キウイXのつぶやき

今はスーパー戦隊関連、特にルパパト関連の呟きその他をまとめたり考察したりしてます。ルパパトのノエルのスピンオフについて二言目にはしつこく要望してます。

ルパパトの売上: 下手するとルパンカイザーはルパンマグナムより売れてない?

トイネスの10月月間ランキングが発表され、10月6日に発売されたルパンマグナムが総合10位にランクインした。

月間ランキング | おもちゃランキング | おもちゃの総合情報サイト: おもちゃ情報net. https://www.toynes.jp/ranking/monthly/

トイネスランキングは主要小売の実売データを集計し合計金額を競うもの。

ルパパトのロボでは7月にXエンペラーが総合5位、8月に男の子向けにランクインしている。

ルパンカイザーセットは1度もランクインしていない。新戦隊が開始になりロボが発売された、一番売れるはずの3月も4月もGWのある5月も。

トイネスランキングはこの何年か戦隊のおもちゃの売上の参考で見てきたけどこんなことは初めてで当時絶句した。

 パトカイザーと同時発売で分散があったとしても、一番売れるはずの1号ロボがランクインせず、後半の、失速することもある追加戦士ロボと終盤のサポートロボがランクインするという逆転現象。

絶好調の仮面ライダージオウのおもちゃがこれだけ出てる中で食い込んでいるということは、ルパンマグナムは販売台数だけでなく売上合計金額でも発売月のルパンカイザーを上回っている可能性すらある。

なおAmazonでの売れ行きも見ていたけれど、Xエンペラーだけでなくルパンマグナムも発売1ヶ月の順位はルパンカイザーより良く見えた。

とは言ってもルパンマグナムが歴代のロボと比べて特別売れている印象はない。恐らくカイザーがそんなにも売れてないんだと思う。

 なぜこんなことになったのか。

 

 売れなかった要因はいろいろ語られている。その中で私は、特に大きいのが売り方のまずさと競合商品だと思っている。

売り方はVSチェンジャーセットとロボのセットを片方の戦隊で揃えると単価1000円超えの赤ビークルがダブる仕様で、かつロボセット発売がなぜかチェンジャーの三週間後だった。

このため、先に好きな戦隊のチェンジャーを買った子はロボセットを買わなくなり、かといって両親祖父母がロボ完成のために残りのビークルとグッティを正しくバラ買いするのはハードルが高く全体的に低迷。

そこに、シンカリオンという安く格好良く一箱で完成し、安心と信頼のプラレール連動という新幹線ロボが今年からアニメ展開して最強ライバルとなった。担当者も驚く販売好調だったらしい。私もGWにトイザらスに行った時に、売り場があまりにも大々的に展開されていて驚いたことがある。

2014年に妖怪ウォッチが席巻した時はライダーからアンパンマンに至るまであらゆるシリーズのおもちゃの売上が下がるという影響を受けた。言わば絨毯爆撃だったけど、シンカリオンは戦隊狙い撃ちのスカッドミサイルだと思った。

この条件ではルパパトに限らずどんな戦隊でもある程度苦戦したと思うけど、今年はVSで分散されたぶん特に子供人気で劣るパト側での不振が深刻になったと考えている。

 

一方、Xエンペラーとルパンマグナムは、なりきりとロボの両立という、シンカリオンにはないプレイバリューを買いやすい一箱完結で実現した。つまり上で挙げた特に大きな問題点2つが緩和された事になる。

更にXエンペラーはシンカリオンと同じく電車モチーフ。電車がいかに対象年齢の男の子に人気かは、男の子を持つお母さんなら実感している人も多いだろな。4年前のトッキュウジャーのロボ、トッキュウオーも大人気だった。

ルパンマグナムは価格がシンカリオンの初期ロボと同じくらいなのも買いやすかったのではないかと思う。

 

売れなかった原因にVS形式や番組中のパトレンの扱いを上げる人もいる。その影響が無かったとは私も思わない。でももう片方のルパンカイザーも恐らくルパンマグナムほども売れてない。パトカイザーと同時発売での分散を考慮しても。そしてバラ買いのグッティ単品も恐らく売れてない。その考えが強まったのはバンダイがこの終盤にこんな商品を出したから。

 

ビクトリールパンカイザー&サイレンルパンカイザーセット

http:// www.b-boys.jp/series/sentai/item/detail/5815/

 

 最初はこの終盤にまだグッティを付けたこのセット出す意味が分からなかった。もう欲しい子はみんな買い終えてるだろうに今更グッティがダブるこのセットを買うかな?と。

でも実はこれ、見方を変えると、赤ビークルのついていないルパンカイザーセットでもあるんだ。

VSチェンジャーのルパンセットを既に持ってる子が買っても赤ビークルがダブらない。 

 

これを出すということは、たぶんVSチェンジャーのルパンセットに比べてルパンカイザーは、セットだけでなくバラでもまだまだ売れてないとバンダイは見ているのでは?

