キウイXのつぶやき

今はスーパー戦隊関連、特にルパパト関連の呟きその他をまとめたり考察したりしてます。ルパパトのノエルのスピンオフについて二言目にはしつこく要望してます。

仮面ライダーゼロワン21話感想: 杉原監督お帰りなさい

21話にしてやっとパイロットの杉原監督再登板。

間隔空きすぎてびっくりするけど、そう言えば、ウィザードの時に中澤監督は29話の後に映画に行って、戻ってきたのは50話だったか。

パイロット監督なのに映画担当すると20話前後も本編に関われないんだ。

 

お仕事勝負の三番目は法廷対決。

ザイアスペック装着者の検事vsヒューマギアの弁護士ビンゴ。

有罪ならザイアの勝ち、無罪なら飛電の勝ち。

イズが言うようにスタートラインが不公平過ぎるし、或人が言うように人の人生を勝負にかけて良いのかって倫理もあるのに、またしても天津の掌でコロコロされて言われるままの条件で勝負を飲む或人。

飛電役員の皆さんは、そろそろもう一度社長解任動議を検討した方が良いかもと思った。というか、誰か本気で或人をサポートしようよ。副社長さんとか。

本当に、人間の社員が見えない。

正直ここまで、勝負自体に殆ど役に立たず、むしろザイア側が有利になるように脚本に動かされてるようにしか見えないので、或人のギャグ+顔芸にもイラッとしてきてしまう状況を何とかしてほしい(汗)。

 

事件はインターネットを使った結婚詐欺。

被害者役の元イエローバスター小宮さん、めっちゃ可愛い。お人形さんみたい。ゴーバスの時も可愛かったけど、綺麗になったなあ。

被告の無実を主張するビンゴはホウオウソルジャー。声と滑舌良いから頼りがいがありそう。

特撮色満載の法廷。

 

ビンゴは、被告が結婚資金300万円を振り込むよう被害者にメールを送った時間にお笑いライブを見ていたからメール送信は誰かのなりすましだ、とアリバイ主張。

その証拠映像が姿こそ見せないけど、腹筋崩壊太郎の別個体の視覚データというのが細かい。第1話、杉原監督繋がりでもあるのか。

しかも被告がgetして証拠提出されたその腹筋、プレバンで発売(汗)。最初見た時、顔にファンデーション塗るスポンジかと思った(笑)。硬さと重さは全然違うんだろうけど。

 

裁判を有利に進めて戻ってきた弁護士事務所の地下駐車場で、ビンゴを狙ってレイダーが襲ってくる。応戦するシャイニングアサルトホッパーに善戦してるけど、ちょっと強すぎない?

そうか、もう次のパワーアップの時期なのかと寂しくなる。

シャイニングもアサルトも初登場の流れが好きだし思い入れあるから残念。

 

そこに不破さんのアサルトウルフ参戦。太陽の光背負ってガッと踏みしめて跳んだ時にコンクリートにヒビが入るのが荒々しくて力強く、敵の懐にスライディングで間合い詰めるのとかめっちゃ格好良かった。

アクションにちょっとルパパト入ってるような気がする。杉原監督だから?少なくとも宮崎監督ではないと思った。

でも確か不破さんて、前回フードの人を追いかけて暗闇に消えた後、凄い音とその後に倒れるような音がして、どうなったのか凄く不穏な感じだったのに、今回は何事もなかったように登場してきて、びっくり。

もしかして、不破さん、追いかけてた時の記憶がなくなってたりするのかな?

前回と全く繫がってないのが、狙った脚本演出だとすると怖い。

 

逃げたレイダーがザイアスペックを落としていった。セキュリティロックがかかっているから持ち主は調べられないというイズに「こじ開けりゃいい」の不破さん(笑)。

これまでの経験から、「セキュリティとは力づくでこじ開けるもの」という認識がすっかり染みついてる(汗)。

 

不破さんの仲立ちで或人と滅が再会。滅から、人間が彼らに悪意をラーニングさせたこと、ヒューマギアは人間の悪意に触れてマギア化してしまうことを聞いてショック。

やっとここの知識は入った。だけどそれがアークによるものとは知らない。そもそも「アーク」という言葉は何度か滅亡迅雷から聞いていても、それが何を指すのかまではまだ知らなくて、真実にはまだまだ遠い。

 

落ち込む或人に不破さんはお汁粉缶を投げて、

「ヒューマギアは俺を殺そうとして、俺の命を救ったから、有罪無罪は半々、教育が大事」

と励ます。

良いシーンなんだけど、その襲われた記憶は本物?襲われた後どうやって生き延びたの?

不破さんにはちょこちょこ不穏な描写があるから、だんだん何をどこまで信じて良いかわからなくなりそう。

お汁粉にはほっこりしたけど(笑)。もしかして不破さん、感覚は実は昭和の頑固親父で、だから親父ギャグみたいな或人のギャグがツボなの?

