんな。

たぶんヒューマギアだらけの病院内で、端から見るより何倍も恐怖心と警戒心を持って検査に臨んでいたろうと思う。

ヒューマギアが自我を持ちうるなんて聞いてしまったら尚更だよ。検査着だけの丸腰なんて、襲ってくるヒューマギアに抵抗する術なく逃げ回る無防備な少年だった時と大して変わらない。そんな状態で、「自分の意志で」自分や他の人間の患者に危害を加えるかもしれないヒューマギアに体を預けるなんて選択肢は、彼の中にはなかったかもなあと。

でもその緊張を一瞬解いたのが或人のギャグだったりして、とか思ってみたり。

真白ちゃんが自我を持ち始めたのでは?って疑いが持たれた時の即破壊モードといい、今回の不破さんは全般的に余裕をなくしてピリピリしているのも無理ないかなと思う。

 

だけど、病院で働くヒューマギアは個人情報を扱うため、独自のローカルネットワークで管理されてる分、他のヒューマギアよりセキュリティは強固に出来ているとのこと。

殺ちゃんのハッキングも失敗。

この仕組み、これだけ滅亡迅雷ネットの被害が拡大してるなら他業種のヒューマギアにも最低限のセキュリティ対策として早々に標準装備してほしいな。ね、社長さん。

 

そのセキュリティを破るために唯阿が技術顧問やってる研究所を狙う滅亡迅雷。

そこで開発中の巨大ロボット「ギーガー」は暴走したマギアを強制的に制御出来るって。

それはそれでギーガーを制御する側のモラルが問われて怖い。唯阿が密かに連絡を取り合う正体不明の男に、それが備わってるとも思えないのがこれまでの平成仮面ライダーを見てきた感覚。

 

そのギーガーがハッキングされて、まともに稼働する前に病院のデータセンターを破壊し、瓦礫に埋もれた人々を救助中のたくさんの医療ヒューマギア達を一斉にハッキング、マギア化してしまった。

強力な制御能力があっても、その本体を乗っ取られたら却ってその分だけ大きな脅威になってしまうのが怖い。

ギーガーは戦闘中は止まってたのかな?ただ暴れ回るだけでも甚大な被害が出そうで、研究所の責任が問われても不思議はない感じだけど、今後も活躍する事はあるのかな?

 

イズちゃんのハッキング回避能力が毎度の事ながら凄い。いつも当たり前のようにかいくぐって避けてるけど、何か特別仕様なんだろうか?

一貫ニギローが襲われた時にも同じ場所にいたけど、触手が弾かれたか避けたように見えなくもないし。或人社長は一度きちんと調べた方が良いと思う。

 

滅と迅はヒューマギアだった。

ただし迅の耳元は他のヒューマギアとは形状は異なるけど綺麗に整えられているのに、滅の耳元はヒビだらけで痛々しいような不穏な感じ。

迅は滅が作ったけど、滅は何かイレギュラーな事態が起こったのを連想させる。人間がコントロールするために着けていた物を無理やり引き剥がしたか、それとも今見えてる装置を無理やりねじ込んでくっつけたか、とかいろいろ想像出来て、今はそれだけでも面白い。

 

で、その何かを先代社長は絶対知っていたんだろうね。でなければ、あんな遺言にならないし。しかももしかしたら彼らを12年間抑え込んだのかもしれないんだよな。彼の死を知って滅亡迅雷は活動を再開したんだから。

でもここまで大事になって来ると、死んだのは何か対策のための嘘で、どこかのタイミングでしれっと蘇ってきても驚かない(笑)。

 

滅の役者さんはここまでもう一つ印象が薄かったんだけど、今回はやたらかっこいい刀効果もあってか、一気に存在感が増した気がする。濃いめの顔と紫のサソリの組み合わせに何か既視感と悲劇と喜劇の予感も覚えるけど(汗)

ライダーのスーツアクターはジオウまでずっと主役ライダー張ってた高岩さんだそう。そういう目で見ると、一人だけ貫禄が違う気がする。でも主人公時代にはなかった重厚感も感じるから、悪役ライダーとしての演じ分けもあるのかな。気のせいかちょっと岡元次郎さんが立ちはだかってるような風味も。

 

その高岩ライダーに完敗して大爆発したバルカン不破さん。人間より頑丈な怪人が爆死する火薬量に勝るとも劣らない迫力と切迫感で引きだったけど、予告見なくても生きてる間違いない凄い安心感なのは話数一桁時点だからだけじゃないな。不破さんだから。彼にとっては悪夢のような一日だと思うけど。