もしルパンマグナムより売れてなかったのなら尚更。

そして、1番売れる発売月にも売れなかったルパンカイザーでも「ビークルがVSチェンジャーセットとかぶらないルパンカイザーのセット箱」ならまだ売れると考えてるのでは?

つまり赤ビークルがダブるあの売り方には問題あったと少なくともバンダイ自身が考えてる のでは?と思ってしまった。

 

 

2018/12/3追記

 

トイネスランキングのリンク先は毎月15日頃更新されるため10月月間ランキングを転載

 

月間おもちゃランキング TOP10 (2018年10月)

総合 TOP10

1位 →

仮面ライダージオウ 変身ベルト DXジクウドライバー

2位 →

仮面ライダージオウ DXジクウドライバー&ライドウォッチホルダーセット

3位 →

L.O.L. サプライズ! シリーズ2 7サプライズ!

4位 NEW

ベイブレードバースト B-125 ランダムブースターVol.12 デッドハデス.11T.Z'

5位 NEW

仮面ライダージオウ DXライドウォッチダイザー&電王ライドウォッチ

6位 ↓

ベイブレードバースト B-122 スターター ガイストファブニル.8'.Ab

7位 NEW

ベイブレードバースト B-126 超Z無双ベイスタジアム

8位 NEW

仮面ライダージオウ DXファイズフォンX(テン)

9位 ↑

新幹線変形ロボ シンカリオン DXS11 シンカリオン ドクターイエロー

10位 NEW

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 快盗ヘンケイ銃 DXルパンマグナム

 

男の子向け TOP10

1位 →

仮面ライダージオウ 変身ベルト DXジクウドライバー

2位 →

仮面ライダージオウ DXジクウドライバー&ライドウォッチホルダーセット

3位 NEW

ベイブレードバースト B-125 ランダムブースターVol.12 デッドハデス.11T.Z'

4位 NEW

仮面ライダージオウ DXライドウォッチダイザー&電王ライドウォッチ

5位 ↓

ベイブレードバースト B-122 スターター ガイストファブニル.8'.Ab

6位 NEW

ベイブレードバースト B-126 超Z無双ベイスタジアム

7位 NEW

仮面ライダージオウ DXファイズフォンX(テン)

8位 ↑

新幹線変形ロボ シンカリオン DXS11 シンカリオン ドクターイエロー

9位 NEW

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 快盗ヘンケイ銃 DXルパンマグナム

10位 NEW

仮面ライダージオウ DXファイズライドウォッチ

ルパパト39話感想: いろいろと動き出して

 7話「いつもお洒落気合入ってるよね。好きなの?」

8話「きっと友達も巻き込まれたんですよ!可哀想に・・・・・」

 

ろくにまともな会話もしてない一桁話数にして、子供の頃からの夢とそれを封じて快盗をやっている理由という、初美花の重要な2つの核に関わる部分をごくごくあっさり掴んでいる咲也。脈なしと思われた序盤から実は、初美花の人生の大事な局面を支えるポテンシャルは持ってるんだよね。

 そこから少しずつ初美花からの見方が変わる出来事を積み重ねて、今やもう咲也はぼかしながらとはいえ大事な事を相談出来る頼れるお兄さんポジションを獲得してしまっているのかな。 

またそこで的確なアドバイスのできる咲也は、素直でポジティブ故に時に騙されることはあっても本当に大事な場面での優先順位は絶対外さない、国際警察に選ばれるだけの出来る人なんだなと改めて思ったし、そういうキャラを描ける香村さんもこの思考方法を引き出しとして持っているんだと信頼が増した。

咲也はこれが核にあるから尊敬する先輩達に対しても言いなりではなく必要と思えばバンバン意見するし、自分の立場より皆の笑顔を優先できるんだな。但し、これを実践するにはたとえその後相手から避けられても構わず笑顔で話しかけ続けられる、ある意味圭一郎より強靭なメンタルが必要な気もするけどね。

 

一方そのアドバイスを受けた初美花に「ノエルにザミーゴとの因縁を隠す」という方針を覆された透真。ずっと3人の閉じた世界で悩みも焦りも共有しながらいつしか未成年2人の保護者ポジションになり3人で暮らすジュレを家と思ってしまったけど、初美花は外の世界に自分達の問題を相談出来る相手を見つけ、魁利は独りだけでどんどん突っ走り始めて、子供が自分から少しずつ離れていくような感覚に戸惑ってるようにも見える。24歳独身だけど。

  透真の保護者ポジションの色合いが濃くなったように感じたのは28話なんだけど、初美花のパパ来訪で、また彩の父親に怒鳴られた過去を共有したことで、初美花を仲間としてだけじゃなく彩と同様に心配する父親のいる娘でもあると思ったんじゃなかろうかと。