 

警察で調べた結果、ザイアスペックは市森刑事のものと判明。

でも調べた刑事が、今回の裁判の被告を逮捕した人でもあって、単なるモブとも思えずなんか胡散臭そう。

 

で、せっかく警察が調査してくれたのに、なんで警察なり不破さんなり連れて行くこともせずに飛電と弁護士だけで敵地に乗り込むかな(呆れ)?

これまでのやり取りで或人じゃ天津側にロクに反論すら出来ずに言われっ放し、有利なカードが手元にあっても活かすことも出来ないのがわかるからホントもどかしい。

そもそもレイダーになって襲うのが違反だと主張するなら前回の住宅販売の時にしておこうよ。凄くちぐはぐ。

その場では言われっ放しで、後になって

「もっとああ言えばよかった、こう言えばよかった」

ってジタバタ後悔するタイプなのかな?そうは見えないと思うけど?

 

市森検事は案の定否定。

被告がアリバイ証拠映像付きで濡れ衣を着せられたと主張しても頑として認めようとしないけど、自分が疑いをかけられたらソッコーで濡れ衣を主張する。

「それは盗まれたもの」

って被告から言われてもあなた信じないくせに。

そして裁判でのビンゴの判断と主張は認めないけど、自分の無罪の根拠にはビンゴの判断をすかさず上乗せする。これもダブルスタンダード

天津は名誉毀損だとカサにかかって責めて、すっかり形勢逆転。

ザイアスペックの持ち主が検事だと警察から情報を得て疑いを向けるのは、信じるに足る相当の理由と公益性という観点から名誉毀損には当たらないと思うけど、

 

・或人への暴行

・滅亡迅雷由来のゼツメライザーの所持

・それを使ったヒューマギアのハッキング

 

これらはあの世界で間違いなく犯罪なのに野放し。

警察なりエイムズなり連れていかないから、結局こうなる。

 

ただ、ビンゴもあの程度でモジュールが赤くなりかけるようじゃ、ちょっと煽り耐性弱すぎる。確かにあれじゃ怖くて使えないよ。或人の「違う、ヒューマギアは悪くない」が虚しい。

 

そんでバックアップがあるなら天津にやられるのを邪魔する前に自分の手で壊そうよ。

滅亡迅雷にハッキングされたヒューマギアのことは、復元出来なくてもその都度辛い決断して

「お前を止められるのはただ1人、俺だ!」

って断腸の思いで破壊してたのに、天津が出て来てからは、復元出来たりバックアップがあるのに破壊出来ず、逆に天津を止めようとするだけでグダグダ。

こんな形でサウザーに倒させて販促期間を乗り切ろうとするの、或人の株が下がるばかりで辛いなあ。

 

で、或人はあんなに天津に対して怒るのなら、天津がゼツメライザーを取り出してビンゴをハッキングした時のイズの視覚データを、不破さんに渡して逮捕して貰えばいいんだよ。

力ずくで抵抗されて逃げられたとしても社会的に抹殺出来るから。少なくともザイアは大打撃を受けて、お仕事勝負なんかしなくてもTOBはなくなって一石二鳥。会社を守る社長ならそれくらい考えようよ。

お仕事勝負が始まってから、或人の言われっ放しやられっ放しっぷりがキツくてストレスたまる。

早く不破さんパートが本格始動して欲しい。迅くんも早く戻ってきて。

 

ところで謎のフードの人に狙いがあるとすれば、どちらかというとザイアを窮地に陥れたいんじゃないかなと思うけど、せっかくザイアスペック装着者にレイドライザー渡してハッキングしたのに

天津の前でレイダー化させても

敵対する飛電社長の或人の前でレイダー化させても

エイムズの隊長の前でレイダー化させても

全然ザイアへのダメージに繫がらないから、今度はレイダーが(多分ワザと)落としたザイアスペックを証拠押収させて、警察に持ち主を特定させたのに、それでも相変わらずザイアは無傷のままで、どいつもこいつも使えねえいったいどうなってんだと首傾げてたりしてね(苦笑)。

 

あと、今回のレイダーの正体が検事じゃないなら、一番怪しいのは被告を逮捕してザイアスペックを検事のものと告げたあの刑事だと思うけど、もしそうなら彼もザイアスペックを使ってることになる。

だとすると、今回不破さんと或人が訪れた警察という職場では、ザイアスペックで刑事個人の能力を高め、オペレーター等、ある程度以上のスキルを揃えた数が必要な職場にはヒューマギアを配備しているってこと?

それってザイアスペックとヒューマギアは競合するものではなく棲み分け共存が可能だという意見を、理想的な形で既に実現してることになる気がするよ。