キウイXのつぶやき

今はスーパー戦隊関連、特にルパパト関連の呟きその他をまとめたり考察したりしてます。ルパパトのノエルのスピンオフについて二言目にはしつこく要望してます。

スーパー戦隊最強バトル1話感想&ちょこっとボウケンジャー

ルパパト以外の番組の記事を書くのが初めてで戸惑ってる。つくづくこの半年以上ルパパトにどっぷりだったんだなあと改めて。

こちらはそこまでどっぷり考察という感じでもないから、ちょこちょことメンバーが参加している戦隊の思い出を辿ったりしながらの形になるのかな?

 

荒川さんらしい、賑やかで掴みやすい導入で面白かったし、ワクワクしたのも確か。ジュウオウ好きだしキュウレンVSジュウオウがなかったのは淋しかったから、大和君が思い切りメインなのも嬉しい。

でも、「どんな願いも叶う」っていうどこかで聞いたようなフレーズには、先週の今週で少し胸が痛む。

ノエルさんこっちに参戦した方が早くない?いやでもこっちも罠みたい。

どっちにしろ取り巻く世界はそんなに優しくないんだな。やっぱりノエルの願いの決着は(例え叶わなくとも)正式な続編で頼む。

 ・・・・・・やっぱりまだかなり引きずっている(笑)。

 

以前から魁利兄って大和に弟がいたらあんな感じなのかな?誰にでも優しく正しいけど弟とか恋人とか大事な人とのレジャーやデートの途中で出会った困ってる人を見過ごせなくてそっち優先しちゃう奴だよな~と思ってたから、魁利が兄に似てると慕った圭一郞を見て大和が「気が合いそう」って言ってたのに超納得した。

ネットでは「一回座って」の大和くんに警戒の解き方や目線、距離の取り方など野生動物を手名付ける時の心得と手順を見出して細かく

解説する方々もいて楽しかった。

猛獣使いの大和くんはクセモノの多いスーパー戦隊のお祭り企画にはまとめ役として本当に便利で得がたい個性で、おいしいポジションが取れるなと改めて。

 

今回圭一郞が接触したのは恐らく生真面目チームと大和だけで、たぶん素晴らしく居心地が良く有意義な体験だったろう。けど

スーパー戦隊の先輩達は素晴らしい人格者ばかりだ」

という間違った認識を持ったまま帰ってしまったのではと思うとこれからの彼のレジェンド人生がちょっと心配(汗)

 

レジェンドゲストはゴーオンレッドの走輔とボウケンシルバーの高丘映士。

ゴーオンジャーは私がリアタイで初めて初回から見た戦隊で1年間楽しかった。あそこから私のニチアサ人生が始まったようなもので思い入れある。

 

ボウケンジャーは当時サブPだった宇都宮Pの原点感あって、こちらも思い入れある。

正義を標榜しないアウトローの宝探し戦隊

1話ごとの振り幅の大きさや温度差

映士のコートのヒラリズム

途中でトラブルが起こった時に走りながら対応していく感じ(メインライター離脱)

等など。

 

高丘映士は13年ぶりの復活。ゴーカイジャーの時に出て欲しかったけど、出合さんは確か47RONINの撮影で日本にいなかったと思った。同じシルバーで名前が「がい」という因縁の敵と同じ名を持つ後輩の追加戦士と絡んで欲しかったんだけどね。

出合さんの他の役の時と違い、ちゃんと映士の声なのが嬉しかった。まさかあんな間抜けな理由で敗退とは思わなかったけど(笑)。

 今回はあんなギャグキャラやってたけど、本編では登場時黒コートに錫杖姿で人間と妖怪のハーフでめっちゃ重いものを背負ったシリアス全開キャラだった。

黒コートは彼が「眩き冒険者」となり、闇から光の世界に移行した時に脱ぎ捨てたんだけど、「脱がないで!」と思うほど格好良かった。

私は追加戦士にしては背負ってるもの大きすぎじゃないかな?と思いながらハマったけど

まさかそれより更に物語の根幹背負って最終回まで少なくとも背負ったものの半分も下ろせずに走り抜けてしまう追加戦士が出てくるともそいつにハマるとも思ってなかった。

あんたの事だよ高尾ノエル・・・・・・いかんいかん。

 

 ボウケンジャーマジレンジャーに続いてDVDで見たけど

「兄ちゃん姉ちゃん力合わせて頑張ろうぜ」

なアットホーム全開で最終回では両親+5人兄弟+娘婿の全員集合名乗り

からの

「俺の部下になるかマグマに焼かれるか選べ!」

への作風の激変ぶりはリアルタイムで味わいたかった気もする。

 前の1年で家族愛をたっぷり描いた後に、冒険とは(安全な)家を出てするものと言わんばかりに、両親のいないメンバーや自分の意思で家を出たメンバーで構成された戦隊を持って来るのがこのシリーズの幅だなあと思う。

 

ボウケンシルバー加入4部作は追加戦士当初加入編としては別格で好き。

映士の心境とチーフ達との関係の変化が各回ラストの映士の去り方に表れてるのも良い。

 

17話→ボウケンジャーなど自分とは全く相容れない奴らと歯牙にもかけず去る後ろ姿

18話→使命を負う自分と違って好きな事に命をかけるボウケンジャーが羨ましいけど振り切って去る後ろ姿

19話→チーフに一緒に冒険しようと言われ嬉しいけど自分には許されないと半泣きで走り去る後ろ姿

20話→ボウケンジャーに加入し仲間に囲まれてこちらに歩いてくる姿を正面から

 

って感じだったなあ。

映士の母親、アシュのケイ役はメガピンクの東山麻美さん。「母親役です」と聞かされて「そろそろそういう役も良いかな」と思ったそうで、でも話が進むうちに「実は妖怪です」「白髪です」と言われ、「息子です」って紹介されたのが出合さんだったっていうエピソードが大好き。たぶん可愛らしい子役との親子演技を思い浮かべられていたであろう所に現れた、メンバー最年長、筋骨隆々、茶髪ロン毛鋭い目つきのヤンキー仕様な、「息子」を見た時の心境はいかばかりだったろうなあと(笑)