 で、魁利にはコーヒー入れた後の惨状を見て、こいつは俺がついていてやらねばと全く違うベクトルで思ったんではなかろうかと(汗)

 

いよいよザミーゴが本格参戦で、彼の能力が凍らせて消失=殺すのではなく転送させるものだと判明。魁利達の大事な人はその時点では生きていたことになる。

但し、そうなるとザミーゴが何のために?と考えた時に真っ先に頭に浮かぶのが例のザミーゴの化けの皮商売。拉致した人間を材料にしてるんでは?とどうしても考えてしまう。今回もイセロブにわざわざ化けの皮の事を言及させていたし。

 

前回のザミーゴからのビクトリー情報は国際警察の内通者からだとすると、その内通者はただの人間より化けの皮を被ったギャングラーである方が個人的にはしっくりくる。

化けの皮に生前の記憶がついてくる仮面ライダーウィザードのファントム方式なら機密情報を握れる立場の職員を拉致、その皮を被った怪人が成りすまして国際警察に潜入しビークルや金庫の情報を流すことも可能では?

またもしそうなら化けの皮には無差別に攫った人間在庫から怪人が良さそうなのを選ぶ既製品と、入れ替わりを目的として攫う人間を指定した特注品があるかのかも。

その場合、彩と詩穂は攫われた状況から前者で選ばれてなければ冷凍保存のままだけど、人目につかない路地裏で一人ピンポイントで攫われた勝利は後者で出荷済み、しかも買った怪人は兄貴の顔で魁利との思い出を語れる、なんて残酷な状況もありえない話ではないような。

  

 ルパンチームは早々とノエルと信頼関係を築き、コグレとも互いに情が移り始めたけれど、ザミーゴの本格参戦で「コレクションを集めなくても3人が願いを叶えてしまう可能性」が急浮上し、その関係を根本から揺るがすかもしれないことには注目してた。

コレクションを集めきる前に取り戻せたらジュレ組がこれ以上戦う動機はなくなる。

コグレは「予想以上の逸材」に離脱されたくないだろうし、ノエルはもしかしたらコレクション集めは本来ルパン家で自己解決すべきと考えたとしても、そのためにわざわざ海を渡ってきた共闘構想を諦めて、ライモンや実験体より強敵がいると分かっているのに圭一郎達だけで戦わせられるのかと。

ここまでザミーゴを温存したのは、わざわざルパンチームの絆が一通り深まったこのタイミングで爆弾投げ込みたかったのかとも思った。

 

でも、てっきりノエルはザミーゴの話を聞いて葛藤するかと思ったらむしろ吹っ切れて、前のめりになったようにも見える。

ザミーゴの事をコグレには内緒にするということは、やっぱり本来一般人の魁利達を巻き込んだことをよしとしてないよね。

「ここは僕に任せて」が口癖で、自分のせいで初美花が捕まればまず詫び、人知れず拳を震わせ咲也を徹底的にサポートして一緒に救出し、ロボ戦後は2人のその後を見届けるために駆けつけるような奴が、大事な人を餌に一般人をルパン家の危険な尻拭いに巻き込んでる現状を受け入れたのはやむを得ずだったんだろなと。共闘を目指していろいろ覚悟して海を渡ってきたけど、コレクションを全部集めるまで魁利達を戦わせ続けなくて済む道があるのなら迷いなくそちらを選ぶくらいには不本意で辛かったのかなと。

20話で魁利に渡したカードの「会いたかったよ」は単なる社交辞令ではなく、大事な人を取り戻したい共感と、素人が(恐らく)厳しい訓練に耐え華々しく活躍していることへの賞賛と感謝と申し訳なさと、早くサポートに行きたいという焦りがこっそり、でも思い切りぶち込まれた本心だったと思う。

それを踏まえるとノエルの快盗側への偏りも

出自や目的の他に、本来戦う筋合いのない人達を戦わせている負い目から、戦うことが本来の仕事である警察より手厚く助けてあげなければという意識もあっての事かもと理由付けしたくなったり。

 前回「僕は君たちのことが好きだよ」と言いながら今回冒頭ではPCから情報を盗み見たのは、まあこれがあるから前回のイベントは中途半端に留めたのかなとむしろ半分納得したけど、特に快盗の正体を中心に守らなければならない秘密が多く、自分だけ正面から情報を要求も出来ない以上はこのままで行くしかないのかなと。

 ノエルさんやっぱルパンマグナム絶対手に入れられない人だわ。何度チャレンジしても一生かけてもたぶん生まれ変わっても無理。

別に大事な人の幻じゃなくても撃てないものがそこら辺にごろごろしてそう。たぶん保護本能と同情心が強すぎるのと本当はどんな自分の願いのためでも人一倍手段を選びたい選びたかった人なんだろなと。

 