その次回予告ではさっきの病院に運び込まれていて、今回ちらっと出ていた医師ヒューマギアが、手術が必要と言っていた。

 

7話でヒューマギアが自我を持つと知らされた時、たぶん命を救って貰った過去からその自我が全て善意に向く最高な可能性を思い描いていた或人と、たぶん殺されかけた過去からその自我が悪意に向く最悪な可能性を思い描いていた不破さん。

今回は或人が、悪意で人類を滅ぼそうとするヒューマギアの存在を突きつけられてしまった。

次回は、不破さんがヒューマギアの善意の自我に救われたりして、それぞれの認識が揺らぶられたりするんだろうか?

ただ、或人は不破さんに比べてイマイチ「ヒューマギアが心を持つ」って事に対してピンと来てない感じもする。もしそれこそがイズちゃんも絡めてメインテーマに関わってくるなら、現時点ではそういう段階、ってことなのかもだけど。

 

いかにも名医設定っぽい医師ヒューマギアの名前が「お見事先生」って聞こえたんだけど、「白衣の天使真白ちゃん」といい、医療関係ヒューマギアの名付けセンスにこれまでのアンナや一貫ニギローと比べると相当な自負を感じる(汗)。

これだけ大量流通してるなら、ヒューマギアの業種別にチームか部門が分かれてるのかな?もともとヒューマギアは医療目的が発端なら、うちの分野が本家本元みたいなプライドもあるかもなあ。

仮面ライダーゼロワン1話~7話: とりとめなく印象とか感想とか

平成仮面ライダー2期は、販促を物語に落とし込むのが大変そうでそっちが気になりすぎたりして、物語の感想は書くのも呟くのもやめてたんだけど、ゼロワンは書いて見ようかな。

毎週書くかどうかはわからないけど、とりあえず7話まで見終わったんで、これまで呟いたことを中心にまとめて見たら、大福長くとりとめなくなってしまった(汗)。

 

■世界観

主人公が社長を務める飛電インテリジェンスのAIロボット「ヒューマギア」があらゆる業界に普及している世界。

これまでに見てきた職種だけでも

 

会社役員秘書、お笑い芸人、遊園地スタッフ、警備員、寿司職人、理髪師、バス運転手、バスガイド、漫画アシスタント、宅配業者、声優、先生、タクシー運転手

 

ど多岐に渡り、当たり前のように人間と共存している。耳部分を除けば人間と見分けがつかない外見で容姿も少女から中年男性まで幅広く、カスタマイズも出来る。

高性能で優秀だけど、滅亡迅雷ネットのハッキングには無防備。シンギュラリティを起こし自我を持った個体は狙われて接続させられたら人間を襲うマギアに変貌してしまうし、マギアから伸びる触手?に接続させられるとそれ以外のヒューマギアもマギア戦闘員化してしまう。これらのマギアの暴走を止め、人間を守って戦うのが今回の仮面ライダーの基本構造みたい。

 

これだけ普及しているから至るところにヒューマギアがいて、いつでもどこでもマギアを発生させて戦闘シーンに入れる反面、今のご時世だと

「それって危険だから欠陥車や家電のようにリコールで回収したり、もっとセキュリティ強化しないといけないんでは?」

みたいに、対策を立てようとしない会社の姿勢にもやっとしてしまうところはある。

ただ、ある日乗っ取られて襲ってくるリスクがあっても、お笑い芸人もいるくらい世の中の津々浦々に普及しすぎて、回収したら深刻な人手不足で立ちゆかないし競合商品もなかったら使い続けるしかないのがあの世界なのかも?って考えると結構怖い。

もしかしたらフィクションじゃなくてありえる現実の未来かもって。

 

■或人

基本的には明るくて前向きで優しく、ヒーロー気質の良い奴なんだろなとは思う。

元売れないお笑い芸人が

芸人として笑いを取るのはダメだったけど、ヒーローとして守った相手を笑顔に出来る事にやりがいを見出す

っていう流れに繋げたのは綺麗だと思った。他にも

不都合な事を隠蔽しないという決意をゼロワンの正体を自分で明かすことで体言する

とかみたいな、社長で仮面ライダーをやってく意味やスタンスの見せ方が、ヒーロー番組として上手いなと思って、そこはかなり好き。

 

