キウイXのつぶやき

今はスーパー戦隊関連、特にルパパト関連の呟きその他をまとめたり考察したりしてます。ルパパトのノエルのスピンオフについて二言目にはしつこく要望してます。

ルパパト23話感想: ノエルのこと(3)

今週もツイッターで呟いたこと等からノエル中心に。

 

と、言いつつまず印象に残ったのが、「もちろん1人じゃ行かせない。僕も助手として~」ってノエルが言った時の透真の戸惑ったようなちょっと気弱な表情。リーダーは魁利に譲れど常に未成年2人の保護者ポジションとして纏っていた鎧が、初めて年上のノエルから気遣われて一瞬はずれたようにも見えて。すぐ元に戻ったけど。

 これまでジュレの3人をサポートしてくれるのはビジネスライクな態度を崩さず3人の命よりビークルの方が大事そうなコグレだけで、温かく見守り時には励まし時には和菓子を差し入れてくれるような人はなく、不安も焦りも迷いも3人の閉じた世界で煮詰めるしかなかったから、ノエルが要所要所で保護者目線混じりにサポートしようとする気配が頼もしく思えるんだよね。

 

警察3人も、ジュレ組を守るべき市民として気にかけて、徐々に距離を縮めてきてるけど彼らの正体や事情は知らないままだから、出来上がる関係性には嘘設定と真情が絡み合って、ジュレ組には諸刃の剣になるリスクもある。だから事情は分かった上で保護しようとしている感じのするノエルは貴重。

でも一方でジュレ組に負けずいろんなものを抱えていそうに見えるノエルにはそういう存在はいない。どっちの陣営からも理解されないこと承知で孤独に何かをやろうとし、同時に内心では6人を守ろうとしているような気もする。

 

そんな状況なので、気ままなグッテイが彼にだけは懐ききってべったりなのは救い。ノエルというキャラを信じるよすがにできるのも気に入ってる。

ベタな話すると販促的にも、今期は玩具の売り方に問題がありグッテイを欲しいと思って貰えないと売上が伸びない仕組みで、実のところ苦戦しているとのことなので、子供に人気のありそうなノエルと相棒感があるのは良いのかもと思ったり。

 

今回、圭一郞達には本職の料理人=一般人の透真を危険なおとりに使うという選択肢はなく、知ったら反対するだろうし、しなくても透真が動き辛くなるから秘密裏に進めたんだろうけど、ノエルには快盗とは共闘できない今の国際警察の限界をあえて突きつけていきたい思いもあって煽るような言い方したのかもと思ったりする。

 それとも国際警察の一員である自分がとっとと快盗と協力して解決した実績を積み上げてしまうとか?

少なくとも、金金庫を見た時の反応からすると、警察快盗とも今のままのと戦力では厳しいと思ってはいそう。

ライモンを見た時の「まずい・・・・・」もなんとなくどちらかというと自分より透真を心配した?と見えてしまったな。

 

ただ、ルパン家に対しても同様につきつけたいのかもだけど、立場的にこっちはより厄介そうで。

自由にやりたい放題に見えるからうっかり忘れそうになるけど、彼は使用人なので、当主がもし出てきてノエルのやりたいことを禁じたら、板挟みで難しい立場におかれそうでそこが心配。どうもノエルが最前線で体を張るようになってから、コグレや塞ぎ込んでいたという現当主への不信感は募ってきているみたい。どんな当主なんだろ?

 

「今は、快盗だったり、警察だったりするけど、コレクションを扱うプロだ」の言い方は、

真情がこもった感じで良かった。その後、床に立て膝ついて修理している姿がワイルドかつ知的で格好良く、本質はコレクション改造するエンジニア、職人なんだとビジュアル的にも納得。

 

先週は咲也とは「顔と動きがうるさいコンビ」結成して顔芸コント、今週は透真と「クールで熱いプロフェッショナルコンビ」組んで職人魂を格好良くぶつけあい、とノエルはキャラも役者さんも幅が広そうで狡すぎ楽しみ。

いろいろハイスペックなのは宇都宮Pから「追加戦士は快盗でもあり警察でもある」とか無茶振りされた香村さんが頑張りすぎていろいろ心血注ぎ込みすぎちゃったんでは?とわりと真面目に思う。

 

あと気になるのは、デストラとの因縁かな。彼が追い続けていたコレクションの謎の根源に現在いるのは、ノエル。

「この男、やる!」と戦隊メンバーに対して初めて一目置いていたし、遡ればルパン家を襲撃した中にデストラもいた。もしかしたら親しい人が犠牲になった可能性もある。

まだ1度も対峙したことないけど、ノエルがデストラの因縁の相手になるのかな?