「ノエルが取り戻したい人は誰にやられたんだ?」→飲んだくれのデストラの流れは、やっぱりルパン家襲撃の時の犠牲者の中にいるのでは?と思わせた。

前回ノエルとはデストラは初対面だったしデストラもノエルを「何者でしょう」と言ってたから、ノエルは襲撃に居合せずデストラが敵だと知らないのかな。 

ルパパトの売上: 7-9月決算は機会損失が痛すぎる

11/7にバンダイナムコ7-9月決算が発表になった。正直、自分の甘さを痛感した。

バンナムHDの第2四半期のIP別売上高 『ドラゴンボール』が7~9月期で330億円と過去最高を更新 『ドッカンバトル』と玩具貢献 『スーパー戦隊』が低迷 | Social Game Info http://gamebiz.jp/?p=224132

 見出しにある「低迷」は本文を読む限り海外展開も含めた売上が47%減ということで、パワーレンジャーの権利がバンダイアメリカからハズブロに移った影響が大きいと思っている。

但し国内トイホビーも厳しい。

 

スーパー戦隊

4-9月30億

4-6月14億なので

7-9月16億(前年マイナス4億)

思った以上に出荷絞られてた

 

7-9月のルパパトDX新商品

 

Xエンペラー8856円

Xチェンジャー5616円

Xロッドソード4104円

サンダー1620円

ファイヤー1620円

ジャックボット3456円

マジック1944円

スプラッシュ1944円

 

これだけ出してシザーとクレーンだけの4-6月から2億しか上がらないなんて。

ミニプラやガチャも前期より少なくなってはいただろうことを考慮してもさすがにショック。どんだけ出荷を絞られていたのかと。

 

主力ロボのエンペラー、売れ行きが心配でちょくちょくAmazonや近隣のおもちゃ屋をチェックしてたんだけどこんな感じだったんだよね。

 

初期出荷7/14→瞬殺

再出荷8/11→9月前半で品切れ

再々出荷10/6→今回の決算対象外

 

発売してからの2ヶ月半は品切れ期間の方が長かった。特に、発売直後の一番売れる夏休み前半を丸々品切れ状態で棒に振ったのは痛い。テレ朝夏祭りや映画公開日など親子で出かける戦隊イベントもあったのに。

Amazon直営が品切れになってから次の入荷までだいたい4週間、約1ヶ月もかかるのも歯痒かった。

それでもこのペースなら8月の再出荷分まで最初に生産してたとしても1ヶ月で捌けて期間中にもう一回追加出荷できてたろうに。

Xチェンジャーも8月下旬からAmazonを皮切りに品切れ店舗が増えてきて、再入荷は9/29。

ジャックボットも出荷数少なく8月の終わりにはAmazonでプレ値がついていた。ルパンカイザーとパトカイザーを並び立たせられる貴重な存在で映画での評価も高く人気だったのからもっと売れたのに。

正直ルパパトのことは贔屓目に見てしまってるだろうし、小売さんのことを考えれば仕方ないけど、売れる商品を出荷して貰えず、どこを見てもエンペラーとジャックボットは品切れ状態で9月末を迎えさせられた結果がこの数値なのが悔しい。

 

でも考えてみるともっと早く気付くべきだったのかもしれない。トイネスランキングの7月月間順位がルーブジャイロより下だった時点で。

トイネスランキングは個数ではなく実売金額を競う。ルーブジャイロの価格はエンペラーの半分ちょいだった。7月はエンペラー完売状態だったのにルーブに負けたということはエンペラーの初期出荷総数はルーブの半分、もしかしたらそれよりずっと少なかったってことなんだよね。

ランクインしてくれたことで安心してしまっていたあの頃の自分を殴りたいよ。

 

エンペラーは一箱でなりきりとロボ2形態。今年アニメ化で人気爆発し強敵に化けてしまった、 安い・かっこいい・安心と信頼のプラレール連動のシンカリオンともやっと戦えるプレイバリューがあり、VSチェンジャーとロボを片方の戦隊で揃えると単価1000円超えの赤ビークルがダブるっていう売り方の大問題からやっと解放されたロボでもあっただけに機会損失がなんとも勿体ないと思わずにいられないよ。

ルパパトの売上: 4-6月決算対前年比50%のからくり

38話で登場したサイレンルパンカイザーは、もともと4月のカタログバレではサイレンパトカイザーつまりパトレンジャー側の装備だった。実際の玩具ではパッケージにもその名残があるしチェンジャーにセットするとパトレンの音声が鳴る。

パトレンジャー側の玩具が売れないためバンダイが秋以降の玩具はすべてルパン側に寄せる決定をしたのはもう誰の目にもわかる。

ルパパトの玩具が不振なのは私も知ってた。発売月という一番売れる時期にルパンカイザーもパトカイザーもバラ売りの要グッドストライカーもAmazonランキングは3桁、トイネスランキングにはかすりもしないっていう異常事態に息を飲んだから。

その原因についてはいろいろ思うところがあるけど今回は触れない。

 