ただ、その判断は経営者としてどうなの?って思ったりする事は結構あるかも。

ちょうど5話~7話がどれも、ヒューマギア絡みでトラブルが起きた現場に社長として直面し、どう判断し動くかを見せてたわけだけど、なかなか微妙というか、私も判断しにくいところはあったりして。

 

自社製品のセキュリティが問題で使えなくなり業務に支障をきたした顧客が早急に代替品を要求してるのに発送止めて逆に説教って、普通に言語道断では?とか。

違法ヒューマギアにオーディション受けさせるの、気持ちは分からなくもないけど受かっても採用出来ないなら現場は迷惑では?とか。

ヒューマギアのバスケ部顧問が自分の意志で終了時間を守らないから保護者からクレーム来てる問題は放置で良いの?とか。

 

ヒーロー精神だけでやってる新人社長だからか、情とか熱とかに甘いのは気になる。

でも、或人自身が優秀なAIに仕事取られた経験があるから漫画家に情熱を取り戻して欲しかったのかもと思うとギリギリセーフって感じもするし。

温情でオーディションを受けさせたことが裏目に出てマギア化されちゃったことは唯阿さんに断罪させたから、いちがいに或人が盲目的に肯定されてるわけでもないし。

と、未熟な面も含めて新人社長の試行錯誤段階なのかな?って思ったりもする。

 

■いつかヒューマギアのヒーローに

これまでの或人は、「ヒューマギアは単なる道具じゃない」と、心を通わせてるように見せてるんだけど、彼等がマギア化され破壊されても、ラストで「イチからやり直し」って屈託ない笑顔やギャグを見せていたのが引っかかってた。

けど、彼らは実は自我に目覚めていたと7話で初めて知ったことや、それを受けてかラストの笑顔はなんとなくこれまでより悲しげに見えたことにちょっとほっとしている。あの下がり眉を見た時に、「この人がこれからどう変わっていくのか追いかけて見たいな」と思った。

 

番組的にも新人社長って意味でも今は仕方ないんだろなと思うけど、いつかは人間だけじゃなくヒューマギア達にとっても、破壊し新品に取り替える以外の方法で守れるヒーローになって欲しいかなって気持ちもある。

会社の製品のセキュリティ向上という意味でも、破壊するしかないと遺言した前社長を超えて欲しいという意味でも。

なまじヒューマギア達がどいつもこいつも健気で、下手するとその回の人間のゲストキャラより好感度が高かったりするもんだから、見ていて機械と割りきれず「仮面ライダーが守れなかった人達」って感じがしちゃって、毎回その屍が積み上がってくのがしんどくもあるんだよね。

 

■イズちゃん

可愛いし或人とのやりとりが楽しい。今のところはそれだけなんだけど、その可愛さと楽しさがすっごく魅力的。

キャラとしてはこれからなんだろな。OPとか見ても不穏な秘密とかありそうだし、いつかシンギュラリティも起きそうだよね。

この先或人はイズちゃんといろんな事を一緒に乗り越えて、だんだん心を通わせて愛着も増して、イズちゃんも自我が芽生えて感情豊かになったりしていくのかな?

そうした後に、もし暴走させられて破壊するしかないとか突きつけられたら、割りきってバックアップ搭載した新品配備出来るんだろうか?

って思うと、上で書いたようなヒューマギアにとってのヒーローになれるかどうかにはイズちゃんが大きく関わってくるのかな?

 

■不破さん

中学か高校の時にヒューマギアにクラスメイト皆殺しにされたのに、事件を隠蔽されてその後も社会にどんどん普及って、他の国ならヒューマギアを破壊するテロリストとかになってもおかしくない怒りと絶望だと思う。

だからいざとなれば誰も信じず従わず俺がルールだにもなるし、自分の腕力1つで対抗する力が手に入るなら、ケースを壊すのもセキュリティを物理的に壊すのもたやすいことだよなって納得してる。筋力的にもどんどん進化して、もはやセキュリティなんてないも同然なのが凄い(笑)。

一方で或人のギャグがただ一人刺さってプルプルしてるの見てると、もともとは笑いのツボの浅い少年で何でも笑い転げて暮らしていたのに、一緒に笑ってた友達を皆殺しにされてから笑いとは無縁の怒りだけの世界に長く身を置いていたのかもなって思ったりして。

それが或人のギャグで体の奥に少年の時のまま凍ってた笑いのツボが不意打ち喰らって溶け出したみたいな痛々しさも感じる。今のところ一番感情移入出来そうなキャラ。

 

