キウイXのつぶやき

今はスーパー戦隊関連、特にルパパト関連の呟きその他をまとめたり考察したりしてます。ルパパトのノエルのスピンオフについて二言目にはしつこく要望してます。

ルパパト36話感想: 軽めにちょこちょこと

今回は軽めに。

「ラッキーペンダントの前例があるんだから国際警察の咲也が怪しげな物を疑わずに受け取るのはおかしい」という意見を幾つか見かけたけれど、怪人の攻撃によって咲也はうっかりミスをしやすくなってる。「うっかりミス」はテストや書類作成では働くべき注意力や冷静な判断力が欠けた時にこそ起こりやすいのでむしろ怪人攻撃の効果の表れ方としては正しいのではと思ったり。

ただし咲也は

三週間で師範代→「飲み込みが早いみたい」

といった感じでかなりのことでも基本的に善意に受け取る人なので、攻撃がなかったら怪しんだのかと言われるとあまり自信がない。

 

咲也回はサブライターさんの回で怪人に操られたり騙されたりが多くて、「またか」っと思っちゃう人がいるのもわかるけど、今回は皆がそれぞれの役割を果たし力を合わせているのがこれまでの違いかなと思う。

つかさが爆弾のありかを聞き出し、ノエルとジムが解除方法を突き止め、圭一郎が背中を推して咲也が狙撃、ルパン3人がトドメとルパパト全員見事な役割分担。ジュウオウのスイッチ捜す回を思い出した。

特にパトレンは販促の都合でパワーアップがない分、いかに見せ場を作るか知恵を絞って考えてる感じする。むしろパワーアップが普通にある例年より見せ方が凝ってるんじゃないかと思う時もあるよ。

金子さんはこれまでは全員参加のギャグ回や本筋にそった周辺回、総集編を担当というイメージ。性転換回は咲也回になるんだろうけどあれはパトレン全員回っての印象の方が強かった。

でも今回はパトレン3人全員に見せ場あったけど、個人的にはようやく初めての本格的な個人エピソード回かなって感じがしてる。咲也がちょこちょこ嘘ついたのは少し違和感あって気になったけど、全体的には楽しめた。

 

つかさの見せ方も格好良かったな。彼女は快盗の何気ない一言をヒントに打開策を見つけてたった独りで完遂するとか、本当に優秀な人だと思う。快盗にも頼るのではなく利用する形で。

だけど、そんな彼女のアンテナに引っかかるのが

 センスの微妙なぬいぐるみ

ブレーキの効かない同僚

ブレーキの壊れた快盗

自主してきたはぐれギャングラー

  ってのがなんか、人に頼らず生きていけるしっかり者の女性が時々辿っていそうな道の途中にいる気もしたりして。

 

警察がやられてる時に手を貸すのがすっかり自然になった快盗達。ロボ戦なんて初めて快盗警察のロボ2体が並び立ったけど、実にスムーズな連携プレーでルパンマグナムスペリオールが怪人の金庫を開けてパトカイザーが爆弾を入れた。警察も建前は大っぴらに非合法な快盗と付き合うのはNGと言いつつロボ戦で大勢の前で思い切りやっちゃってますが。まあそれ言ったらグットクルカイザーの時点でそうなんだけど。

あと魁利はたぶん、つかさの「生きて帰る約束」のこと今でめしっかり覚えていて、これからもこうやってさりげなく庇っていくのかもね。

 

今回のノエルさんはとっても国際警察の一員だった。これまでより関係が良好に見えるのは快盗よりな話が多かったのでバランスをとったのか、それとも香村さん的にはまだノエルと圭一郎達の距離は縮めてないつもりなのが金子さんとの間で少しズレたのか。

ジムと一緒に設計図とにらめっこで、やっぱりエンジニアが本職な感じで似合うし解除に成功して喜び合うのは微笑ましかった。

 

ただ、販促の話をさせてもらうと、エンペラーって、アマゾン直営が9月上旬に品切れになったのを皮切りにいろんな所で売り切れてたんだよね。9月下旬には定価販売で常に品揃えが豊富な東京宝島でさえなくなってしまっていて驚いた。

それがやっと10月第1週の土曜に一斉に再入荷したのに、肝心の本編ではマグナム販促に移ってしまって2週続けて出番なしってチグハグだなと思うよ。

思えばエンペラー、アマゾンに関しては発売から9月末まで直営は品切れの期間の方が長かったし、これだけ販売不振が言われてる一方で、せっかく人気だったのに機会損失が勿体なかったな。