でも8月のバンダイナムコ4-6月決算が対前年(キュウレンジャー)50%という衝撃的な結果だったことがひとり歩きし過ぎて、それを裏付けとして製作陣への批判がネット上でヒートアップしている感じにはちょっと待ってと思うんだ。

その主要因は商品数と単価の異常な少なさだと思うから。バンダイナムコの売上って小売実売額ではなく出荷額だからその時期に発売した新商品数の影響は大きくなるはず。

 ルパパトは3月にルパンカイザーパトカイザーとロボを2体出した代わりに例年なら4月に出る2号ロボを出さなかった。更に当初6月末発売予定だったエックス関連を7月に延期した。その結果がこれ↓

 

4-6月に出荷されたDX新商品と定価

 

[キュウレン]

キューレット4104円

キュータマセット03 756円

キュータマセット04 756円

光キュータマ2160円

リュウボイジャー 3866円

オオクマボイジャー2376円

リュウテイオー8618円

キュータマコクピットセット 2268円

 

[ルパパト]

シザー&ブレード 1944円

クレーン&ドリル 1944円

 

実際には計上されるのは定価でなく卸値だからあくまで参考だし商品ごとに出荷数は違うだろうから単純に単価合計では比べられない。

でもルパパトの合計がリュウテイオー単品の半分未満という時点で衝撃的な差だと思う。

個人的にはむしろなぜこれで50%減で済んだのかの方が気になる。シザークレーンがそんなに売れた?ロボやなりきりが巻き返した?まさか。

 バンダイのトイホビー部門に売上計上される商品はDX玩具だけではない。食玩カプセルトイ、カード(データカードダス:DCD)、アパレル、生活用品等各種グッズも含まれる。その中の何かが底上げしたんではと思ってる。

それも含め ルパパトの売上が本当のところはどうなのかある程度見えてくるのって今月7日の決算になるんじゃないかな。

 

2戦隊分ということでロボ2体含む15商品出した1-3月が30億で4-6月が14億、ルパパト1-6月計44億。

 ちなみにルパパト同様にコレクションやってなくて商品展開が似ているジュウオウの1-6月計47億で差は3億。ジュウオウは6月末に追加戦士関連の初期出荷あったからその分が抜けたら「出荷額」としてはこんなもんかも。細かく見ていくとまたいろいろあるけど。

ちなみにジュウオウ7-9月決算21億。ただ、ここから先はルパパトとジュウオウの強み弱みが全然違うからどうなるか。結構注目してる。

 

ルパパト38話感想: 主にノエルについての泣き言

圭一郎達が「一人の人間として助けない選択肢はない」という人達なのは割と警察でも自衛官でも共通認識だと思うしノエルも圭一郎達はそういう人達だと以前から分かった上で好きだと思っていたんで今回の展開は正直戸惑ってる。

というかごめん、ぶっちゃけ私はやっぱり今回の話が辛い。

警察がノエルを守るのに基本的人権の尊重以外の理由がなかったことも、それなのにノエルが感動して喜んでしまっていることも。

何でも良い、何か一つでもノエルの人間性でも警察官としてでも、かけらでも良いから認めて貰える展開が欲しかった。

ノエルは自分が助けられたことに驚いてたけど逆の立場ならノエルだって助けてたでしょとしか思えないんだよ。

それが情から来るのか警察官としてなのかは別にしても、これまでのこの人を見てきたらそうとしか思えないってのもある。

それに胡散臭くて秘密が多くてビークルも渡さなくても、ノエルだってこれまでパトレン達のためにいろんなことしてきてるよ。

老化や子供化から守ったり、記憶喪失から救うために快盗を説得したり、ヨッシーから守ったり、分裂被害者の救助方法教えたり。

御礼言われたこともなければそういうことがあったと知られてないことすらあるけど、登場から20話近く経て、彼のそういうところを警察がどう思っているのか、私個人には感じ取れないのも辛い。

 

ノエルの「ビークルを自分で使わない理由」もお預け。サイレンを使うにはVSチェンジャーが必要だから、てっきりここで明かされると思い込み過ぎてしまい、前日に張り切っていろいろノエルの考察したりしちゃったせいでなかなか気持ちの切り替えが出来ないよ(笑)

 

今回のお話、私はスタッフさんも見せたいものを見せきれなかったんじゃないかと思えてならない。

東映公式の見所紹介にに「快盗と警察が激しくぶつかります」ってあるけど実際にはぶつかってない。ノエルの心の中でそのつもりだっただけ。

本当はどこかの段階まではノエルとパトレンは実際にバトルする予定が尺か何かの理由で叶わなくて、代わりに圭一郎達の邪魔をするつもりだったのにその彼等に助けられたという負い目がそう感じさせたって見せ方にしたのかもとは思うけど。