■或人と不破さんの原体験

クラスメート皆殺しにされた不破さんがヒューマギアは敵だって思うのは無理ないし、ヒューマギアに身を呈して庇って貰った或人がヒューマギアは人類の夢って思うのもわかる。

ただでさえそんな風に認識の壁がもともとあるところに、ヒューマギアが自我を持つ事があると聞いた時にそれぞれ過去の経験と結びつけて

不破さん→過去に自分を襲ったヒューマギアは自分の意志で人間を滅ぼそうと襲ったのかも

或人→お父さんヒューマギアは自分を守りたいという意志=愛で守ってくれたのかも

って、同じ言葉で2人のヒューマギアが持つ可能性への認識がどんどんプラスマイナス正反対に離れて行くのがキツいよなあって。

 

ただ、

シンギュラリティを起こしたヒューマギアはマギアにされて人間を襲うリスクがある。

シンギュラリティを起こしたヒューマギアは初期化することでそのリスクを減らせる。

ただし初期化すると芽生えた自我を殺してしまうことになる。

 

ってところに或人は踏み込むんだろうか?社長として製品と顧客を守るためには初期化が正しいってことになるんだけど、芽生えた自我を消していいのかと悩んだりするのかな?

不破さんもこれから心を通わせるヒューマギアとか出てきて「ヒューマギアは危険な敵」が変わったりしないかな?

 

■唯阿さん

バルキリー格好良い。女性ライダーで初めて格好良いと思ったかもしれない。

2話までは不破さんに振り回されてる中間管理職的な苦労人ポジションかと思ったら、3話でいろいろ見せてきた。

男言葉、クール、人間味があって可愛いところ、食えないところ、って中澤監督演出もあってちょっとルパパト4話のつかさ先輩を思い出す。

女子高生を守ったり、ヒーローな面はあるものの、正体不明な上層部?の意を受けて暗躍したり、暗殺ちゃんを回収してゼロワンと戦わせたりっていう胡散臭さが同居してて、まだ全然掴めない。

この人は「ヒューマギアは道具」なスタンスだけど、こちらもこれから変わったりするのかな?ってのは気になる。

 

■是之助前社長の遺言

社会人としては売れないお笑い芸人しかやったことのなさそうな、弱冠22歳の孫をいきなり後継に指名。一見無謀きわまりない。

けど、世間に大量に流通浸透している自社のAI商品がセキュリティを突破されて乗っ取られ人々を襲い始めるって、企業としてはかなりヤバい逆風環境のはずなんだよね。

そこから逃げ出さずに耐え、それに対抗出来る強大な力を行使していく適性って考えると、嫌なら辞める自由があり給料や地位名誉目当てに会社に来る我欲の強い奴じゃなくて、その気になればいくらでも自分に有利に利用出来る恵まれた環境に目もくれず、人を笑顔にしたくて頑固に売れない芸人やってる若くて体力ある血族に任せたくなるってのはありかもしれないと思った。

自分が生きてるうちにちゃんと言っとけとは思うけど超機密事項だろうし、とくにナンバー2の配役がアンジャッシュの児嶋さんな時点でこれは誰にも話せないわってなるの狡い。

そんであの孫なら最初は嫌がってもこういう状況になったら何だかんだ言っても絶対引き受けるだろみたいな、じいちゃんの孫への安心と信頼というか、性格を見透かした狡さみたいなのも感じた。

 

■今回のクズ父枠

大森Pって父と子がテーマみたいなとこあるのかなと思っていて、大森ライダーに父子が出て来ると、これは良い父かクズ父かって身構えちゃうところがある。

これまでは隠蔽バリバリの是之助社長が祖父だけどその筆頭候補だったのが、滅の「お前は息子」発言に「お前かっ!」てなって、その後見せてくれた期待以上のクズっぷりに安心してる。

今はたぶん自我が芽生えては初期化を繰り返していそうな迅との関係も、そのうちコントロールしきれなくなったりするのかな?とそっちも楽しみ。

とは言っても、西岡徳馬さんに山本耕史さん連れてきてあれだで終わるのは勿体ないから、4月以降くらいに何かないかなと思ったりして。

 

ただ、いろいろ期待したり想像したりはあるけど、ライダーは販促の縛りがすんごくキツくてその中で話を作っていくのは大変なんだし、そこはあんまり入れ込んで「こうなって欲しいのにならない!」とかって勝手にこじらせたりしないようにと、過去の反省(汗)を踏まえながら気をつけたいと思う。