スタッフさん達の中ではノエルはパトレンの前に立ちはだかって、飄々としたいつもの口調に内心の苦悩を滲ませながら攻撃を仕掛け、傷つけ、だからもう彼等とは決裂してしまったんだと諦めたその直後にデストラに襲われ庇われたのならノエルの驚きも感動も私にはしっくり来るんだ。

 

一度にビークル2つ出してそれぞれ見せ場を作ったら尺が足りなくなるのはわかっていて、それでもただ快盗が装備を入手する話を2話も続けたくなかった。

ノエル強化は警察組と距離を縮める話を絡めたかった。

装備を貰えない警察だって強い所をちゃんと見せたかった。それを一話でやろうとしたのが今回。

せめてスーパールパンエックス→サイレンパトカイザーの流れだったらこのスタッフさん達ならそこに至る過程としてもっともっといかようにもノエルとパトレンの関係を踏み込ませて熱いドラマを作れたろうにと思えてならない。

でも→サイレンルパンカイザーはやっぱりハードル高すぎたよ。尺もないし、今回はドラマはあのくらいに留めたんじゃないかと思う。宇都宮Pの見所解説からも25話や30話32話ほどの熱意は感じなかったので製作側の認識、満足度もその程度なのかもしれない。今回、これまでになく、てこ入れがなかったら見られた物語を見てみたいと強く思った。

 

追加装備を貰えなくなってパトレンは戦力的に不遇と言われるけれど、その分配慮して警察の精神的優位性を維持しようとする意志は強く感じる一方で、このテコ入れで割を食ったのは実はノエルのような気もする。テコ入れがなかったらもっと早く中立な位置に立って、コレクション集めも大事だけど警察にも装備を与え続けるノエルが見られたんじゃないかなって思えてきた。今回もパワーアップ回というのにノエルの好感度を上げるような新たな面は見られなかったし。あとノエルびいきとしてはネットでの一部のパトレン派の方達のノエルへの風当たりの強さにびっくりして悲しい。

 

香村中澤組を持ってしてもスーパールパンエックスからサイレンルパンカイザーの流れを圭一郎達とノエルとの一歩深まったドラマからの流れにはめ込むパズルはハードルが高かったのかな。悲しい。一方でこのお二人でここまでなら仕方ないのかなという気持ちが混ざってまだ整理がつかないよ。

 

ノエルの使わない理由は先延ばしなのか消えたのかもちょっと気になったり。ちゃんとやってくれるよね?

ノエル=クリスマスなんで年末販促エピソードでそれも含めてノエルさんの事情が色々分かると良いな。宇都宮戦隊のクリスマス販促決戦回は追加戦士にスポット当たることが割と多い記憶だしお願い。

  

次のビクトリーでやっと新商品展開は終わる。そしたらもうスタッフさん達には好き放題やってほしいよ。

販促的にも今後は警察にも分散させた方が一つ一つの装備の出番も増えるし、渡る過程のドラマを、むしろこういう事情でもなければ見ることの出来ないドラマの形で見たいよ。

実際、片方の戦隊でサイレンとビクトリーの販促を一手にやるのはきつくないかな?

 

デストラさんについてちょっと。

ドグラニオがデストラに「お前の金庫今空だろ?」って聞いたのは、「だからビクトリーを回収して自分の金庫に入れて使え」って意味かな?

ゴーシュには実験のために5.つも6つも気前よく渡すけどデストラには自分で取って来いと?随分待遇に差がある気がする。その力があると認めているからこそでもあるけど結局失敗してるの今後に影響あるかな? 

ルパパト: 38話を前にノエルについて色々と

明日の38話はいろんな意味で以前からずっと注目してたノエルの重要エピソードになるはずの回。予告を見てあまりの盛り沢山ぶりにどこまで尺を割いて貰えるか心配になってるけど、明日に向けてノエルさんについてあれこれ考えていることを書き留めておこうと思った。

 

ドグラニオはいつまでノエルさんを泳がせておく気だろう。

実力者ライモンが敗れたのはノエルが金庫の攻略方法を見つけて、彼の加入で初めて警察と快盗のビークルが全合体したグットクルカイザーが実現したことによるもの。

コレクション5つも使った貴重な実験体が敗れたのもやはり彼が解除方法を解析し警察と快盗の共闘の橋渡しをしたから。

ドグラニオにしてみればとっておきを2回も潰されたことになり、その要にいるのがエックスだってことはわかってると思うし、本腰入れて潰そうと思えばエックスを排除するのが手っ取り早いはず。更には手下の怪人をいくら倒されてもルパンもパトレンも一切話題にしたことはなかったのにノエルが登場した時だけ「面白い奴」と反応してた。

一目置かれていることが逆に怖いよ。

 