 

ルパパト: 会いたい人に会えないままでも~ホナミちゃんとノエルの違いとか、また死者蘇生のこととか(タイムレンジャーネタバレあり)~

タイムレンジャーを最終回まで見終わって、ずっと考えてる。

もしリアルタイムで見ていたら、そして今の時代のように当時もライダーでこれだけスピンオフが作られたりして、本編終了後もそうやって続編が出来ると知っていたら、「スピンオフでホナミちゃんをドモンと再会させてあげて!」って言い続けてただろうか?って。

というのは、ルパパトの最終回以降、ノエルのスピンオフをしつこく願い続けてるもんだから。

もっともノエルのスピンオフを願う理由は一つや二つじゃなくて、以前洗い出して羅列してみたことがあるくらいなんで、そもそも比較するのは間違いかもしれないけど、今回は「会いたい人に会えないまま」っていう共通点に的を絞って考えてみた。

タイムレンジャーゴーカイジャーを見てない人にはネタバレになっちゃうのでご注意を。

 

 

 

 

 

 

■ホナミちゃんの場合

タイムレンジャーのラストは21世紀の大消滅を食い止めて1年後。

ホナミちゃんはドモンとの間に出来た赤ちゃんを独りで育てている。恐らくドモンはホナミちゃんが自分の子供を宿したことを知らないまま31世紀に帰ってしまった。

そんなの可哀相だよ。特にホナミちゃんは未婚の母という思いっきり茨の道を歩いてるわけだし、親子3人会わせてあげようよ。

そう願ってもおかしくない。

 

実際、ゴーカイジャー40話でドモンが2010年時点のホナミちゃん母子と写真という形で再会を果たした時に、涙した人は多かったと思う。私も当時、タイムレンジャーを見ていなくてもうるっと来たもの。

だから、最終回を見終わって暫くはきっとスピンオフ希望って言ってたかもしれないなとは思う。

でも私がこのブログでずっとノエルのスピンオフをと言い続けているほど、しつこく何ヶ月も言い続けたりはしないだろうなとも確信している。

 

たぶんだけど、ホナミちゃんはもしドモンにもう一度会えるなら絶対会いたいだろうけど、とっくに自分の中で独りで育てる覚悟をして前向きに生きているからかな。

ドモンに会いたくてたまらない、ドモン無しではダメ、みたいな感じには見えない。そして二人は永遠に会えなくても、それぞれの時代できっと元気に生きていると思えるから。

 

■ノエルの場合

ノエルの願いには、再会したいという気持ちの他に「アルセーヌを死から救いたい」っていう、ホナミちゃんとは別の形の切実な動機がある。

そしてそれはノエルが、既に死んでしまったアルセーヌに固執しているってことでもあって、その事に自分が縛られてるだけでなく、快盗3人の人生も縛った状態で物語を終えた。

会いたい人に会えない状態は同じでもそこが違い、そんなノエルの状態がずっと続くと思うのが辛いんだと思う。

だから、

「ホナミちゃんみたいに会えないまま終わる作劇もあるんだからノエルだってありでしょ」

とはならないし、ましてや10yearsもしくはゴーカイジャー40話みたいに10年以上経って他の番組の中で、なんてことになったら個人的にはそこまで放置された悲しさと痛みが先に来てしまうと思う。

 

■過去に囚われた人

ルパパトが始まる時に、香村さんは快盗達を「過去に囚われた人達」、警察を「未来を見ている人達」と対比して語った。

ザミーゴにさらわれた人達は終盤まで生死不明のままで、凍らされて砕け散って消える見せ方やザミーゴが販売している化けの皮と結びつけて、生存については絶望的と考えることも出来た。その場合、快盗達は確かに死者を取り戻そうと過去に囚われていることになる。

でも実際には大事な人達は生きていて助け出すことか出来た。

こうなると快盗達を「過去に囚われた人達」と言うのはちょっと違和感もある。過去に囚われずに未来を見る事は、まだ生きているさらわれた人達を見捨ててしまうことになりかねないから。

 

一方アルセーヌは明確に死亡しているから、彼を蘇生したいノエルは過去に囚われていると言っていいと思う。

もっとも、ノエルには「未来を見ている人達」である警察と同じく平和を望む気持ちもあり、二つの願いの共存がノエルというキャラの核でもあるから、過去だけを向いているわけでもない。