 そして次回はノエルさんとデストラ初対決。

デストラにとってはやはり警察快盗の中で唯一「あの男、やる!」と認めた相手で、実は序盤で追っていたコレクションの謎の根源を担う者。

ノエルにとっては初のステイタスゴールドダブルで、実は主家を襲撃してコレクションを強奪した敵。

直接対峙したことないだけで、結構因縁あると思う。それに触れる尺があるのかわからないけど、もしデストラがスーパールパンエックスに倒されなくても押し込まれたりすれば、2人の因縁は完成しそう。

 

ノエルが料理講師として真剣に取り組む透真を見る時の、陽が差し込んだような笑顔が好きだ。

秘密と胡散臭さに塗れたあの頃に見せた、誰のために作ったわけでもない心からの嬉しそうな顔。

ノエルは皆のこと良く見てる。

咲也の善良さも、透真のプロフェッショナルぶりも、多分魁利の心の荒涼も、初美花がこんな環境でも地に足付けていることも、つかさの気高さも、圭一郎が抱える理想と現実のジレンマも。

圭一郎とつかさが彼等なりに魁利を心配してるのも、魁利がそれに心を乱されてるのも。

みんな見ていてみんなのことが好きなんだと思う。

 

でも、快盗と警察がどちらも宇宙からのコレクションを回収したいって時に警察を足止めをするのが本心からなら、今更だけどノエルにはこれ以上警察にVSビークルを渡す=警察を武装強化する気はない。

その時点でノエルは快盗寄りと言われても仕方がない。

コレクション集めと平和を守ることは両立できると言ってもそれは警察に今後の強化はなしで戦って貰うことが前提。それで信頼を得られないのも当たり前。俺達のこと好きなのが本当なら死なれる前に強化しろよって言われても仕方ないと思うよ。

かと言って、これ以上警察にビークルを渡した場合、現在良好な快盗との関係にもヒビが入りかねないよね。警察にビークルを配備したのがノエルの本心だとしたらそれがバレても同様のリスクがあると思う。

ノエルがわざわざ選んだ立ち位置はそもそもどちらからも不満が出ない状態でバランスを取るのは難しい、そういう意味でも棘の道なんだよね。

 

自分で開発したビークルを自分で使わない理由は不明だけど個人的にはこの状態で自分だけ装備使う気にはなれないし、せめて彼等の盾になるしかないと思ったとしても不思議はないかな。まあVSチェンジャーないから使おうと思っても使えないけど、それは彼が手元に残さず警察に渡した可能性もあるということでもあるし。

33話で火雷ビークルを使って戦うパトカイザーに「その調子だ」って言ったのもずっと引っかかってる。コーチ目線のような、まさかそのうち火雷ビークルをパトレンに託そうなんて考えているんじゃなかろかみたいな。

でも欲張りノエルさんがどういう発想するかなんてわからないし、感情抜きで戦力だけで考えたらそれは正しいの?って見方もある。

 

ただ、傷だらけの顔で笑うパトレン組とノエル見てると快盗達との絆を深めた25話を思い出して、それと対になるのはやっぱり32話じゃなく次回なのかなって。

そこにつかさの「なぜ自分で使わないのか」という疑問の答えとそんなノエルが装備を使ってスーパールパンエックスになるまでの物語が絡むのかなと思ってた。けど、あの盛り沢山な内容でどこまで踏み込むのか心配。本当に心配。

今は、隠し事は多いけど圭一郎達のことも盾になって守りたいように見えるノエルと、自分以外の人にも生きて帰ってほしいつかさ、そして欲しいのは危険から一方的に守ってくれる保護者じゃなくて信頼して共に戦える仲間みたいに見えるパトレン達の気持ちがひとつになりますように、と改めて祈ってる。

 

彼の野望  彼の覚悟

隠してく Silver  Cloak

 

エックスの挿入歌「M・A・X Power」の一節だけど、ノエルさんはどこまで覚悟して今の立ち位置を選んだんだろう。

両陣営どちらからも警戒され

どちらかを満たせばもう片方が不満になりやすく

心が通じ合えば合ったできっと秘密が辛くなり

正体ばれたら警察の警戒は逆戻り

コグレの狙い次第では快盗との板挟み

上手く機能したらしたで敵が本腰入れてきたら真っ先に標的になりかねない

これ全部覚悟して海を超えてきたんだろうか。 

 

ルパパト37話感想: 帰る場所のある人ない人捨てた人出来てしまっていた人

今回の東映公式予告「なぜか一人だけ強制帰宅攻撃が効かない魁利」

 サブタイトル「君が帰る場所」

 脚本:香村純子/監督:中澤祥次郎

もうこれだけで、うわ来たあって感じで心して見よと覚悟を促してきてる。

「いつも助けられて」「もう一度会うために」「警察官の仕事」「生きて帰る約束」とか、静かで含みのある良いサブタイトル多いな。

 

ドガーの特殊能力の強制帰宅ビームは今回はギャグテイストの使い方だけど、戦う相手だけでなくそこにいるべき人間を排除出来ると考えれば

 