ただし平和への思いはしばしば制作側の都合で取り外し可能になってる疑惑もあり(汗)、劇中では快盗寄り=過去志向のイメージが強かったという見方も出来てしまっていると思う。

更にノエルの願いが叶わないままでいるということは同時にその期間中ずっと、叶うまで付き合うつもりでいる快盗達3人の人生を縛り続けていることにもなる。

 

そんなノエルの状態は、大事な人との死別を乗り越えていることが珍しくない他の戦隊のキャラクターと比べてしまうと、個人的には微妙に思えてしまうのがね・・・・。

そもそも、戦隊のドラマの中でこういう願いとか固執とかって、通常は最終回までに解決したり乗り越えたりするもんじゃなかったっけ?

 

■平成仮面ライダーの敵ボスみたいな

死者蘇生って、ニチアサの番組での扱いは、例えば1度死んだ戦士が直後に魔法や人智を超えた力や本人の強靱な意志や執念等で蘇る事はあるけれど、何年も前に亡くなった大事な人を蘇らせようとするのって、どちらかというと仮面ライダーの敵ボスの最終目的って感じで、同情や感情移入は出来るけど、劇中でそれが肯定的に扱われたことも成功したことも記憶にない気がする。大抵はそれに人的被害等の代償が伴うことも多いからってのもあるけど。

実はスタッフが被ってる仮面ライダーウィザードがその筆頭だったりもするし。

だから、そもそもルパパトのスタッフさんはどういうつもりでアルセーヌを死者にしたのかな?って思ってしまうんだよね。

もちろん、原作での活躍時期を考えれば人間の寿命的にはもう故人なのが当たり前な人物ではあるんだけど、超長生きの人外として、実は最近まで生きていた設定にしてまで。

 

「死者を生き返らせたいと思って突き進むことだって、子供たちに見せる番組のヒーローとしても間違っていないよ。生き返らせていいんだよ。ノエルはそうやって幸せになっていいんだよ」

って思いながらノエルにそういう願いを付加したのか。

それとも。

快盗達の大事な人のようにアルセーヌが実は生きていて救出が必要な状態なら、何年かかろうが助けなければとノエルが思うのは当然。でもVS続行で終わるにはアルセーヌを取り戻すわけにはいかない。生きているのに取り戻せないままで終わるのは番組的に収まりが悪い。もう死んでいる方が格好はつく。

みたいな感じで、VS続行のために、平成ライダーなら敵ボスの目的になりそうな願いをノエルに背負わせて、快盗3人を心理的に拘束させた状態で放置したのか。

って考えた時に、これまでの扱いを思うと後者だったのでは?その場合そこにノエルがどう見えるかという配慮はあったのかな?という思いが拭いきれなくて。

 

■何度目かのお願い

死者蘇生の是非って、番組によっても見ている側の倫理観によっても意見が分かれるデリケートなものだと思う。

もしかしたら、だからこそ番組の中では白黒つけずに終わったのかもだけど、個人的にはそういう取り扱い注意なものを敵ボスではなくヒーローの一人に永遠に背負わせて宙ぶらりんのまま放置するのはやめてほしい。

私が地縛霊化したノエルファンだからナーバスになってそう思ってるだけかもしれないけど、以前からそういうもやもやした思いはあって、リュウソウジャー赤青桃やホナミちゃんなんかと比較して微妙な気持ちになるのを繰り返しているうちに、だんだん自分の中で強くなってきてる。

それも「敢えて問う」という志よりも「VS続行に都合が良いから」っていう舞台装置的な意味合いを強く感じてしまう状態では尚更なんだよね。

かといって、それぞれの戦隊のファンが見に集まるVSで、後輩戦隊のスタッフさんに扱わせ消化するのも、以前書いたように勘弁して欲しい。

ルパパトのスタッフさんにちゃんと責任持ってケリを付けて欲しいと思う。

 

これまで何度も理由を変えてしつこくノエルのスピンオフを願い続けてきたけど、さすがに最終回から8ヶ月もたって言い尽くしたかもだし、もう暫くしたらリュウソウジャーVS作られ始めて情報も来るかもだから様子見てみようかなとも思うので、そろそろこういうネガだったり、最後に必ずスピンオフのお願いに持ってくような記事は一旦お終いにしようかなとも思ったりする。

だけど最後に、これまでこのブログで言うのはキツいかなと思ってちょっと気の進まなかった事を言ってみてしまったけど、本当にお願いします。

 

でも最後にならなかったらごめんなさい(汗)。