銀行員に撃てば無人の銀行から大金強奪

道路でバスの運転手に撃てば暴走で大事故

幼稚園の遠足を引率する先生に撃てば子供たち置き去り

刑務所で囚人達に撃てば脱獄

手術中のスタッフに撃てば患者死亡

SPに撃てば要人暗殺

 

って使い方によっては凄く恐ろしいよね。

主犯にはならなくても他のギャングラーと組めば重宝される能力だったのかも。

 

つかさはふわぱんを初美花から受け取った時はコレジャナイと落胆してたのに、今では「押し潰してごめん」と慌てて謝るくらいにはちゃんと可愛がってるんだね。何気にポイント高かった。

 

魁利達はこれしかないから快盗やっていて、ジュレもそのための住まいだから必要なら引き払える。

でも自分や身内のためでなく皆の平和を守るという「仕事」のためにあっさり同じことができるのが圭一郎。但し融通の利く国際警察の寮だからと説明して、同じことをしない緑桃のフォローも忘れないのが香村さんらしい。

圭一郎は自分には自宅引き払いを平然と課すのに緑桃にはそれを強いない。寮か否かの違いもあるけど、圭一郎にとっては一般市民だろうと警察の同僚だろうとその生活は大事だから。だからこそ、その生活を脅かすものには激しい怒りを燃やして牙を向く。但し自分の生活は対象外みたいで。

 

 ジュレは快盗達にとっては世間を欺く隠れ蓑だけど、ルパン家という金に糸目をつけない後ろ盾付きの副業故に、本質は今も勉強と挑戦を続ける料理人の透真にとっては、採算度外視でジビエにも挑戦出来るなど実はなかなか好条件な自己実現の場なんだよね。快盗仲間はスタッフでもあり彼等とも絆を深め、いつしか後は彩さえ戻ってくれば完璧な彼の城になってしまっていたことを、今回突きつけられてたのかな。

初美花は危険と隣合わせで金銭感覚の狂った非現実的な世界にあっても地に足をつけたまま、近所のパン屋の斉藤さんとも交流したり夜逃げに持ち出す荷物もいっぱい増えたりと、偽りを土台にしたはずの環境にいつの間にかどんどん新しい生活を積み重ねてそこに馴染んでしまって、それを突きつけられても気付かないほど当たり前になってしまっていたのかな。

 

圭一郎つかさに加え、透真にノエルもと、魁利を中心に警察と快盗が本格的に線で繋がり始める予感を見せてワクワクする中、敢えてその魁利見守り会から咲也と初美花を外してるのは気になる。初美花にはいろんな物を積み上げてしまった今の生活や人間関係と、親友を取り戻したい願いとの狭間でもっと揺れて欲しいし、揺らす役目を咲也が担って欲しい。個人的には34話で初めて言葉として出た初美花の夢に、彼女のお洒落好きをチェック済みの咲也が踏み込む話が来て欲しいけど、それに割く話数があるのかちょっと心配。

 

初美花の嘘から透真の苛立ち紛れの捨て台詞と繋がって圭一郎のスイッチが入り、夜中に押しかけられた挙げ句、人生で一番思い出したくない瞬間と同じことを繰り返してしまった魁利。

警察チームの盾になってダメージを受け続けた圭一郎を見てVSXで警察と合体することを決めたのは、言葉での説明が最小限なんで勝手に妄想すると、いつの間にか兄と重ねてしまった圭一郎を兄を失う直前と同じように突き飛ばしてしまい、兄と同じように失うかもしれないって恐怖まで生まれてしまって、ダメージでふらつく圭一郎をただ見ているのが辛くなり、でも倒すだけならルパンカイザーとエンペラーだけで 良いものを自分から拒絶したくせに同じ空間で戦いたくてVSXにしたってことで良いのかな?屈折しまくる魁利の平常ではない心理をVSXのオーバーキルで表現したのかなって気もする。

 

 でもちょっと待て魁利、冷静に考えろ。

君の兄貴は気にかけている未成年が心配だからと言って、夜中にそいつが住み込みで働いてる店にテント持参で押しかけてそのフロアを実力行使でキャンプ地とし「問題ない」と言い放つような奴なのか?と問いただしたい。

 

 ノエルは今回も一人だけ攻撃を免れたことで、巷では部屋を見て見たかったと残念がる声や、フランスまで飛ばされたのかもとかいろいろ考えてる人が多くて楽しかった。香村さんは残酷でエグい攻撃から思わず怪人を応援したくなる楽しい攻撃まで引き出しの広さも深さも凄いなと改めて。

 

 次回予告。もう見るからにこれは中澤監督以外まとめるの無理だろって感じの盛り沢山ぶり。次回はいろんな意味で正念場になるはずなので、中澤監督が戻ってきて助かった!担当してくれて本当に良かった!と思ったけれど、それでもまとめきれるのか心配なくらい。また祈りモード。たぶん超えなきゃならないハードルはこれまでで一番高いはず。